第2章 未来からの使者編
目を擦るジョーイを茜李は止めさせる
「擦ったら跡が付いちゃうわ」
「母さん…」
「母さんって言葉は向こうの私に言ってあげて、ここでは茜李って呼んで?
貴方のお母さんは1人だけなんだから…ね?」
茜李は優しくそう伝えればジョーイは泣き止んだ
「茜李さん!」
「はぁい!」
笑い合う2人にジョルノも優しく微笑んでいれば突然ドアが開いた
「ジョルノ〜!?お前の息子が未来から来たんだって!?」
「見たいわ!!」
「すみません、ジョジョ…つい口を滑らせてしまって…」
そこには、はしゃぐミスタとトリッシュに申し訳なさそうな顔をするフーゴがいた
「情報が漏れるの早いな…」
「ジョルノさん、本当にこのパッショーネ大丈夫なの?」
ため息を吐くジョルノ、それに疑問を抱くジョーイの顔はとてもそっくりだった
「ぎぇー!!ジョルノが2人!?」
「「髪型とか違うでしょ!!」」
声を揃えて言う2人に茜李は大声で笑う
「あはは!2人とも声を揃えちゃってるじゃない!!」
満面な笑顔で笑う茜李を2人は顔を揃えては、やれやれと顔を緩めた
しばらくしてはジョーイはある事を言い出す
「明日の朝、2人には未来に来てもらいます」
「…未来…」
「…」
「未来に行くのはややこしいけど僕がきっちり案内するよ
まぁ、少し茜李さんが心配だなぁ」
「え!?私!?」
「途中で迷子になりそうで怖い…」
「ありえる…」
「な!?私もう16歳よ!!なるわけないじゃない!!」
ジョルノとジョーイは顔を揃えてはハッと声を揃えて笑う
「なっ、なによその顔は〜!!私だってやる時はちゃんとやる子なんだからね!!
分かった!?」
ビシッと指を指し鼻息を荒らす
「後ね、ジョーイ!」
「はい」
「私は未来に行って、未来の私達を助けた後、未来の私に説教してるわ!」
「え、なぜ」
「もっと、子供の事を考えなさいってね!」
キリッとした表情に茜李にジョーイはクスクスと笑う
「ほんっと、そういうところ母さんと変わらない…」
「え!?なになに!?未来の私何言ったのよ!教えてよ〜!!」
茜李はジョーイをゆさゆさと揺らすがジョーイはニコニコと笑うだけ
『過去の私はおバカだったのよ!だからもし過去の私に出会えたら説教してやるわ!
もっと勉強をしなさい!ってね…うふふ』
『昔の君はほんとテストも散々だったよ』
『それは内緒よ』
優しくて頼りになる父さんと母さん
明日、僕が過去の貴方達を連れて必ず助けに行きます
どうかそれまでは無事で…
「ふぁ〜、おはよう〜」
「おはよう、ジョーイ」
未だに半分夢の中の茜李とキチッと準備を終えたジョルノ
「はいはい、茜李は目を覚ます」
「うん…」
目をゴシゴシと擦りジョルノの服の裾を掴む
「で…なんであんた達も付いてくるんだ?」
「なんでって助っ人だよ!人数が多い方がいいだろ?」
「そうよ!こういう時は助け合うべきよ!」
「同じく僕も、助けたいんだ」
張り切るミスタ、トリッシュ、フーゴ
「結構体力削るんだけどなぁ…まぁいっか。じゃあ迷子にならないでね」
ジョーイはG・Tを呼べばG・Tは杖を掲げては下に振り下ろす
「未来への扉よ!!開け!!」
杖が下されたところには扉が現れ6人は扉に吸い込まれるように先へと進んで行った
「…ここは…」
そこは真っ白の霧に包まれていた
「ここは時の狭間だよ。僕達は逸れなかったみたいだね。魂が近いからなのかな?」
「時の狭間…茜李は?」
「茜李さんは人生の狭間にいるよ?今までの人生を一通り過ごせば戻ってくるよ」
「そう…」
「…ちなみにそこの人生の狭間は覗くことが出来るよ」
「覗く?」
「茜李さんの生まれた頃から今に至るまでの人生…覗くことも出来れば会えたりするんだ」
「…少し興味はあるな」
「じゃあ行こう。実は僕も興味があるんだ」
「…やっぱり僕達親子だな」
「そうだね。茜李さんの事大好きなのも同じだしね」
2人は茜李がいる人生の狭間へと向かうことにした。
「擦ったら跡が付いちゃうわ」
「母さん…」
「母さんって言葉は向こうの私に言ってあげて、ここでは茜李って呼んで?
