即興SS
ドロロは地球に来てからぼうっと雲を見ることが増えた。特に何もせず、ただ雲を見るのだ。というのも地球の雲はケロン星の雲とは全く違っていた。そもそも星形ではないし、様々な形があり天気によって色を変える。ただ見ているだけでも楽しくてドロロは定期的に空を見上げるのだった。特に夕方の雲がドロロは好きだった。夕焼けに溶け込む赤い雲を見ていると、何故か不思議な気持ちにさせられる。昔から見ているわけでもないのに懐かしいような気持ちになるのだった。
そして、ふと思った。ジララも地球に来てから雲を見ているのだろうか。じっと立ち止まって空を見上げたりするのだろうか。想像してみるもあまり上手くできなかった。もし見ているとしたら、雲を見ながらジララは何か思うのだろうか。綺麗だと思うのだろうか。それともくだらないと思うのだろうか。今のドロロにもジララの心を読むことはできなかった。きっと雲を見ていてもいつものポーカーフェイスで、端から見たら楽しくなさそうに見えるだろう。だがドロロは知っている。ジララは地球に来てから明らかに感情豊かになっている。表情には出ないものの、あるものを見ては綺麗だと感じたり、ドロロの言動を嬉しいと思ったり。ドロロの手助けのおかげなのか、少しずつ心を取り戻していたのだった。
ドロロは今度夕方にジララに会ったら二人で空を見上げようと思った。赤い雲を見上げて、その時のジララの心の動きを知りたいと思った。
そして、ふと思った。ジララも地球に来てから雲を見ているのだろうか。じっと立ち止まって空を見上げたりするのだろうか。想像してみるもあまり上手くできなかった。もし見ているとしたら、雲を見ながらジララは何か思うのだろうか。綺麗だと思うのだろうか。それともくだらないと思うのだろうか。今のドロロにもジララの心を読むことはできなかった。きっと雲を見ていてもいつものポーカーフェイスで、端から見たら楽しくなさそうに見えるだろう。だがドロロは知っている。ジララは地球に来てから明らかに感情豊かになっている。表情には出ないものの、あるものを見ては綺麗だと感じたり、ドロロの言動を嬉しいと思ったり。ドロロの手助けのおかげなのか、少しずつ心を取り戻していたのだった。
ドロロは今度夕方にジララに会ったら二人で空を見上げようと思った。赤い雲を見上げて、その時のジララの心の動きを知りたいと思った。
