第1章 魂を操る少女編
「え〜っとそのまだ返ってきてなくて…」
茜李は苦笑いをしながら、サッとカバンを隠すのをジョルノは見逃さなかった
ジョルノは茜李の腰を引き寄せキスをしては茜李の意識をカバンから離させるために深くキスをする
手の力が抜けた瞬間、茜李のカバンを奪う
「はぁ…はぁ…あ!しまった!!返して〜
!」
ジョルノは茜李のカバンから取り出したのは4点と書かれたテストだった
「…他には…7点、30点、24点…茜李?」
「は、はい…」
「これはなんなんだ?勉強はちゃんとしていただろ?」
「し、してたけど…最近ぼーっとしてて…えへへ」
頰を緩める茜李にジョルノはいくつか心当たりがあった
茜李と恋人同士になってからぼーっとする事が多かった
恐らく幸せに浸っているのであろう。やはり自分も表面上は余裕をかましてるが内心浮かれているのかスキンシップを激しく取ってしまっていた
「はぁー…茜李…」
「は、はい…」
「次の再テストで全教科70点取らないとこの前約束したデートを取り消す」
「えぇぇぇぇ!!!???嘘でしょ!!??」
「ちょうど仕事を入れようと思っていたんで」
フッとジョルノが笑えば茜李は最初は絶望な顔をしていたが次第に怒りの表情になる
「そこまで言うならやってやろうじゃん…!!」
そうそこで誰もがジョルノに勉強を教えてと言うのかと思いきや…
「フーゴさん!!勉強教えてください!!」
運転席にいるフーゴは突然のことに吹き出した
「ぼ、僕ですか!?」
突然の事にジョルノの顔は驚いていた
「ジョジョ…」
フーゴはチラッと後ろを見ればそこには凄味全開の表情をするジョルノになぜかレクイエム化したG・Eがいた
チラッと茜李の方を見れば子犬のように縋るような瞳をウルウルとしてこちらを見ていた
「(僕はどちらを選べば…!!)」
「ジョルノ!そんな睨みつけたらダメだよ!レクイエムも禁止!」
『デモ、アイツハ茜李ニ邪ナ気持チヲ持ッテイマス』
指差すレクイエムにフーゴはブチ切れた
「デタラメを言うなレクイエム!!!それなら僕が勉強を教えてあげますよ!!!
彼女に対して邪な気持ちなんてない事を証明してやる!!」
「さすがフーゴさん!!頼りになります!!」
「はい!!」
フーゴは笑顔で返事しては後に後悔をした
誘いに乗ってしまったと…
「えーっと、ここの公式はこうして…」
「なるほど!!分かり易い!!」
「そう!その調子ですよ!」
フーゴの教え通りやれば余裕の全問正解に茜李はフーゴにハイタッチをする
「嬉しいですよ!全問正解なんて初めてです!!」
「い、いえ…貴方は努力をしたんでその分が返ってきたんですよ」
触れた手がとても小さく感じた
こんなか弱い小さな手で今までたくさんの敵と戦い
ジョルノを救ったのか
「なぜ…僕に勉強なんて…」
「それは…ジョルノが言ってたんです!フーゴさんはとても賢く頼りになると…
昔はよく勉強を教えてたって言ってました!!」
幸せそうに話す茜李にフーゴは胸が苦しくなるぐらい締め付けられた
彼女の中にはジョルノがいる。
他人が入れる程の隙のない絆で結ばれている。
「僕は貴方のそういうところを尊敬します」
「あはは、ありがとうございます」
多分僕が言いたい事をこの人には一生伝わらないだろう
例えるならジョルノが神なら彼女は女神だ
「さて、勉強の続きをしましょうか」
「はい!」
そして夜になり茜李は鼻歌を歌いながらジョルノの部屋に入る
「ジョルノ〜、いる?」
ひょこっとドアから顔を覗かせればそこには真剣に書類を読んでいるジョルノの姿がいた
「あ、茜李どうしたんだい?」
「さっきね!勉強終わったの!それでね全問正解しちゃった!」
「それは凄いなぁ。フーゴとの勉強は楽しい?」
「うん!楽しいよ!」
「…茜李ちょっとこっちにおいで」
ジョルノに手招きされては対面するように膝の上に乗せられる
ジョルノは茜李の胸に埋もれるように抱きしめる
「じょ、ジョルノ?」
「しばらくこのままでいさせてもいいかな」
「…うん」
茜李は赤ん坊のように甘えるジョルノの頭を優しく撫でる
何か不安なことがあったのかなと考えるがよく分からなかったので茜李は放っておいた
