第3章 愛と結びの道しるべ編
沢山のお墓が並ぶ中、2人は歩く
「ここがお父さんとお母さんのお墓か〜」
茜李は承太郎に習ったやり方でお墓を掃除する
なぜお墓まいりになったのかというと昨夜の事…
「空条氏から聞いたんだけど、茜李のご両親のお墓がこの杜王町にあるんだ」
「お父さんとお母さんの?」
「実はお父さんの遺体をSPW財団に任せたらたまたま杜王町にお墓があったらしい」
「私、杜王町で産まれたんだ…」
「明日は僕も仕事ないし一緒に墓まいりに行くかい?」
「いいの?」
「あぁ」
「ありがとう!!」
茜李は嬉しそうに笑う
こうして両親の墓まいりにいけるのだ、会えなくても心にはなにか通じるものがある
そう思い茜李はソッと手を合わせた
ジョルノも隣に並んでは手を合わせる
しばらくしては茜李は手を離しては物を片付ける
「これ、洗ってくるね」
水桶を持ち洗い場に行く茜李を見てはジョルノはお墓をジッと見つめる
「あの雨の日から3ヶ月…無事茜李を守り抜きました
でも、彼女を狙うものは少なからずともまだいると思います。
だから安心してください。彼女は必ず僕が守ります。
これからも彼女を守り愛し共に生きたいと僕は思っています」
ジョルノはお辞儀をしては体を起こすとそこには嬉し涙なのか泣きながら感動している茜李がいた
「今の聞いてたのか?」
「私…嬉しいよジョルノ…えへへ」
涙を掬う茜李の背後から突然スタンドのサンシャインが出てきた
「サンシャイン!?」
『今、ソコニ茜李ノ両親ガイマス。会イマスカ?』
指を指されたのは先程手を合わせたお墓だった
茜李は少し考えては頷いた
サンシャインはソッとお墓に触れると茜李の両親達の魂が具現化された
『茜李…』
「お父さん…お母さん?」
『こんなにも大きくなって…綺麗に育って』
茜李の母親の魂が茜李を抱きしめる
「お母さん…私ずっと寂しかったんだよ?なんで死んじゃったの?」
『ごめんね…でも、貴方を守るにはそれしかなかったの…』
『茜李…よく聞いてくれ…まだ君を狙う者がいるのは確かなんだ…
だから、ジョバァーナさんの言うことをちゃんと聞くんだよ
後、ちゃんと前向きに…前を向いて歩くんだ』
少しずつ離れていく両親達に茜李は首を横に振っては追いかけようとする
『追いかけちゃダメ!!茜李!!』
母親から発する大きな声に茜李はビクッと身体を揺らす
『サンシャイン…あの子の事を頼むわね』
『ハイ…』
光が差す方へ消えていく両親に茜李は顔を手で覆えば泣きじゃくっていた
「せっかく会えたのに…もうちょっとだけでも…話したかったよ…
いっぱいいっぱい聞きたいことや聞いてほしいことだって…」
小さな背中が悲しみに揺れるのを見たジョルノは肩に手を添えてあげれば茜李はジョルノの胸の内で大声をあげる
涙が枯れるまでジョルノは茜李を抱きしめた
しばらくして茜李は泣き止んだのかジョルノから少し離れる
「ごめんね…」
「いや、構わないさ」
「ありがとう…そろそろ戻ろっか!」
茜李は笑顔で水桶を持ちジョルノの前を歩く
「…茜李」
「ん?」
「この夏休みの間だけ…君はジャッポーネにいたい?」
「ジョルノ?」
「向こうに行けばご両親のお墓参りも出来ない…なら、せめて…」
少し真剣に話すジョルノに茜李は笑顔で返す
「ううん。いいよ。私はジョルノと一緒に帰るわ。お父さん、お母さんも大切だけど…
今、私にとって1番大切なのはジョルノだから」
安心させるように微笑みを浮かべばジョルノは少し息をついては笑みを浮かべる
「なら、いい…さぁ戻ろうか」
「うん!」
茜李はジョルノの手を握ればそれに反応をするかのようにジョルノは握り返した
「茜李、お腹は空いてる?」
「お腹空いた〜!」
「なら、どこか食べに行こう」
「やったー!あ、この前仗助くんが言ってたあのレストラン行ってみたい!」
「あそこか…どんなスタンド能力か気になるな…」
「なら、そこにしよ!!」
楽しみと嬉しさが混じった笑顔にジョルノもつられて笑みを浮かべていた
その後、レストランで少しおかしな目に合い2人はさらに笑い合ったというのはまた別の話…。
