第4章 風のような転入生編
「ウィンドーくん、目が覚めましたか?」
ガチャッとドアを開ければ何やら楽しそうな雰囲気の茜李とウィンドーだった
ケラケラと2人で笑い合い、茜李はお腹を抱えて笑っていた
「お腹痛い〜!!!あはは!!…あ!ジョルノ!!」
へにゃっとした笑い方でジョルノに近づいては嬉しそうにニコニコとしていた
「どうしたの?何かいい事でもあった?」
「あのね!ウィンドーくんの変顔がとても面白かったのよ!」
「へぇ…それはぜひ見たいものだ…」
ジョルノはチラッと見てはウィンドーは少し照れながらも変顔を披露した
「ぷっ…」
ジョルノは笑いを堪え、茜李はまたもや大爆笑
「俺、変顔めっちゃ得意なんで!!」
「あはは!」
こんなにも楽しそうに笑う茜李を見てはジョルノも微笑ましく見ていた
「さて…ウィンドーくん、今日は遅いからここに泊まるといいですよ
何かあればそこの電話を掛けてください」
「はい!ありがとうございます!」
ジョルノは茜李を連れては部屋を出た
「うふふ…あー、面白かった…ね!ジョルノ!」
「そうだな、いい友達を持ったね茜李」
「うん!ウィンドーくんはほんといい友達よ!!」
茜李の無邪気な笑顔にジョルノは笑顔で返した
この子はウィンドーの気持ちに何も気付いていないのだろうな…
下手な事は言わないでおこうとジョルノは茜李の頭を撫でては黙っていた
次の日、ウィンドーは身支度をしてはジョルノにお礼を言い、フーゴに車で送ってもらっていた
「じゃあ、君は僕と一緒に学校に行こうか」
チュッと額にキスを落としては茜李は恥ずかしそうに頷いた
それから数日は何事もなく平和に暮らし、あの出来事も意識することのなかった2人だった…
だが、その日は唐突に訪れる
「明日はトリッシュのコンサートね!」
「そうだね、早く寝ないと」
茜李を寝かしつけるように布団を被せ一緒に横になるジョルノ
「ウィンドーくん、実はトリッシュのファンらしいんだけどチケット余ってないかな??」
「あぁ、確かミスタが仕事でいけないから1枚なら余ってるよ」
「なら、明日もウィンドーくん誘っていい?」
「いいよ」
「やったー!ありがとう!ジョルノ!大好き!!」
ギュッと抱きしめる茜李にジョルノは嬉しそうに抱きしめ返してはおやすみのキスを送った
そしてトリッシュのコンサートにいる会場に行けば周りにはたくさんの人がいた
「わぁ!たくさんの人がいっぱい!」
「ジョルノさん、今日はチケットありがとうございます」
「いえ、たまたま余ってたもんでね…構いませんよ」
2人は指定席に行き、トリッシュの出番を待つ
トリッシュが出て歌おうとしたその瞬間、明かりは消された
当然周りは騒然としたが、瞬時に明かりが付き舞台を見ればそこにはトリッシュを抑えている猫のピアスをつけた女がいた
「トリッシュ!?」
身も知らぬ女に周りは慌て騒ぎ出す
それを目障りに思ったのか女はスタンドを出しマイクから不協和音を出す
観客達は倒れこみ、3人は耳を抑えたおかげかなんとか立っていた
「運が良かったわね…このトリッシュ・ウナを殺されたくなければ…」
「スパイス・ガール!!」
トリッシュは女が持っている銃と腕を柔らかくし、その場から逃げジョルノ達の方へと逃げ込んだ
「トリッシュ・ウナもスタンド使いなんて聞いてないわよ」
悔しそうに顔を歪める女に茜李はキッと睨んだ
「ジョルノ、私あの子の魂を浄化するわ」
「…分かった…気を付けて行くんだよ」
「うん!」
ジョルノは女の注意を引きつけ、茜李は女の背後に周り頭を掴んでは魂の中へと入っていった
倒れる茜李をウィンドーは抱きとめ、トリッシュに渡す
「ウィンドーくん…茜李が中で頑張ってくれているんだ
僕達は外から奴を抑えるよう」
「…はい!」
ジョルノとウィンドーは女の攻撃を避けては攻撃をしていた
中では、茜李は顔を蒼白させていた
目の前にいる女の魂はとても黒く醜い闇に包まれていた
「ッ…」
『あたし、あんたみたいな女が1番嫌いなのよ
誰からも愛されて、友達にも大切にされて笑顔でのほほんと暮らしてる女が…』
ギロッと睨まれ茜李は怯んだ
『怯んだでしょ…所詮人間なんてそんなものよ…裏切って離れて行くのよ…』
