第1章 魂を操る少女編
太陽の光によってキラキラと光り輝く金色の髪にエメラルドの瞳
髪先からつま先までまるで彫刻のように美しい形をした男がいた
彼の名はジョルノ・ジョバァーナ
僅か15歳でパッショーネのボスとなった
彼は右腕となるミスタを連れて街を歩く
ジョルノがボスとなってからは一気に街は平和になった
しかしジョルノはボスとなってから少し変わった
キョロキョロと周りを見渡す素ぶりが増えては頭を抱えている
「で、お前はその例の赤いリボンのお団子頭のセーラー服の女の子を探してるのかー?」
2人はリストランテに入りミスタはピストルズにご飯を与えていた
「はい…この前、似たような子を見つけてもしかしたらと…」
「はぁ〜…」
つい先日ジョルノからある事を告げられたミスタ
ディアボロとの戦いの時に突然現れた少女がブチャラティの魂を引き止めジョルノと少しの間だが会話をさせてくれたのだとか…
ブチャラティが天に召された時と同時に彼女の足元には大きな穴が出来ては彼女は引き込まれていく
その時に
『私の名前は茜李!!鈴原茜李!!いつか会えるから!私待ってるから!!』
そう言い残し消えたという…
「って言われてもな〜、俺たちは見えてなかったしな〜」
ミスタはボリボリと頭をかき、ピストルズが食べ終えたのを見ては店を出た直後
目の前に赤いリボンの女の子が通った
でも何やら柄の悪そうな男に引っ張られていた
ジョルノはミスタを放って追いかける
「おい待てよ!!」
一方路地裏では…
「姉ちゃん…俺の相手してよ」
「え?お父さん病院に運ばれたって…」
「嘘だよバーカ!」
少女は一気に焦った顔をしては一歩引き下がった時、突然後ろから肩に何者かの手を置かれた
「待たせましたね」
少女は顔を上げれば見たこともないくらい美しい少年がいた
「僕の名前はジョルノ・ジョバァーナ…この名前を知らない奴はいないだろ?」
男はその名を聞いては一目散に逃げていく
男の姿を見送っては少女は一息ついた
「あの…ありがとうございます」
「いえ…左手怪我していますね」
少女はチラッと左手を見ればほんのかすり傷が出来ていた
ジョルノは御構い無しに左手に触れGEを使い治す
するとその瞬間…
「ジョバァーナさん!貴方も、もしかしてこの能力が使えるの!?」
「え?」
すると少女は「サンシャイン」と名を呼べば彼女の背からスタンドが出てきた
「君もスタンド使いなのですか?」
「えぇ!貴方も見せてもらってもよろしいかしら?」
少女はニコッと笑えばジョルノは優しく微笑みGEを見せてあげる
「貴方の能力はなんでも治せるのね…」
「正確には直すですが、物に生命を与えれるんです」
「…まるで神様みたい…私は魂を移動できるの」
「へぇ…移動とは?」
「時空関係なく魂を飛ばせるの過去にも未来にもあるいは天にも…まぁ天に行っちゃったら帰ってこれないけどね」
えへへと照れくさそうに笑う少女にジョルノは例の少女と影を重ねていた
もしかしたら…
この子では…と思い始めたその時…
「ジョルノ〜、ここだったのかよ」
散々走り回りヘトヘトなミスタにジョルノはクスッと笑う
「あ、こんな時間…私帰らなくちゃ」
「1人で大丈夫ですか?」
「平気!家、ここら辺だから!!」
去ろうとする少女にジョルノは声をかける
「待ってください!君の名前を…!」
クルッと少女は振り向き笑顔で答える
「私の名前は鈴原茜李!茜李よ!」
茜李は手を振りながら帰って行った
「珍しい名前…日本人かもしくはハーフか?」
ミスタは黙りとするジョルノに目線をやる
「お?まさかあの子だったのか?」
ミスタはニカッと嬉しそうに笑う
なんだって隣では嬉しそうに頬を緩めて笑みを浮かべているジョルノがいたから…
「鈴原茜李16歳。血液型はA型。身長は155cm。誕生日は4月16日ってジョジョと一緒じゃないか…