貴方のお母さんは1人だけなんだから…ね?」
茜李は優しくそう伝えればジョーイは泣き止んだ
「茜李さん!」
「はぁい!」
笑い合う2人にジョルノも優しく微笑んでいれば突然ドアが開いた
「ジョルノ〜!?お前の息子が未来から来たんだって!?」
「見たいわ!!」
「すみません、ジョジョ…つい口を滑らせてしまって…」
そこには、はしゃぐミスタとトリッシュに申し訳なさそうな顔をするフーゴがいた
「情報が漏れるの早いな…」
「ジョルノさん、本当にこのパッショーネ大丈夫なの?」
ため息を吐くジョルノ、それに疑問を抱くジョーイの顔はとてもそっくりだった
「ぎぇー!!ジョルノが2人!?」
「「髪型とか違うでしょ!!」」
声を揃えて言う2人に茜李は大声で笑う
「あはは!2人とも声を揃えちゃってるじゃない!!」
満面な笑顔で笑う茜李を2人は顔を揃えては、やれやれと顔を緩めた
しばらくしてはジョーイはある事を言い出す
「明日の朝、2人には未来に来てもらいます」
「…未来…」
「…」
「未来に行くのはややこしいけど僕がきっちり案内するよ
まぁ、少し茜李さんが心配だなぁ」
「え!?私!?」
「途中で迷子になりそうで怖い…」
「ありえる…」
「な!?私もう16歳よ!!なるわけないじゃない!!」
ジョルノとジョーイは顔を揃えてはハッと声を揃えて笑う
「なっ、なによその顔は〜!!私だってやる時はちゃんとやる子なんだからね!!
分かった!?」
ビシッと指を指し鼻息を荒らす
「後ね、ジョーイ!」
「はい」
「私は未来に行って、未来の私達を助けた後、未来の私に説教してるわ!」
「え、なぜ」
「もっと、子供の事を考えなさいってね!」
キリッとした表情に茜李にジョーイはクスクスと笑う
「ほんっと、そういうところ母さんと変わらない…」
「え!?なになに!?未来の私何言ったのよ!教えてよ〜!!」
茜李はジョーイをゆさゆさと揺らすがジョーイはニコニコと笑うだけ
『過去の私はおバカだったのよ!だからもし過去の私に出会えたら説教してやるわ!
もっと勉強をしなさい!ってね…うふふ』
『昔の君はほんとテストも散々だったよ』
『それは内緒よ』
優しくて頼りになる父さんと母さん
明日、僕が過去の貴方達を連れて必ず助けに行きます
どうかそれまでは無事で…
「ふぁ〜、おはよう〜」
「おはよう、ジョーイ」
未だに半分夢の中の茜李とキチッと準備を終えたジョルノ
「はいはい、茜李は目を覚ます」
「うん…」
目をゴシゴシと擦りジョルノの服の裾を掴む
「で…なんであんた達も付いてくるんだ?」
「なんでって助っ人だよ!人数が多い方がいいだろ?」
「そうよ!こういう時は助け合うべきよ!」
「同じく僕も、助けたいんだ」
張り切るミスタ、トリッシュ、フーゴ
「結構体力削るんだけどなぁ…まぁいっか。じゃあ迷子にならないでね」
ジョーイはG・Tを呼べばG・Tは杖を掲げては下に振り下ろす
「未来への扉よ!!開け!!」
杖が下されたところには扉が現れ6人は扉に吸い込まれるように先へと進んで行った
「…ここは…」
そこは真っ白の霧に包まれていた
「ここは時の狭間だよ。僕達は逸れなかったみたいだね。魂が近いからなのかな?」
「時の狭間…茜李は?」
「茜李さんは人生の狭間にいるよ?今までの人生を一通り過ごせば戻ってくるよ」
「そう…」
「…ちなみにそこの人生の狭間は覗くことが出来るよ」
「覗く?」
「茜李さんの生まれた頃から今に至るまでの人生…覗くことも出来れば会えたりするんだ」
「…少し興味はあるな」
「じゃあ行こう。実は僕も興味があるんだ」
「…やっぱり僕達親子だな」
「そうだね。茜李さんの事大好きなのも同じだしね」
2人は茜李がいる人生の狭間へと向かうことにした。