茜李は苦笑いをしながら、サッとカバンを隠すのをジョルノは見逃さなかった
ジョルノは茜李の腰を引き寄せキスをしては茜李の意識をカバンから離させるために深くキスをする
手の力が抜けた瞬間、茜李のカバンを奪う
「はぁ…はぁ…あ!しまった!!返して〜
!」
ジョルノは茜李のカバンから取り出したのは4点と書かれたテストだった
「…他には…7点、30点、24点…茜李?」
「は、はい…」
「これはなんなんだ?勉強はちゃんとしていただろ?」
「し、してたけど…最近ぼーっとしてて…えへへ」
頰を緩める茜李にジョルノはいくつか心当たりがあった
茜李と恋人同士になってからぼーっとする事が多かった
恐らく幸せに浸っているのであろう。やはり自分も表面上は余裕をかましてるが内心浮かれているのかスキンシップを激しく取ってしまっていた
「はぁー…茜李…」
「は、はい…」
「次の再テストで全教科70点取らないとこの前約束したデートを取り消す」
「えぇぇぇぇ!!!???嘘でしょ!!??」
「ちょうど仕事を入れようと思っていたんで」
フッとジョルノが笑えば茜李は最初は絶望な顔をしていたが次第に怒りの表情になる
「そこまで言うならやってやろうじゃん…!!」
そうそこで誰もがジョルノに勉強を教えてと言うのかと思いきや…
「フーゴさん!!勉強教えてください!!」
運転席にいるフーゴは突然のことに吹き出した
「ぼ、僕ですか!?」
突然の事にジョルノの顔は驚いていた
「ジョジョ…」
フーゴはチラッと後ろを見ればそこには凄味全開の表情をするジョルノになぜかレクイエム化したG・Eがいた
チラッと茜李の方を見れば子犬のように縋るような瞳をウルウルとしてこちらを見ていた
「(僕はどちらを選べば…!!)」
「ジョルノ!そんな睨みつけたらダメだよ!レクイエムも禁止!」
『デモ、アイツハ茜李ニ邪ナ気持チヲ持ッテイマス』
指差すレクイエムにフーゴはブチ切れた
「デタラメを言うなレクイエム!!!それなら僕が勉強を教えてあげますよ!!!
彼女に対して邪な気持ちなんてない事を証明してやる!!」
「さすがフーゴさん!!頼りになります!!」
「はい!!」
フーゴは笑顔で返事しては後に後悔をした
誘いに乗ってしまったと…
「えーっと、ここの公式はこうして…」
「なるほど!!分かり易い!!」
「そう!その調子ですよ!」
フーゴの教え通りやれば余裕の全問正解に茜李はフーゴにハイタッチをする
「嬉しいですよ!全問正解なんて初めてです!!」
「い、いえ…貴方は努力をしたんでその分が返ってきたんですよ」
触れた手がとても小さく感じた
こんなか弱い小さな手で今までたくさんの敵と戦い
ジョルノを救ったのか
「なぜ…僕に勉強なんて…」
「それは…ジョルノが言ってたんです!フーゴさんはとても賢く頼りになると…
昔はよく勉強を教えてたって言ってました!!」
幸せそうに話す茜李にフーゴは胸が苦しくなるぐらい締め付けられた
彼女の中にはジョルノがいる。
他人が入れる程の隙のない絆で結ばれている。
「僕は貴方のそういうところを尊敬します」
「あはは、ありがとうございます」
多分僕が言いたい事をこの人には一生伝わらないだろう
例えるならジョルノが神なら彼女は女神だ
「さて、勉強の続きをしましょうか」
「はい!」
そして夜になり茜李は鼻歌を歌いながらジョルノの部屋に入る
「ジョルノ〜、いる?」
ひょこっとドアから顔を覗かせればそこには真剣に書類を読んでいるジョルノの姿がいた
「あ、茜李どうしたんだい?」
「さっきね!勉強終わったの!それでね全問正解しちゃった!」
「それは凄いなぁ。フーゴとの勉強は楽しい?」
「うん!楽しいよ!」
「…茜李ちょっとこっちにおいで」
ジョルノに手招きされては対面するように膝の上に乗せられる
ジョルノは茜李の胸に埋もれるように抱きしめる
「じょ、ジョルノ?」
「しばらくこのままでいさせてもいいかな」
「…うん」
茜李は赤ん坊のように甘えるジョルノの頭を優しく撫でる
何か不安なことがあったのかなと考えるがよく分からなかったので茜李は放っておいた