で、家族構成は小さい頃に母親は死亡。現在は父親と暮らしている。そして今日分かったことはスタンド使い…魂を移動させるですか…」
「報告ありがとうフーゴ」
「いえ…ですが、彼女は貴方のことを覚えてなさそうだったらしいですね」
「はい…もしかしたらあれはもう少し先の未来の彼女かも知れません」
「やはり…そういう考えになりますよね」
ジョルノは息を吐けば立ち上がり窓を見る
「でも、ずっと逢いたかった。なのに…今はその時じゃない…
少し複雑だ」
寂しそうな背中をフーゴはただ見つめることしか出来なかった
そして次の日
「はぁ〜、昨日は散々だったなぁ〜。でもいいや!イケメン見れたし!」
うふふっと鼻歌を歌いながら校門を出ようとすると何やら黒い高級車が止まっていた
そして車のドアが開けば…
「ボンジョルノ」
「あー!!ジョバァーナさん!!」
「あれからはなんともありませんでしたか?」
「えぇ!この通り元気よ!」
ニカッと笑う茜李にジョルノは優しく微笑み手を優しく握る
「良ければお送りしますよ?」
「え!?いいの!?」
「えぇ」
茜李は嬉しそうに車に乗ればジョルノは隣へと座る
「えーっと…ジョバァーナさんって…」
「はい?」
「私と同じ歳?」
「そうですけど…僕の情報漏洩が少し酷いな…」
渋い顔をするジョルノに茜李は慌てて弁解する
「そうじゃないよ!私がたまたま同じ歳かなって思ったから聞いたら当たっただけ!
あわよくば、同じ歳だし敬語やめて友達になりたいなーって!…駄目?」
「そうですか…」
「うんうん!」
「じゃあ改めてよろしく茜李」
「えぇ!ジョルノ!」
楽しい時間はあっという間に進み茜李の家に着いた
「送ってもらってありがとう!」
「いえ、無事な様子を見れてよかった」
ジョルノはそう言い残し背を向けた
その時、茜李はふとある物が見えてしまう
彼の背を見守るかのように見つめる1人の青年の姿が…。
髪先からつま先までまるで彫刻のように美しい形をした男がいた
彼の名はジョルノ・ジョバァーナ
僅か15歳でパッショーネのボスとなった
彼は右腕となるミスタを連れて街を歩く
ジョルノがボスとなってからは一気に街は平和になった
しかしジョルノはボスとなってから少し変わった
キョロキョロと周りを見渡す素ぶりが増えては頭を抱えている
「で、お前はその例の赤いリボンのお団子頭のセーラー服の女の子を探してるのかー?」
2人はリストランテに入りミスタはピストルズにご飯を与えていた
「はい…この前、似たような子を見つけてもしかしたらと…」
「はぁ〜…」
つい先日ジョルノからある事を告げられたミスタ
ディアボロとの戦いの時に突然現れた少女がブチャラティの魂を引き止めジョルノと少しの間だが会話をさせてくれたのだとか…
ブチャラティが天に召された時と同時に彼女の足元には大きな穴が出来ては彼女は引き込まれていく
その時に
『私の名前は茜李!!鈴原茜李!!いつか会えるから!私待ってるから!!』
そう言い残し消えたという…
「って言われてもな〜、俺たちは見えてなかったしな〜」
ミスタはボリボリと頭をかき、ピストルズが食べ終えたのを見ては店を出た直後
目の前に赤いリボンの女の子が通った
でも何やら柄の悪そうな男に引っ張られていた
ジョルノはミスタを放って追いかける
「おい待てよ!!」
一方路地裏では…
「姉ちゃん…俺の相手してよ」
「え?お父さん病院に運ばれたって…」
「嘘だよバーカ!」
少女は一気に焦った顔をしては一歩引き下がった時、突然後ろから肩に何者かの手を置かれた
「待たせましたね」
少女は顔を上げれば見たこともないくらい美しい少年がいた
「僕の名前はジョルノ・ジョバァーナ…この名前を知らない奴はいないだろ?」
男はその名を聞いては一目散に逃げていく
男の姿を見送っては少女は一息ついた
「あの…ありがとうございます」
