第1章 魂を操る少女編
夜が明け太陽の光が差し込み小鳥が鳴く
「茜李ー!起きなさい!!」
茜李の父親が階段下から大きな声を出し茜李を呼び寄せる
『私ガ起コシテキマスヨ』
「サンシャインおはよう。ありがとう」
サンシャインは茜李の側に行き茜李を起こせばもそもそと起き時計を見た瞬間…
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
朝からの叫びにサンシャインはクスクスと笑う
「もう!もっと早く起こしてよ〜!!!」
ふえーん!と泣きべそをかきながらお団子頭を作り赤いリボンを付け制服を整えては部屋から出る
階段を降りようとした時、慌てたせいか足を滑らせドンドン!と尻から落ちて行った
「いたた…」
「茜李〜?」
「ごめん!朝ごはんいらない!遅刻!遅刻!」
茜李は勢いよく外を出た
「もう高校生なのにしっかりしてほしいよ」
そう微笑みながら茜李の父はコーヒーを飲んだ
「はぁ…はぁ…遅刻しちゃうじゃない〜!」
普段の茜李は必ず遅刻しない
昨夜は眠れなかった
なぜならジョルノと次はいつ出会えるのだろうとワクワクとしていたせいかあまり眠れていなかった
急いでいるせいか回りを見ておらず町の角先で誰かとぶつかってしまった
倒れる…!と思った瞬間、グッと腕を掴まれ相手の方に引き寄せられる
「え?」
「大丈夫?」
聞き覚えのある声…
「あ…ジョルノ!」
「気をつけて」
ジョルノは微笑みながら背を向けては手をヒラヒラと降る
そして彼の背にはたくさんの部下が並んでいた
やはり彼と生きる世界は違うのだろうと茜李は感じ少し寂しい気持ちになった
するとチャイムの音が遠くから聞こえては学校の事を思い出す
「やばいやばい!!」
慌てて道を走る茜李の姿をジョルノが見つめていた事を知らずに…
「はー、今日は疲れる日だなぁ」
朝からジョルノと出会っては遅刻して先生に怒られ、さらに授業中に爆睡をしては廊下に立たされていた
「お腹空いたなぁ」
さすさすとお腹をさすり茜李はぼーっと空を眺めていた
『茜李、ドウシタノデスカ?』
「サンシャイン…暇だしお腹空いたの」
『ホント貴方ハ食イシン坊デスネ』
「だって食べることが好きだもの」
2人して面白おかしく笑い合う
そうサンシャインとは生まれた時から一緒だ
共に成長し過ごし助け合っていた
もう家族であり友人みたい関係だ
「あ…」
茜李は空を見るとポツポツと雨が降り始めていた
「傘持ってきていない」
そしてさらに雨が酷く降り茜李は靴箱の前で佇んでいた
「やっぱり今日は最悪の日よ…」
靴箱の前で立ち雨がマシになるまで様子を見ていると黒い傘を持って歩いてくる人がこちらに向かって来ていた
「茜李」
「え?ジョルノ?」
なぜここに…
「奇遇だな。僕はここの校長とお話があって…」
「そうなんだ!ほんと偶然!」
「茜李はなぜここに…あ、傘無いのか」
するとジョルノは茜李に近づき傘を畳んでは茜李に渡す
「これ使って」
「え?」
「それでは」
スタスタと校舎の中に入って行くジョルノ
「…ありがたく使わせてもらおう」
そして傘を差し通学路を歩く
ぼーっと歩いていれば突然サンシャインが姿を現した
「どうしたの?」
『背後ニタダナラヌ気配ヲ感ジマス』
その言葉に茜李は気を引き締めその場から走る
たどり着いた場所は路地裏
「私に何の用?」
「そのスタンド能力とやらを献上してほしい」
「それは無理なお願いよ」
「なら、死ね」
相手は背後からスタンドを出し茜李も戦闘態勢へと入る
「行くよ!サンシャイン!!」
『ハイ!』
サンシャインは相手のスタンドの頭を掴みギリギリと音を立てる
そして蹴りを入れサンシャインはスタンドから魂を引き抜き語りかける
『茜李ノ前デハスタンドヲ出セナイワ』
そして指先で魂を戻せば男のスタンド消滅した
「は!?俺のスタンドが…!」
「私のスタンドは魂の移動、そして魂の記憶に書き込む事が出来るの…だから貴方のスタンドは私の前では出せない」
その言葉に男は絶望したかのような表情になる
「さ、帰ろう」
傘を拾おうと背後を向けた瞬間、男は懐からナイフを出し茜李を刺そうとしていた
『茜李!!!』
「しまっ…!」
「ゴールド・エクスペリエンス」
地面から木が生え男の体に取り巻く
「しばらくはそこから動けないだろう…ミスタこの男について頼む」
「りょーかい」
ミスタは銃を構えてはパンッ!と男の足を打つ
「ひっ!」
茜李は思わず声を出してはジョルノは手で目を隠す
「これ以上は見てはいけないよ」
茜李を誘導し車に乗せた
「怪我が無くてよかった」
「うん…助けてくれてありがとう」
「…いえ…家まで送るよ、それに君の父親と話すことがあるんだ」
「え?お父さんと?」
そしてジョルノは茜李の家の前に付けば既にドアを開けた父親の姿が…
「お父さん?」
するとギュッと茜李を抱きしめた
「無事でよかった…ジョバァーナさん…本当によろしいのですね?」
「…その前に中で話をさせてもらっても」
茜李は2人なぜ知り合いなのかとても不思議で仕方なかった
