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最終章 永遠の愛の誓い編

オンブラ・ウォーモのスタンド名はダーク・エネルギー

闇を操って、人の精気を吸い取り能力を増幅させるスタンド

弱点は所有者が死ぬこと。

「セックス・ピストルズ!」

「パープルヘイズ!」

ミスタとフーゴは前に出ては攻撃をする

『no.6!no7!あそこを狙うんだ〜!』

『イィィハァァ!!』

no.6とno7は銃弾を敵に向けて蹴り飛ばすだが、オンブラのスタンドダーク・エネルギーには全く効かなかった

茜李を狙う魔の手

茜李はギリギリなんとか、かわしていく

「茜李!後ろ!」

ジョルノとミスタ、フーゴは急いでスタンドを出すが間に合わない

「スパイス・ガール!!」

ぐにゃっとダーク・エネルギーの手が柔らかくなり曲がりくねる

「茜李!大丈夫!?」

「トリッシュ!大丈夫よ!ありがとう!」

「いいわよ!で、あの巨大な敵はなに?」

「あれはオンブラという人のスタンド…ダーク・エネルギー…絶対にあの手に触れちゃダメよ」

遠慮なしに襲ってくる手に周りは茜李を庇いながら避け攻撃をする

「くそっ!あいつ全然攻撃が効かない!!」

「何かで防御されているみたいだ!」

防御…茜李は相手のスタンドをよく見てみると薄っすらだが黒い膜が貼られていた

「膜が貼られているわ!あの膜を壊せば!!」

茜李の言葉を聞いては皆、ダーク・エネルギーの膜を壊すことを優先とした

だが、なかなか壊れない膜に対し皆んなの体力が削られるばかり…

すると敵は狙いを茜李から変えてはトリッシュへと狙った

「トリッシュ!!」

ミスタはトリッシュを庇っては敵に捕まった

「ミスタ!!スパイス・ガール!!」

ミスタを捕まえる手を柔らかくしたその隙に反対の手でトリッシュは捕らえられる

「しまった…!!」

「ゴールデン・タイムラバー!!」

ジョーイは徐々に取り戻していた体力を使って、トリッシュを掴む手を攻撃しトリッシュから離れさせた


「トリッシュ!」

茜李はトリッシュの元へ行けば、半分以上精気を吸い取られており顔が青ざめていた

「だい…じょうぶ…あたしは…」

微かだがトリッシュから声が聞こえる

とても小さく喋るので話すのですらしんどそうだった

茜李は巨大の敵を見上げては、覚悟を決めたのかその場から立ち上がる

「茜李…?」

ジョルノが呼びかけると茜李はゆっくりと振り向いてはニコッと笑ってはその場から走っていく

「茜李!!何を…!!」

「ッ…」

ごめんなさい…

もしこの場で皆が死んで私が助かるくらいなら私は自分が死ぬ方法を選ぶ

この力をあいつの中で開放する!!

「サンシャイン!!最後の戦いよ!!!」

『ハイ…!!』

茜李は敵に駆け寄り触れれば体ごと奴の中へと入っていった

体ごと入ればそこには闇に満ちた兄の姿ではなくオンブラの元々の姿が現れていた

『わざわざ死にきたのか?』

「違うわ…私だけじゃなく貴方も一緒に私と死ぬのよ」

茜李の希望を捨てない瞳にオンブラはとても不快そうな顔をしていた

一方、外ではフーゴは悲しみのあまり膝をついていた

「僕はただあの子を守りたかっただけなのに…」

「嘘だろ…茜李さん…母さん…なんで…」

涙を流すジョーイ

すると後ろで何か物音がした

2人は振り向けば、そこには…

「ジョジョ…!?」

「ジョルノさん…?」

そこには髪を靡かせたジョルノとレクイエム化したG・Eがいた

「茜李の命を無駄にはしない…」

レクイエムは地面の破片を指で弾けば色んな生命が生み出されダーク・エネルギーは捕らえられる

『なに!?僕のダーク・エネルギーが…!?』

オンブラがダーク・エネルギーを操ろうとすると茜李はオンブラを力強く捕まえる

「そうはさせないわ!!」

オンブラは茜李の強い意志を見てはアリスと重なる

『やめろ…そんな目で…僕を見るな…!』

「捕まえたわ…!!!オンブラ…!!!」

『やめろぉぉぉ!!!!!』

ジョルノはオンブラから放たれる一筋の光に目掛けてレクイエムは拳で打ち砕く


ジョルノの攻撃によってダーク・エネルギーとオンブラ

そして周りは大きな光に包まれた

大きな光で包まれたジョルノとその中には切なそうに笑う茜李の姿

「茜李…」

「ジョルノ…」

「さぁ、戻ろう…」

ジョルノが手を差し伸べると茜李は首を横に降る

「私はこの闇に包まれた魂を連れて行かなければならない…」

茜李の手の平には闇に包まれたオンブラの魂

「それに…私の命はあの時に終わってしまった…ごめんね…」

「茜李!」

ジョルノが手を伸ばすが茜李は優しく微笑んではその場から離れて行った

光が消え失せれば、精気を吸い取られた人達は目覚め始めミスタとトリッシュは起き上がる

「おい、フーゴ…ジョルノと茜李ちゃんは?」

「ジョジョは…茜李さんは…」

フーゴが指を指すとそこには静かに眠る茜李を抱えてゆっくりと歩き静かに涙を流すジョルノの姿がいた
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