第1章 魂を操る少女編
「茜李は先にシャワーを浴びて着替えておいで」
茜李の父親は優しく微笑み、茜李は頷きその場から離れた
「では、ジョバァーナさんこちらへお掛けになって下さい」
ソファへと案内し、お茶を出せば茜李の父親は本題へと移った
「茜李のスタンドはご存知で?」
「えぇ、本人からきちんと聞いています」
「あの子の能力が母親が生まれたと同時に引き継がれたもの。
つまり母親の持っていたスタンドをあの子が受け継いだ。
だから母親はあの子が生まれた瞬間からスタンド能力を失った…
あの能力はとても珍しく、それを悪用をしようとする者が茜李を狙っている。
奴らは日本で妻が出産した直後、能力を奪おうと殺した
僕は妻を捨て茜李を守るためにイタリアへと逃げたのに…」
すると茜李の父親は拳をギュッと握る
「ここ最近までは平和だったのに、奴らに嗅ぎつけられたのか茜李は戦ってるばかりだ。
ある時は膝から血を出し、ある時は腕から血を出し…痛かったろう、怖かったであろう…なのにあの子はいつも笑顔だ
だから…ジョバァーナさん…僕のこのひ弱なスタンドではあの子を守れない。
お願いします。あの子を守ってやって下さい」
茜李の父親は土下座をしては涙を零す
ジョルノは跪いては茜李の父親の顔を上げさせる
「その話…受けましょう。茜李は僕が責任を持って守ります」
「…ありがとう…ございます…!」
この時、茜李の父親は思った
この少年は地獄を見てきた瞳をしている
それになんて神々しいのか
彼なら信じられる…
その様子を茜李は壁に隠れて静かに泣いていた
そしてあれから茜李は荷物をまとめ家を出る準備をする
「お父さん…」
「大丈夫。落ち着いたら迎えに行くから」
「うん!待ってるから」
茜李はニコッと笑い笑顔で手を振り家を出て行った
茜李の父親はドアを閉めたその瞬間。
『娘はどこだ』
「…ここにはいないさ…一生帰って来させない」
『なら、お前は用済みだ。死ね。」
「茜李…生きて…生きるんだ…死んだら全てがそこで終わるからね…」
その時、茜李は車の中でふと振り向く
「茜李、どうしたんだい?」
「…ううん…誰か私の事を呼んだ気がして…」
「そう…」
「私…これからどうなるの?」
心配そうな茜李にジョルノは淡々と口を開く
「まず学校は僕の部下の送り迎えで行ってもらう。家は僕が借りているとこに一部屋余っているからそこに住んでもらう。
そして君は僕直々に護衛をする」
ジョルノの真剣な顔に茜李は少し胸を鳴らしていた
「学校は行けるのね…よかった」
少し安堵したのか笑みを浮かべる茜李
「心配しないで…僕が必ず君を守り抜くから…」
「ありがとう」
ジョルノは茜李の手に少しずつ近づけ後5センチで重なりそうなその時…
「着きましたよジョジョ」
運転席に座るフーゴの声にジョルノは少し驚いた表情をしながら返事を返す
茜李は車から降りればそこには目を見開くほどの大きな家があった
「で、でかっ…ジョルノここで1人で住んでるの?」
「えぇ、まぁ…たまにミスタが泊まりに来るけど…」
そしてジョルノは家のドアを開け中に入れば…
「ほんっと、あんたってワキガ臭いわよね!!」
「人のことワキガって言うな!!」
ギャーギャー騒ぐ2人にジョルノの背後にいたフーゴはブチ切れた
「やかましいぞ!!!!お前ら!!!」
そして振り向いたのはミスタとトリッシュだった
「ミスタはともかく、トリッシュまで…」
「今日オフだったから遊びに来たのよ」
するとトリッシュは茜李と目が合い茜李はお辞儀をした
「え?こんな可愛い子、どうしたの?」
「茜李ちゃーん!」
トリッシュとミスタは2人で目をキラキラと輝かせる
「別に僕が護衛させていただくんです」
「ボス直々てか〜!青いね〜」
「どういうことですか、ミスタ」
ジョルノを茶化すミスタとトリッシュに茜李はクスクスと笑い
フーゴはため息をついていた
「茜李、ついておいで。部屋に案内するよ」
「うん!」
案内された茜李の部屋はとても豪華だった
例えるなら高級ホテルに来た感じだ
「めっちゃ豪華じゃん!ええ!?ベッドがでかい!?テレビ!?ソファ!?きゃー!」
子供みたいにはしゃぐ茜李をジョルノはジーッと見つめていた
見られていることに気が付いたのか茜李は徐々に恥ずかしくなり少し顔を赤らめる
「ごめん…思わずはしゃいじゃって…えへへ」
「いや…君はその方がいい」
ジョルノはクスッと笑う
茜李はパァァァと明るくなれば突然茜李のお腹の音が鳴った
「うわぁ、恥ずかしい」
「もうこんな時間か…夕飯にしよう。何が食べたい?」
「んー、マルゲリータとパスタと〜!それと〜」
「結構食べますね」
「だって私食べること大好きなんだもの」
「それなら下にいる皆んなを連れて美味しいリストランテにでも行こう」
「うん!」