女のその言葉を聞き、ソッと手に触れるように女の魂の記憶を覗いた
ガチャッとドアを開ければ何やら楽しそうな雰囲気の茜李とウィンドーだった
ケラケラと2人で笑い合い、茜李はお腹を抱えて笑っていた
「お腹痛い〜!!!あはは!!…あ!ジョルノ!!」
へにゃっとした笑い方でジョルノに近づいては嬉しそうにニコニコとしていた
「どうしたの?何かいい事でもあった?」
「あのね!ウィンドーくんの変顔がとても面白かったのよ!」
「へぇ…それはぜひ見たいものだ…」
ジョルノはチラッと見てはウィンドーは少し照れながらも変顔を披露した
「ぷっ…」
ジョルノは笑いを堪え、茜李はまたもや大爆笑
「俺、変顔めっちゃ得意なんで!!」
「あはは!」
こんなにも楽しそうに笑う茜李を見てはジョルノも微笑ましく見ていた
「さて…ウィンドーくん、今日は遅いからここに泊まるといいですよ
何かあればそこの電話を掛けてください」
「はい!ありがとうございます!」
ジョルノは茜李を連れては部屋を出た
「うふふ…あー、面白かった…ね!ジョルノ!」
「そうだな、いい友達を持ったね茜李」
「うん!ウィンドーくんはほんといい友達よ!!」
茜李の無邪気な笑顔にジョルノは笑顔で返した
この子はウィンドーの気持ちに何も気付いていないのだろうな…
下手な事は言わないでおこうとジョルノは茜李の頭を撫でては黙っていた
次の日、ウィンドーは身支度をしてはジョルノにお礼を言い、フーゴに車で送ってもらっていた
「じゃあ、君は僕と一緒に学校に行こうか」
チュッと額にキスを落としては茜李は恥ずかしそうに頷いた
それから数日は何事もなく平和に暮らし、あの出来事も意識することのなかった2人だった…
だが、その日は唐突に訪れる
「明日はトリッシュのコンサートね!」
「そうだね、早く寝ないと」
茜李を寝かしつけるように布団を被せ一緒に横になるジョルノ
「ウィンドーくん、実はトリッシュのファンらしいんだけどチケット余ってないかな??」
「あぁ、確かミスタが仕事でいけないから1枚なら余ってるよ」
「なら、明日もウィンドーくん誘っていい?」
「いいよ」
「やったー!ありがとう!ジョルノ!大好き!!」
ギュッと抱きしめる茜李にジョルノは嬉しそうに抱きしめ返してはおやすみのキスを送った
そしてトリッシュのコンサートにいる会場に行けば周りにはたくさんの人がいた
「わぁ!たくさんの人がいっぱい!」
「ジョルノさん、今日はチケットありがとうございます」
「いえ、たまたま余ってたもんでね…構いませんよ」
2人は指定席に行き、トリッシュの出番を待つ
トリッシュが出て歌おうとしたその瞬間、明かりは消された
当然周りは騒然としたが、瞬時に明かりが付き舞台を見ればそこにはトリッシュを抑えている猫のピアスをつけた女がいた
「トリッシュ!?」
身も知らぬ女に周りは慌て騒ぎ出す
それを目障りに思ったのか女はスタンドを出しマイクから不協和音を出す
観客達は倒れこみ、3人は耳を抑えたおかげかなんとか立っていた
「運が良かったわね…このトリッシュ・ウナを殺されたくなければ…」
「スパイス・ガール!!」
トリッシュは女が持っている銃と腕を柔らかくし、その場から逃げジョルノ達の方へと逃げ込んだ
「トリッシュ・ウナもスタンド使いなんて聞いてないわよ」
悔しそうに顔を歪める女に茜李はキッと睨んだ
「ジョルノ、私あの子の魂を浄化するわ」
「…分かった…気を付けて行くんだよ」
「うん!」
ジョルノは女の注意を引きつけ、茜李は女の背後に周り頭を掴んでは魂の中へと入っていった
倒れる茜李をウィンドーは抱きとめ、トリッシュに渡す
「ウィンドーくん…茜李が中で頑張ってくれているんだ
僕達は外から奴を抑えるよう」
「…はい!」
ジョルノとウィンドーは女の攻撃を避けては攻撃をしていた
中では、茜李は顔を蒼白させていた
目の前にいる女の魂はとても黒く醜い闇に包まれていた
「ッ…」
『あたし、あんたみたいな女が1番嫌いなのよ
誰からも愛されて、友達にも大切にされて笑顔でのほほんと暮らしてる女が…』
ギロッと睨まれ茜李は怯んだ
『怯んだでしょ…所詮人間なんてそんなものよ…裏切って離れて行くのよ…』
女のその言葉を聞き、ソッと手に触れるように女の魂の記憶を覗いた