その他
ドロロが夜遅くにギロロのテントへやってきた理由をギロロはまだ知らない。いつものように武器を磨きながらドロロとのひと時を過ごす。だが今日のドロロは正座をしたきりピクリとも動かない。ギロロは様子のおかしさに声をかけてみれば「今日こそは抱いてもらうでござる」と言うものだから、どうしようもなく困ってしまった。
確かに二人が恋人となって数ヶ月。それもようやく実らせた片思いだった。幼少期より思い続けてきた相手とだからその喜びはひとしおだった。だから、なのか。ギロロは既に満足してしまっていた。次に進むのはまだ早いかと無意識にドロロを思っていたのが裏目に出たのだった。
「そ、そんなこと急に言われてもだな」
「拙者は毎回テントに来るたびに今日こそはと思っていたでござるよ」
ドロロはあまりの進展のなさに痺れを切らし、面と向かって伝えるという判断をした。
「だ、だが」
「ギロロ君」
ドロロは武器を磨くギロロの手を掴む。今はそんなことしてる場合ではないと言わんばかりの目。無言の圧がギロロにのしかかった。
せっかくの誘いだ。ギロロにもその気がないわけではない。とはいえ、こうも急に言われても。
ギロロは武器を床に置く。ドロロの目はいつになく真剣だった。もとより冗談とも思えなかったが。
「……本気なんだな?」
ドロロは頷く。静寂の中にギロロの喉が鳴った。
ギロロはドロロの口布を下げた。キスだって、まだ慣れていない。ギロロのぎこちない仕草にドロロはギロロの手を握った。
「意気地無しじゃないって、証明して見せてよ」
ギロロはドロロの手を握り返した。そしてそのまま体を床へと押し倒す。期待に満ちたドロロの目にくらくらした。ギロロはこれから行う行為がまるで夢のように感じた。ドロロの腕がギロロの背中に回った。
「お手柔らかに頼むでござるよ」
ドロロの声はいつになく甘くギロロの耳をくすぐる。ギロロの了解の代わりに落としたキスが愛の開始を告げた。
確かに二人が恋人となって数ヶ月。それもようやく実らせた片思いだった。幼少期より思い続けてきた相手とだからその喜びはひとしおだった。だから、なのか。ギロロは既に満足してしまっていた。次に進むのはまだ早いかと無意識にドロロを思っていたのが裏目に出たのだった。
「そ、そんなこと急に言われてもだな」
「拙者は毎回テントに来るたびに今日こそはと思っていたでござるよ」
ドロロはあまりの進展のなさに痺れを切らし、面と向かって伝えるという判断をした。
「だ、だが」
「ギロロ君」
ドロロは武器を磨くギロロの手を掴む。今はそんなことしてる場合ではないと言わんばかりの目。無言の圧がギロロにのしかかった。
せっかくの誘いだ。ギロロにもその気がないわけではない。とはいえ、こうも急に言われても。
ギロロは武器を床に置く。ドロロの目はいつになく真剣だった。もとより冗談とも思えなかったが。
「……本気なんだな?」
ドロロは頷く。静寂の中にギロロの喉が鳴った。
ギロロはドロロの口布を下げた。キスだって、まだ慣れていない。ギロロのぎこちない仕草にドロロはギロロの手を握った。
「意気地無しじゃないって、証明して見せてよ」
ギロロはドロロの手を握り返した。そしてそのまま体を床へと押し倒す。期待に満ちたドロロの目にくらくらした。ギロロはこれから行う行為がまるで夢のように感じた。ドロロの腕がギロロの背中に回った。
「お手柔らかに頼むでござるよ」
ドロロの声はいつになく甘くギロロの耳をくすぐる。ギロロの了解の代わりに落としたキスが愛の開始を告げた。