「いえ…左手怪我していますね」
少女はチラッと左手を見ればほんのかすり傷が出来ていた
ジョルノは御構い無しに左手に触れGEを使い治す
するとその瞬間…
「ジョバァーナさん!貴方も、もしかしてこの能力が使えるの!?」
「え?」
すると少女は「サンシャイン」と名を呼べば彼女の背からスタンドが出てきた
「君もスタンド使いなのですか?」
「えぇ!貴方も見せてもらってもよろしいかしら?」
少女はニコッと笑えばジョルノは優しく微笑みGEを見せてあげる
「貴方の能力はなんでも治せるのね…」
「正確には直すですが、物に生命を与えれるんです」
「…まるで神様みたい…私は魂を移動できるの」
「へぇ…移動とは?」
「時空関係なく魂を飛ばせるの過去にも未来にもあるいは天にも…まぁ天に行っちゃったら帰ってこれないけどね」
えへへと照れくさそうに笑う少女にジョルノは例の少女と影を重ねていた
もしかしたら…
この子では…と思い始めたその時…
「ジョルノ〜、ここだったのかよ」
散々走り回りヘトヘトなミスタにジョルノはクスッと笑う
「あ、こんな時間…私帰らなくちゃ」
「1人で大丈夫ですか?」
「平気!家、ここら辺だから!!」
去ろうとする少女にジョルノは声をかける
「待ってください!君の名前を…!」
クルッと少女は振り向き笑顔で答える
「私の名前は鈴原茜李!茜李よ!」
茜李は手を振りながら帰って行った
「珍しい名前…日本人かもしくはハーフか?」
ミスタは黙りとするジョルノに目線をやる
「お?まさかあの子だったのか?」
ミスタはニカッと嬉しそうに笑う
なんだって隣では嬉しそうに頬を緩めて笑みを浮かべているジョルノがいたから…
「鈴原茜李16歳。血液型はA型。身長は155cm。誕生日は4月16日ってジョジョと一緒じゃないか…
で、家族構成は小さい頃に母親は死亡。現在は父親と暮らしている。そして今日分かったことはスタンド使い…魂を移動させるですか…」
「報告ありがとうフーゴ」
「いえ…ですが、彼女は貴方のことを覚えてなさそうだったらしいですね」
「はい…もしかしたらあれはもう少し先の未来の彼女かも知れません」
「やはり…そういう考えになりますよね」
ジョルノは息を吐けば立ち上がり窓を見る
「でも、ずっと逢いたかった。なのに…今はその時じゃない…
少し複雑だ」
寂しそうな背中をフーゴはただ見つめることしか出来なかった
そして次の日
「はぁ〜、昨日は散々だったなぁ〜。でもいいや!イケメン見れたし!」
うふふっと鼻歌を歌いながら校門を出ようとすると何やら黒い高級車が止まっていた
そして車のドアが開けば…
「ボンジョルノ」
「あー!!ジョバァーナさん!!」
「あれからはなんともありませんでしたか?」
「えぇ!この通り元気よ!」
ニカッと笑う茜李にジョルノは優しく微笑み手を優しく握る
「良ければお送りしますよ?」
「え!?いいの!?」
「えぇ」
茜李は嬉しそうに車に乗ればジョルノは隣へと座る
「えーっと…ジョバァーナさんって…」
「はい?」
「私と同じ歳?」
「そうですけど…僕の情報漏洩が少し酷いな…」
渋い顔をするジョルノに茜李は慌てて弁解する
「そうじゃないよ!私がたまたま同じ歳かなって思ったから聞いたら当たっただけ!
あわよくば、同じ歳だし敬語やめて友達になりたいなーって!…駄目?」
「そうですか…」
「うんうん!」
「じゃあ改めてよろしく茜李」
「えぇ!ジョルノ!」
楽しい時間はあっという間に進み茜李の家に着いた
「送ってもらってありがとう!」
「いえ、無事な様子を見れてよかった」
ジョルノはそう言い残し背を向けた
その時、茜李はふとある物が見えてしまう
彼の背を見守るかのように見つめる1人の青年の姿が…。
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