最終章 永遠の愛の誓い編
時は遡り25年前…
「貴方をここで葬ります」
「やってみろ」
黒いマントを見に纏い不敵に笑う男の名はオンブラ
そしてそれを仕留めるかのように相手を睨みつける女の名はアリス
2人は数々の死闘を繰り広げたが、ここでやっと終焉となる
「貴方を地獄に落とします!!」
オンブラの周りが光ればオンブラは不敵な笑みをしながらアリスに語る
「僕はいつか生まれ変わって貴様を殺してやる…僕の愛しのアリス
可愛く、愚かな女」
そう言い残しオンブラは魂のかけらすら無くなりこの世を去った
「やっと勝ったわ…でも…」
アリスの腕からは大量の血が流れていた
「少し怪我をしすぎましたわね…」
アリスは貧血でその場で倒れてしまった
そしてある青年がアリスを抱えて病院へと向かった
「ここは…」
アリスが目を覚めるとそこは見慣れない天井に見知らぬ青年がいた
「やっと起きた?」
「あ、貴方は!?」
ニコニコと笑う青年にアリスは警戒をした
「僕の名前は鈴原太陽。22歳。君が血だらけで倒れてたからとりあえず病院に運んだよ
先生曰く傷は出血のあまり対したことないらしい」
「貴方は私の命の恩人ですのね…無礼を失礼しました
私のアリス・フェルト、貴方と同じく22歳です」
「君、日本語も話せるのかい?」
「えぇ、あと貴方と同じくスタンド使いです」
アリスはニコッと笑えば太陽は心臓を鳴らした
「あの!アリスさん!」
「はい?」
「君はいつまで日本にいるのですか!?」
「いつまで…考えたことなかったわ…私、家族もいなくてずっと旅をしていたのですもの…」
「なら!僕と一緒に暮らしませんか!?僕、貴方に一目惚れしたみたいなんです!!
友達からでもいいから仲良くなりませんか!?」
突然の告白にアリスは驚いた
初対面の女性にいきなり一緒に暮らそうと提案をするこの人は何なのかと少し警戒したが
なぜか不思議と彼は嫌じゃないと思う自分もいた
純粋で真剣な眼差し、直感だが自分はこの人と共に過ごすのだろうと感じ取っていた
いくつもの日々を乗り越え2人の想いは強まるばかり…
月の光が差す部屋で2人は寄り添っていた
「私のスタンドは狙われています…だから、私と一緒にいると貴方は…」
「…大丈夫。僕はそんなに弱くはないよ。
そんなの関係なく君と共にいたい」
そして2人は2年という交際を乗り越え結婚し男の子を出産した
「この子の名は朝陽…人々を照らす光になるという願いを込めて…」
アリスは愛おしそうに朝陽を抱きしめては平和に暮らしていた
だが、その朝陽という名を覆すように後にその赤子が闇を導く存在になるとは知らずに…
そして6年後、アリスは2人目の子供を妊娠した
「女の子ですよ」
「女の子…」
アリスは愛おしそうにお腹を撫でる
次はどんな願いを込めて名前を付けようと考え10月10日が経ち第二子の出産が始まった
6歳になる朝陽と夫の太陽が無事を祈りながら待つばかり…
数時間待てば部屋から赤子の泣き声が聞こえ太陽はアリスに駆け寄る
「生まれましたよ」
「女の子だ…名前は…」
「この子の名前は…茜李…人に優しく笑顔が絶えない太陽のような存在になってほしいと…
願いを込めてるの…」
アリスは疲れ切った顔をしながら小さな茜李に優しく触れた
幸せな時間に浸っていると、突然物音が響いた
「え?」
2人は振り向けばそこには何やら様子がおかしい朝陽がいた
「あさ…ひ?」
太陽は少し怪しむように呼びかけると朝陽は不敵な笑みをした
その笑みを見たアリスはある人物を思い出した
その人物というのは8年前に倒したはずのオンブラの顔
「まさか…地獄から…!?」
「あぁ…そうだよ…君を殺しにこの子の魂を殺して蘇ってきたのさ!!」
アリスは茜李の頭を撫でては涙を零しこう告げる
「ごめんね…お母さん、これだけしか残してあげられない…」
そしてアリスはスタンドを出しては茜李を太陽に預けた
「太陽さん!!茜李は私達の最後の希望!!
