最終章 永遠の愛の誓い編
茜李はジョーイの胸の内で泣いているとドアからノック音が響いた
「開けてもいいかい?」
「あ…」
ジョルノはドアを開けば泣いている茜李に驚いた
「一体…」
「これはその…」
「…体調が悪いみたいで、さっきから様子がおかしかったんだ」
ジョーイは咄嗟に嘘をつきジョルノを茜李から引き離す
「だから、今日はゆっくりさせてあげてほしい」
「…分かった。茜李…」
ジョルノは茜李の頭を優しく撫でる
「お大事に」
「うん…」
「ジョーイ。君は僕の部屋においで」
「うん、じゃあおやすみ。茜李さん」
バタンと扉を閉じ、茜李は気が抜けたのかその場に座り込んだ
「…どうしたらいいのだろう…」
言うべきか…言わないべきか…
茜李は夜が明けるまで、眠れなかった
そのまま茜李は身支度を整え鏡で自分の顔を見る
「すごいクマ…」
少し苦笑いをしては茜李は部屋を出てはリビングに行けばジョルノが紅茶を飲んでいた
「おはよう。体調はどう?」
「おはよう。なんとか大丈夫よ。ジョーイは?」
「まだ寝てるよ。相当体力を使ったみたいだ」
「そう…朝ごはん食べようかな」
茜李は椅子に座ろうとすれば、急な立ちくらみにその場に座り込んだ
「茜李!?」
ゴホッゴホッと咳き込み茜李は手のひらを見ればそこには血が付いていた
「ッ…」
「茜李…どこか悪いのか?」
心配そうに見つめるジョルノに茜李はもう嘘を付けないと確信したのか、とても悲しそうな表情をしていた
茜李はそのままジョルノの方へと倒れ込んだ
「茜李!?」
「…やっぱり、言うべきだったんだ」
そこには寝起きのジョーイが現れ茜李を心配そうに見つめていた
ジョルノは茜李を部屋で寝かせてはジョーイに今の茜李の状態を聞いた
「茜李さんは、闇の力を体に浴びすぎて寿命が吸い取られているんだ。
スタンド能力を使わせれば寿命は急速に縮ませることになる…。
だから、寿命が元通りになるまでは使わせないでほしい」
「寿命ってどのくらいなんだ?」
「…あと…3ヶ月…」
3ヶ月という短い期間にジョルノは大きく目を見開いては眠る茜李の方へと目を向けた
いつから自分の寿命の事を知っていたのだろう
誰にも相談できず辛かったであろうに…
すると、茜李は目を覚ましたのかゆっくりと瞳を開けた
「茜李…」
「ジョルノ…ジョーイ…」
茜李はジョルノの表情を見ては何かを察したのかとても申し訳なさそうな顔をした
「ごめんね…ジョルノ、言おうと思ったけど言えなかったの…」
えへへと普通に笑う茜李にジョルノは心配そうに見つめる
「まだ死ぬわけじゃないし!ね!もしかしたら元の寿命に戻れるよ!きっと!」
そう大丈夫…これ以上心配掛けさせるわけにはいかない
笑っていれば大丈夫、いつも笑ってればなんとかなっていた
「大丈夫?」
「うん!大丈夫よ!」
「本当に?」
「…」
ジョルノの言葉によって茜李の瞳から光が消えた
そして、笑いながら涙を流した
「大丈夫じゃないに…決まってるじゃない…
本当はもっと長く生きて貴方ともっと共に過ごして…」
ポロポロと涙を溢す茜李にジョルノは驚きを隠せなかった
「生きたい…死にたくない…!!」
うわぁぁんと子供のように泣く茜李をジョルノは優しく抱き寄せる
何も言わずにただ抱きしめる
もしも、神がいるのなら…
どうかこの子を救ってあげて下さい…。
「開けてもいいかい?」
「あ…」
ジョルノはドアを開けば泣いている茜李に驚いた
「一体…」
「これはその…」
「…体調が悪いみたいで、さっきから様子がおかしかったんだ」
ジョーイは咄嗟に嘘をつきジョルノを茜李から引き離す
「だから、今日はゆっくりさせてあげてほしい」
「…分かった。茜李…」
ジョルノは茜李の頭を優しく撫でる
「お大事に」
「うん…」
「ジョーイ。君は僕の部屋においで」
「うん、じゃあおやすみ。茜李さん」
バタンと扉を閉じ、茜李は気が抜けたのかその場に座り込んだ
「…どうしたらいいのだろう…」
言うべきか…言わないべきか…
茜李は夜が明けるまで、眠れなかった
そのまま茜李は身支度を整え鏡で自分の顔を見る
「すごいクマ…」
少し苦笑いをしては茜李は部屋を出てはリビングに行けばジョルノが紅茶を飲んでいた
「おはよう。体調はどう?」
「おはよう。なんとか大丈夫よ。ジョーイは?」
「まだ寝てるよ。相当体力を使ったみたいだ」
「そう…朝ごはん食べようかな」
茜李は椅子に座ろうとすれば、急な立ちくらみにその場に座り込んだ
「茜李!?」
ゴホッゴホッと咳き込み茜李は手のひらを見ればそこには血が付いていた
「ッ…」
「茜李…どこか悪いのか?」
心配そうに見つめるジョルノに茜李はもう嘘を付けないと確信したのか、とても悲しそうな表情をしていた
茜李はそのままジョルノの方へと倒れ込んだ
「茜李!?」
「…やっぱり、言うべきだったんだ」
そこには寝起きのジョーイが現れ茜李を心配そうに見つめていた
ジョルノは茜李を部屋で寝かせてはジョーイに今の茜李の状態を聞いた
「茜李さんは、闇の力を体に浴びすぎて寿命が吸い取られているんだ。
スタンド能力を使わせれば寿命は急速に縮ませることになる…。
だから、寿命が元通りになるまでは使わせないでほしい」
「寿命ってどのくらいなんだ?」
「…あと…3ヶ月…」
3ヶ月という短い期間にジョルノは大きく目を見開いては眠る茜李の方へと目を向けた
いつから自分の寿命の事を知っていたのだろう
誰にも相談できず辛かったであろうに…
すると、茜李は目を覚ましたのかゆっくりと瞳を開けた
「茜李…」
「ジョルノ…ジョーイ…」
茜李はジョルノの表情を見ては何かを察したのかとても申し訳なさそうな顔をした
「ごめんね…ジョルノ、言おうと思ったけど言えなかったの…」
えへへと普通に笑う茜李にジョルノは心配そうに見つめる
「まだ死ぬわけじゃないし!ね!もしかしたら元の寿命に戻れるよ!きっと!」
そう大丈夫…これ以上心配掛けさせるわけにはいかない
笑っていれば大丈夫、いつも笑ってればなんとかなっていた
「大丈夫?」
「うん!大丈夫よ!」
「本当に?」
「…」
ジョルノの言葉によって茜李の瞳から光が消えた
そして、笑いながら涙を流した
「大丈夫じゃないに…決まってるじゃない…
本当はもっと長く生きて貴方ともっと共に過ごして…」
ポロポロと涙を溢す茜李にジョルノは驚きを隠せなかった
「生きたい…死にたくない…!!」
うわぁぁんと子供のように泣く茜李をジョルノは優しく抱き寄せる
何も言わずにただ抱きしめる
もしも、神がいるのなら…
どうかこの子を救ってあげて下さい…。