「どうぞ…」
何か胸騒ぎがした…
「茜李ー!起きなさい!!」
茜李の父親が階段下から大きな声を出し茜李を呼び寄せる
『私ガ起コシテキマスヨ』
「サンシャインおはよう。ありがとう」
サンシャインは茜李の側に行き茜李を起こせばもそもそと起き時計を見た瞬間…
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
朝からの叫びにサンシャインはクスクスと笑う
「もう!もっと早く起こしてよ〜!!!」
ふえーん!と泣きべそをかきながらお団子頭を作り赤いリボンを付け制服を整えては部屋から出る
階段を降りようとした時、慌てたせいか足を滑らせドンドン!と尻から落ちて行った
「いたた…」
「茜李〜?」
「ごめん!朝ごはんいらない!遅刻!遅刻!」
茜李は勢いよく外を出た
「もう高校生なのにしっかりしてほしいよ」
そう微笑みながら茜李の父はコーヒーを飲んだ
「はぁ…はぁ…遅刻しちゃうじゃない〜!」
普段の茜李は必ず遅刻しない
昨夜は眠れなかった
なぜならジョルノと次はいつ出会えるのだろうとワクワクとしていたせいかあまり眠れていなかった
急いでいるせいか回りを見ておらず町の角先で誰かとぶつかってしまった
倒れる…!と思った瞬間、グッと腕を掴まれ相手の方に引き寄せられる
「え?」
「大丈夫?」
聞き覚えのある声…
「あ…ジョルノ!」
「気をつけて」
ジョルノは微笑みながら背を向けては手をヒラヒラと降る
そして彼の背にはたくさんの部下が並んでいた
やはり彼と生きる世界は違うのだろうと茜李は感じ少し寂しい気持ちになった
するとチャイムの音が遠くから聞こえては学校の事を思い出す
「やばいやばい!!」
慌てて道を走る茜李の姿をジョルノが見つめていた事を知らずに…
「はー、今日は疲れる日だなぁ」
朝からジョルノと出会っては遅刻して先生に怒られ、さらに授業中に爆睡をしては廊下に立たされていた
「お腹空いたなぁ」
さすさすとお腹をさすり茜李はぼーっと空を眺めていた
『茜李、ドウシタノデスカ?』
「サンシャイン…暇だしお腹空いたの」
『ホント貴方ハ食イシン坊デスネ』
「だって食べることが好きだもの」
2人して面白おかしく笑い合う
そうサンシャインとは生まれた時から一緒だ
共に成長し過ごし助け合っていた
もう家族であり友人みたい関係だ
「あ…」
茜李は空を見るとポツポツと雨が降り始めていた
「傘持ってきていない」
そしてさらに雨が酷く降り茜李は靴箱の前で佇んでいた
「やっぱり今日は最悪の日よ…」
靴箱の前で立ち雨がマシになるまで様子を見ていると黒い傘を持って歩いてくる人がこちらに向かって来ていた
「茜李」
「え?ジョルノ?」
なぜここに…
「奇遇だな。僕はここの校長とお話があって…」
「そうなんだ!ほんと偶然!」
「茜李はなぜここに…あ、傘無いのか」
するとジョルノは茜李に近づき傘を畳んでは茜李に渡す
「これ使って」
「え?」
「それでは」
スタスタと校舎の中に入って行くジョルノ
「…ありがたく使わせてもらおう」
そして傘を差し通学路を歩く
ぼーっと歩いていれば突然サンシャインが姿を現した
「どうしたの?」
『背後ニタダナラヌ気配ヲ感ジマス』
その言葉に茜李は気を引き締めその場から走る
たどり着いた場所は路地裏
「私に何の用?」
「そのスタンド能力とやらを献上してほしい」
「それは無理なお願いよ」
「なら、死ね」
相手は背後からスタンドを出し茜李も戦闘態勢へと入る
「行くよ!サンシャイン!!」
『ハイ!』
サンシャインは相手のスタンドの頭を掴みギリギリと音を立てる
そして蹴りを入れサンシャインはスタンドから魂を引き抜き語りかける
『茜李ノ前デハスタンドヲ出セナイワ』
そして指先で魂を戻せば男のスタンド消滅した
「は!?俺のスタンドが…!」
「私のスタンドは魂の移動、そして魂の記憶に書き込む事が出来るの…だから貴方のスタンドは私の前では出せない」
その言葉に男は絶望したかのような表情になる
「さ、帰ろう」
傘を拾おうと背後を向けた瞬間、男は懐からナイフを出し茜李を刺そうとしていた
『茜李!!!』
「しまっ…!」
「ゴールド・エクスペリエンス」
地面から木が生え男の体に取り巻く
「しばらくはそこから動けないだろう…ミスタこの男について頼む」
「りょーかい」
ミスタは銃を構えてはパンッ!と男の足を打つ
「ひっ!」
茜李は思わず声を出してはジョルノは手で目を隠す
「これ以上は見てはいけないよ」
茜李を誘導し車に乗せた
「怪我が無くてよかった」
「うん…助けてくれてありがとう」
「…いえ…家まで送るよ、それに君の父親と話すことがあるんだ」
「え?お父さんと?」
そしてジョルノは茜李の家の前に付けば既にドアを開けた父親の姿が…
「お父さん?」
するとギュッと茜李を抱きしめた
「無事でよかった…ジョバァーナさん…本当によろしいのですね?」
「…その前に中で話をさせてもらっても」
茜李は2人なぜ知り合いなのかとても不思議で仕方なかった
「どうぞ…」
何か胸騒ぎがした…