茜李を頼むわ!!生き延びて…守って!!」
そう言いアリスはオンベラに立ち向かいながら太陽に優しく微笑んでは姿を消した
太陽は涙を流しながら茜李を抱きしめ身を隠し歩いていた
「アリス…君の願いは僕が守るよ…何があってもこの子は絶対僕が守る
僕達の最後の希望…茜李…」
涙を静かに流す太陽を赤ん坊の茜李はただただ不思議そうに見つめていた
そして太陽は知人がいるイタリアへと渡り16年後、茜李がジョルノと出会う事によって物語は加速する…。
「貴方をここで葬ります」
「やってみろ」
黒いマントを見に纏い不敵に笑う男の名はオンブラ
そしてそれを仕留めるかのように相手を睨みつける女の名はアリス
2人は数々の死闘を繰り広げたが、ここでやっと終焉となる
「貴方を地獄に落とします!!」
オンブラの周りが光ればオンブラは不敵な笑みをしながらアリスに語る
「僕はいつか生まれ変わって貴様を殺してやる…僕の愛しのアリス
可愛く、愚かな女」
そう言い残しオンブラは魂のかけらすら無くなりこの世を去った
「やっと勝ったわ…でも…」
アリスの腕からは大量の血が流れていた
「少し怪我をしすぎましたわね…」
アリスは貧血でその場で倒れてしまった
そしてある青年がアリスを抱えて病院へと向かった
「ここは…」
アリスが目を覚めるとそこは見慣れない天井に見知らぬ青年がいた
「やっと起きた?」
「あ、貴方は!?」
ニコニコと笑う青年にアリスは警戒をした
「僕の名前は鈴原太陽。22歳。君が血だらけで倒れてたからとりあえず病院に運んだよ
先生曰く傷は出血のあまり対したことないらしい」
「貴方は私の命の恩人ですのね…無礼を失礼しました
私のアリス・フェルト、貴方と同じく22歳です」
「君、日本語も話せるのかい?」
「えぇ、あと貴方と同じくスタンド使いです」
アリスはニコッと笑えば太陽は心臓を鳴らした
「あの!アリスさん!」
「はい?」
「君はいつまで日本にいるのですか!?」
「いつまで…考えたことなかったわ…私、家族もいなくてずっと旅をしていたのですもの…」
「なら!僕と一緒に暮らしませんか!?僕、貴方に一目惚れしたみたいなんです!!
友達からでもいいから仲良くなりませんか!?」
突然の告白にアリスは驚いた
初対面の女性にいきなり一緒に暮らそうと提案をするこの人は何なのかと少し警戒したが
なぜか不思議と彼は嫌じゃないと思う自分もいた
純粋で真剣な眼差し、直感だが自分はこの人と共に過ごすのだろうと感じ取っていた
いくつもの日々を乗り越え2人の想いは強まるばかり…
月の光が差す部屋で2人は寄り添っていた
「私のスタンドは狙われています…だから、私と一緒にいると貴方は…」
「…大丈夫。僕はそんなに弱くはないよ。
そんなの関係なく君と共にいたい」
そして2人は2年という交際を乗り越え結婚し男の子を出産した
「この子の名は朝陽…人々を照らす光になるという願いを込めて…」
アリスは愛おしそうに朝陽を抱きしめては平和に暮らしていた
だが、その朝陽という名を覆すように後にその赤子が闇を導く存在になるとは知らずに…
そして6年後、アリスは2人目の子供を妊娠した
「女の子ですよ」
「女の子…」
アリスは愛おしそうにお腹を撫でる
次はどんな願いを込めて名前を付けようと考え10月10日が経ち第二子の出産が始まった
6歳になる朝陽と夫の太陽が無事を祈りながら待つばかり…
数時間待てば部屋から赤子の泣き声が聞こえ太陽はアリスに駆け寄る
「生まれましたよ」
「女の子だ…名前は…」
「この子の名前は…茜李…人に優しく笑顔が絶えない太陽のような存在になってほしいと…
願いを込めてるの…」
アリスは疲れ切った顔をしながら小さな茜李に優しく触れた
幸せな時間に浸っていると、突然物音が響いた
「え?」
2人は振り向けばそこには何やら様子がおかしい朝陽がいた
「あさ…ひ?」
太陽は少し怪しむように呼びかけると朝陽は不敵な笑みをした
その笑みを見たアリスはある人物を思い出した
その人物というのは8年前に倒したはずのオンブラの顔
「まさか…地獄から…!?」
「あぁ…そうだよ…君を殺しにこの子の魂を殺して蘇ってきたのさ!!」
アリスは茜李の頭を撫でては涙を零しこう告げる
「ごめんね…お母さん、これだけしか残してあげられない…」
そしてアリスはスタンドを出しては茜李を太陽に預けた
「太陽さん!!茜李は私達の最後の希望!!
茜李を頼むわ!!生き延びて…守って!!」
そう言いアリスはオンベラに立ち向かいながら太陽に優しく微笑んでは姿を消した
太陽は涙を流しながら茜李を抱きしめ身を隠し歩いていた
「アリス…君の願いは僕が守るよ…何があってもこの子は絶対僕が守る
僕達の最後の希望…茜李…」
涙を静かに流す太陽を赤ん坊の茜李はただただ不思議そうに見つめていた
そして太陽は知人がいるイタリアへと渡り16年後、茜李がジョルノと出会う事によって物語は加速する…。