「ここがお父さんとお母さんのお墓か〜」
茜李は承太郎に習ったやり方でお墓を掃除する
なぜお墓まいりになったのかというと昨夜の事…
「空条氏から聞いたんだけど、茜李のご両親のお墓がこの杜王町にあるんだ」
「お父さんとお母さんの?」
「実はお父さんの遺体をSPW財団に任せたらたまたま杜王町にお墓があったらしい」
「私、杜王町で産まれたんだ…」
「明日は僕も仕事ないし一緒に墓まいりに行くかい?」
「いいの?」
「あぁ」
「ありがとう!!」
茜李は嬉しそうに笑う
こうして両親の墓まいりにいけるのだ、会えなくても心にはなにか通じるものがある
そう思い茜李はソッと手を合わせた
ジョルノも隣に並んでは手を合わせる
しばらくしては茜李は手を離しては物を片付ける
「これ、洗ってくるね」
水桶を持ち洗い場に行く茜李を見てはジョルノはお墓をジッと見つめる
「あの雨の日から3ヶ月…無事茜李を守り抜きました
でも、彼女を狙うものは少なからずともまだいると思います。
だから安心してください。彼女は必ず僕が守ります。
これからも彼女を守り愛し共に生きたいと僕は思っています」
ジョルノはお辞儀をしては体を起こすとそこには嬉し涙なのか泣きながら感動している茜李がいた
「今の聞いてたのか?」
「私…嬉しいよジョルノ…えへへ」
涙を掬う茜李の背後から突然スタンドのサンシャインが出てきた
「サンシャイン!?」
『今、ソコニ茜李ノ両親ガイマス。会イマスカ?』
指を指されたのは先程手を合わせたお墓だった
茜李は少し考えては頷いた
サンシャインはソッとお墓に触れると茜李の両親達の魂が具現化された
『茜李…』
「お父さん…お母さん?」
『こんなにも大きくなって…綺麗に育って』
茜李の母親の魂が茜李を抱きしめる
「お母さん…私ずっと寂しかったんだよ?なんで死んじゃったの?」
『ごめんね…でも、貴方を守るにはそれしかなかったの…』
『茜李…よく聞いてくれ…まだ君を狙う者がいるのは確かなんだ…
だから、ジョバァーナさんの言うことをちゃんと聞くんだよ
後、ちゃんと前向きに…前を向いて歩くんだ』
少しずつ離れていく両親達に茜李は首を横に振っては追いかけようとする
『追いかけちゃダメ!!茜李!!』
母親から発する大きな声に茜李はビクッと身体を揺らす
『サンシャイン…あの子の事を頼むわね』
『ハイ…』
光が差す方へ消えていく両親に茜李は顔を手で覆えば泣きじゃくっていた
「せっかく会えたのに…もうちょっとだけでも…話したかったよ…
いっぱいいっぱい聞きたいことや聞いてほしいことだって…」
小さな背中が悲しみに揺れるのを見たジョルノは肩に手を添えてあげれば茜李はジョルノの胸の内で大声をあげる
涙が枯れるまでジョルノは茜李を抱きしめた
しばらくして茜李は泣き止んだのかジョルノから少し離れる
「ごめんね…」
「いや、構わないさ」
「ありがとう…そろそろ戻ろっか!」
茜李は笑顔で水桶を持ちジョルノの前を歩く
「…茜李」
「ん?」
「この夏休みの間だけ…君はジャッポーネにいたい?」
「ジョルノ?」
「向こうに行けばご両親のお墓参りも出来ない…なら、せめて…」
少し真剣に話すジョルノに茜李は笑顔で返す
「ううん。いいよ。私はジョルノと一緒に帰るわ。お父さん、お母さんも大切だけど…
今、私にとって1番大切なのはジョルノだから」
安心させるように微笑みを浮かべばジョルノは少し息をついては笑みを浮かべる
「なら、いい…さぁ戻ろうか」
「うん!」
茜李はジョルノの手を握ればそれに反応をするかのようにジョルノは握り返した
「茜李、お腹は空いてる?」
「お腹空いた〜!」
「なら、どこか食べに行こう」
「やったー!あ、この前仗助くんが言ってたあのレストラン行ってみたい!」
「あそこか…どんなスタンド能力か気になるな…」
「なら、そこにしよ!!」
楽しみと嬉しさが混じった笑顔にジョルノもつられて笑みを浮かべていた
その後、レストランで少しおかしな目に合い2人はさらに笑い合ったというのはまた別の話…。