第2章 未来からの使者編
敵の名はダーク・ハート。スタンド能力は相手の心の闇を拡大させ堕落させる能力。
相手に頭を掴まれた際、逃げ切ることは出来ない。
ジョルノ達は相手の手を交わしながら攻撃をする
普通は倒せるのだが、奴の中にはもしかしたら未来の茜李の魂が残っているかもしれない
確認するまでは倒せないのだ
「…ジョルノ…私をあいつに近づけて…一瞬でいいの一瞬の隙にあいつの中に潜り込むわ」
「それは無茶だ…もし万が一…」
茜李はフッと優しく微笑んだ
「大丈夫、私は必ず貴方の元へ帰って来るわ。
私が合図をした時、あいつを攻撃して」
「…わかった…これだけは約束してくれ…必ず無事で帰ってくると…」
「…えぇ…」
茜李はジョルノに相手の注意を引き寄せてもらっては背後から相手に触れる
『しまっ…!』
奴の中に入り込んだのを確認すればジョルノは茜李の体を回収してはトリッシュに預ける
「トリッシュ…君はこの2人に傷が付かないよう守ってくれ」
「任せてちょうだい」
「ジョルノー!!」
遠くから聞こえたのはミスタの声だった
そして隣にはフーゴがいた
「ミスタ、フーゴ…茜李が内部から奴を抑えてくれている代わりに
僕達は外部から抑える」
「おう!」
「分かりました」
「ジョルノ…さん」
後ろから立ち上がったジョーイはジョルノに呼びかける
「僕も戦う…戦わせてくれ」
「ジョーイ…じゃあ君は茜李が奴を抑え込んだ合図を出したら僕と一緒にラッシュを打ち込む
出来るよね?」
「出来る」
コクッと頷くジョーイにジョルノは安心した表情を送る
その頃、茜李はダーク・ハートの魂の中を歩いていた
「未来の私どこー!出てきてー!」
大声で叫ぶがなかなか現れない
『私の中から出て行け!!』
当然の大声に茜李は驚いた
『忌々しい…お前の息子のスタンドを手に入れば私の願いが叶う
なのに…お前はいつも私の邪魔をする』
忌々しい声の主を茜李はキッと睨んだその瞬間
『静まりなさい!!』
暗い空間に響く自分に似た声
だけど、姿はどこにもない
「過去の私…奴の弱点は光。輝く物が苦手なの」
「光…」
闇の反対は光
「そして貴方のスタンドで貴方の白く輝かしい魂の力を解き放てば勝てるわ」
「…分かったわ。後は私に任せて」
微笑み返せば未来の茜李はここから出て行った
茜李は相手の方に振り向けば、手のひらを白く輝せた
「貴方の闇を私が取り払う…!」
『やってみろ!!お前を殺せばお前の息子は私の元へ来る!!』
闇を守った雲がこちらに迫ってくる
茜李はその闇をのけ払い相手の魂を掴む
「観念しなさい!!ダーク・ハート!!」
『やめろ!!やめるんだ!!私はただ…!!』
一方外ではジョルノとミスタそしてフーゴが戦っていた
すると突如心臓部が輝くダーク・ハートにジョルノはジョーイを呼ぶ
「今だ!ジョーイ!」
「はい!!」
2人は肩を並べては構える
そして、相手の心臓部へとラッシュを打ち込んだ
ダーク・ハートにひび割れが出来ては、木っ端微塵へとなる
そして魂の中では辺りが真っ白になりそれに包まれた瞬間、茜李の意識は途切れた
ダーク・ハートが元いた場所には、スヤスヤと眠る赤子がいた
「もしかして、子供がスタンド使い?」
ジョーイは子供の方へと近寄れば腕や手足にはたくさんの痣があった
「この子…親に虐待されていたのか…
だから僕のスタンドを狙って過去に戻って…
来世では幸せに…」
「茜李!!」
茜李の名を呼ぶジョルノの声が聞こえ
ジョーイは後ろを振り向けばそこにはまだ眠っている茜李の姿…
「あ…かり…さん?」
目の前が突然真っ暗になった
頭の中では少し前まで共にいた茜李の姿
『泣きたい時に泣けばいいのよ』
『泣いたら跡が残るわ』
『この子を傷付けるのは私が許さない!!』
ジョーイの瞳からは大量の涙が溢れる
ゆっくりと茜李の側に行き呼びかける
「嘘でしょ…茜李さん…ねぇ…さっきみたいに元気な笑顔で笑いかけてよ…
ねぇ…
母さん…!!!」
「はーい!ジョーイ呼んだ?」
ヒョコッと後ろから現れた女性
黄金の長い髪を揺らし赤いリボンを付け白い服に包まれている
「え?母さん?…でも茜李さんここで寝て」
みんな、あれ?あれ?っと混乱していると未来の茜李はクスッと笑う
「大丈夫よ。彼女の魂はちゃんと彼女の中にいるわ。今はまだ眠っているだけ…」