茜李はジョルノの隣を歩き2人は微笑み合いながら皆の元へと向かった
茜李の父親は優しく微笑み、茜李は頷きその場から離れた
「では、ジョバァーナさんこちらへお掛けになって下さい」
ソファへと案内し、お茶を出せば茜李の父親は本題へと移った
「茜李のスタンドはご存知で?」
「えぇ、本人からきちんと聞いています」
「あの子の能力が母親が生まれたと同時に引き継がれたもの。
つまり母親の持っていたスタンドをあの子が受け継いだ。
だから母親はあの子が生まれた瞬間からスタンド能力を失った…
あの能力はとても珍しく、それを悪用をしようとする者が茜李を狙っている。
奴らは日本で妻が出産した直後、能力を奪おうと殺した
僕は妻を捨て茜李を守るためにイタリアへと逃げたのに…」
すると茜李の父親は拳をギュッと握る
「ここ最近までは平和だったのに、奴らに嗅ぎつけられたのか茜李は戦ってるばかりだ。
ある時は膝から血を出し、ある時は腕から血を出し…痛かったろう、怖かったであろう…なのにあの子はいつも笑顔だ
だから…ジョバァーナさん…僕のこのひ弱なスタンドではあの子を守れない。
お願いします。あの子を守ってやって下さい」
茜李の父親は土下座をしては涙を零す
ジョルノは跪いては茜李の父親の顔を上げさせる
「その話…受けましょう。茜李は僕が責任を持って守ります」
「…ありがとう…ございます…!」
この時、茜李の父親は思った
この少年は地獄を見てきた瞳をしている
それになんて神々しいのか
彼なら信じられる…
その様子を茜李は壁に隠れて静かに泣いていた
そしてあれから茜李は荷物をまとめ家を出る準備をする
「お父さん…」
「大丈夫。落ち着いたら迎えに行くから」
「うん!待ってるから」
茜李はニコッと笑い笑顔で手を振り家を出て行った
茜李の父親はドアを閉めたその瞬間。
『娘はどこだ』
「…ここにはいないさ…一生帰って来させない」
『なら、お前は用済みだ。死ね。」
「茜李…生きて…生きるんだ…死んだら全てがそこで終わるからね…」
その時、茜李は車の中でふと振り向く
「茜李、どうしたんだい?」
「…ううん…誰か私の事を呼んだ気がして…」
「そう…」
「私…これからどうなるの?」
心配そうな茜李にジョルノは淡々と口を開く
「まず学校は僕の部下の送り迎えで行ってもらう。家は僕が借りているとこに一部屋余っているからそこに住んでもらう。
そして君は僕直々に護衛をする」
ジョルノの真剣な顔に茜李は少し胸を鳴らしていた
「学校は行けるのね…よかった」
少し安堵したのか笑みを浮かべる茜李
「心配しないで…僕が必ず君を守り抜くから…」
「ありがとう」
ジョルノは茜李の手に少しずつ近づけ後5センチで重なりそうなその時…
「着きましたよジョジョ」
運転席に座るフーゴの声にジョルノは少し驚いた表情をしながら返事を返す
茜李は車から降りればそこには目を見開くほどの大きな家があった
「で、でかっ…ジョルノここで1人で住んでるの?」
「えぇ、まぁ…たまにミスタが泊まりに来るけど…」
そしてジョルノは家のドアを開け中に入れば…
「ほんっと、あんたってワキガ臭いわよね!!」
「人のことワキガって言うな!!」
ギャーギャー騒ぐ2人にジョルノの背後にいたフーゴはブチ切れた
「やかましいぞ!!!!お前ら!!!」
そして振り向いたのはミスタとトリッシュだった
「ミスタはともかく、トリッシュまで…」
「今日オフだったから遊びに来たのよ」
するとトリッシュは茜李と目が合い茜李はお辞儀をした
「え?こんな可愛い子、どうしたの?」
「茜李ちゃーん!」
トリッシュとミスタは2人で目をキラキラと輝かせる
「別に僕が護衛させていただくんです」
「ボス直々てか〜!青いね〜」
「どういうことですか、ミスタ」
ジョルノを茶化すミスタとトリッシュに茜李はクスクスと笑い
フーゴはため息をついていた
「茜李、ついておいで。部屋に案内するよ」
「うん!」
案内された茜李の部屋はとても豪華だった
例えるなら高級ホテルに来た感じだ
「めっちゃ豪華じゃん!ええ!?ベッドがでかい!?テレビ!?ソファ!?きゃー!」
子供みたいにはしゃぐ茜李をジョルノはジーッと見つめていた
見られていることに気が付いたのか茜李は徐々に恥ずかしくなり少し顔を赤らめる
「ごめん…思わずはしゃいじゃって…えへへ」
「いや…君はその方がいい」
ジョルノはクスッと笑う
茜李はパァァァと明るくなれば突然茜李のお腹の音が鳴った
「うわぁ、恥ずかしい」
「もうこんな時間か…夕飯にしよう。何が食べたい?」
「んー、マルゲリータとパスタと〜!それと〜」
「結構食べますね」
「だって私食べること大好きなんだもの」
「それなら下にいる皆んなを連れて美味しいリストランテにでも行こう」
「うん!」
茜李はジョルノの隣を歩き2人は微笑み合いながら皆の元へと向かった