そう言い未来の茜李は優しく茜李の頭を撫でていた
相手に頭を掴まれた際、逃げ切ることは出来ない。
ジョルノ達は相手の手を交わしながら攻撃をする
普通は倒せるのだが、奴の中にはもしかしたら未来の茜李の魂が残っているかもしれない
確認するまでは倒せないのだ
「…ジョルノ…私をあいつに近づけて…一瞬でいいの一瞬の隙にあいつの中に潜り込むわ」
「それは無茶だ…もし万が一…」
茜李はフッと優しく微笑んだ
「大丈夫、私は必ず貴方の元へ帰って来るわ。
私が合図をした時、あいつを攻撃して」
「…わかった…これだけは約束してくれ…必ず無事で帰ってくると…」
「…えぇ…」
茜李はジョルノに相手の注意を引き寄せてもらっては背後から相手に触れる
『しまっ…!』
奴の中に入り込んだのを確認すればジョルノは茜李の体を回収してはトリッシュに預ける
「トリッシュ…君はこの2人に傷が付かないよう守ってくれ」
「任せてちょうだい」
「ジョルノー!!」
遠くから聞こえたのはミスタの声だった
そして隣にはフーゴがいた
「ミスタ、フーゴ…茜李が内部から奴を抑えてくれている代わりに
僕達は外部から抑える」
「おう!」
「分かりました」
「ジョルノ…さん」
後ろから立ち上がったジョーイはジョルノに呼びかける
「僕も戦う…戦わせてくれ」
「ジョーイ…じゃあ君は茜李が奴を抑え込んだ合図を出したら僕と一緒にラッシュを打ち込む
出来るよね?」
「出来る」
コクッと頷くジョーイにジョルノは安心した表情を送る
その頃、茜李はダーク・ハートの魂の中を歩いていた
「未来の私どこー!出てきてー!」
大声で叫ぶがなかなか現れない
『私の中から出て行け!!』
当然の大声に茜李は驚いた
『忌々しい…お前の息子のスタンドを手に入れば私の願いが叶う
なのに…お前はいつも私の邪魔をする』
忌々しい声の主を茜李はキッと睨んだその瞬間
『静まりなさい!!』
暗い空間に響く自分に似た声
だけど、姿はどこにもない
「過去の私…奴の弱点は光。輝く物が苦手なの」
「光…」
闇の反対は光
「そして貴方のスタンドで貴方の白く輝かしい魂の力を解き放てば勝てるわ」
「…分かったわ。後は私に任せて」
微笑み返せば未来の茜李はここから出て行った
茜李は相手の方に振り向けば、手のひらを白く輝せた
「貴方の闇を私が取り払う…!」
『やってみろ!!お前を殺せばお前の息子は私の元へ来る!!』
闇を守った雲がこちらに迫ってくる
茜李はその闇をのけ払い相手の魂を掴む
「観念しなさい!!ダーク・ハート!!」
『やめろ!!やめるんだ!!私はただ…!!』
一方外ではジョルノとミスタそしてフーゴが戦っていた
すると突如心臓部が輝くダーク・ハートにジョルノはジョーイを呼ぶ
「今だ!ジョーイ!」
「はい!!」
2人は肩を並べては構える
そして、相手の心臓部へとラッシュを打ち込んだ
ダーク・ハートにひび割れが出来ては、木っ端微塵へとなる
そして魂の中では辺りが真っ白になりそれに包まれた瞬間、茜李の意識は途切れた
ダーク・ハートが元いた場所には、スヤスヤと眠る赤子がいた
「もしかして、子供がスタンド使い?」
ジョーイは子供の方へと近寄れば腕や手足にはたくさんの痣があった
「この子…親に虐待されていたのか…
だから僕のスタンドを狙って過去に戻って…
来世では幸せに…」
「茜李!!」
茜李の名を呼ぶジョルノの声が聞こえ
ジョーイは後ろを振り向けばそこにはまだ眠っている茜李の姿…
「あ…かり…さん?」
目の前が突然真っ暗になった
頭の中では少し前まで共にいた茜李の姿
『泣きたい時に泣けばいいのよ』
『泣いたら跡が残るわ』
『この子を傷付けるのは私が許さない!!』
ジョーイの瞳からは大量の涙が溢れる
ゆっくりと茜李の側に行き呼びかける
「嘘でしょ…茜李さん…ねぇ…さっきみたいに元気な笑顔で笑いかけてよ…
ねぇ…
母さん…!!!」
「はーい!ジョーイ呼んだ?」
ヒョコッと後ろから現れた女性
黄金の長い髪を揺らし赤いリボンを付け白い服に包まれている
「え?母さん?…でも茜李さんここで寝て」
みんな、あれ?あれ?っと混乱していると未来の茜李はクスッと笑う
「大丈夫よ。彼女の魂はちゃんと彼女の中にいるわ。今はまだ眠っているだけ…」
そう言い未来の茜李は優しく茜李の頭を撫でていた