ジラドロ
擬人化
昼間の軍曹ルームは穏やかで、地球侵略などという名目で地球に来たとは思えない程だらけた空気が立ち込めていた。ドロロは天井裏から部屋へ入る。ビーチベッドに横たわって漫画を読んでいたケロロに声をかけた。
「全くだらしないでござるな」
「ゲッ、ドロロ! いつ来たでありますか!」
ケロロは慌てて起き上がると漫画を閉じる。だがドロロの目は誤魔化せない。ついでに手元に置いてあったジュースも隠そうと試みたが失敗に終わった。
「隊長殿、毎日毎日このような生活をしていては生活習慣病にかかるでござる」
ドロロはケロロへ歩み寄る。説教をしにわざわざ来たのか、ケロロはそんなことを思いながらベッドの上で体を小さく折り畳んだ。が、ふと一つに結った髪の隙間からドロロの耳元に目が入る。
「ゲロ? ドロロピアス開いてんの?」
ドロロは咄嗟に耳を隠す。ケロロは意地悪い笑みを浮かべてその手を払い除けようと腕を掴んだ。
「いつ開けたの〜?」
「こ、これはその、若気の至りというか」
「ふーん?」
ケロロは疑いの目を向ける。ドロロは何かを必死に隠そうとしている。何か都合の悪いことでもあるのだろうか。
「とにかく、今日は清涼飲料水禁止! 分かったでござるな!」
ドロロはそう言うと天井裏へ身を隠した。上手く事を濁せなかったことを後悔した。ドロロのピアスはX1時代にジララによって開けられたものだった。そんなこと、ケロロに言えるはずがない。このピアスがジララ様に仕える印。あの日、体ごとジララ様へ仕えると誓ったのだった。
今ではもうドロロと名を変え地球に寝返った。そんな誓い結局形だけだったのだと思う。きっとピアスも塞がってしまった。ジララ様は今どこで何をしているのだろう。ドロロはそっと耳に触るとあの頃を思い出した。
昼間の軍曹ルームは穏やかで、地球侵略などという名目で地球に来たとは思えない程だらけた空気が立ち込めていた。ドロロは天井裏から部屋へ入る。ビーチベッドに横たわって漫画を読んでいたケロロに声をかけた。
「全くだらしないでござるな」
「ゲッ、ドロロ! いつ来たでありますか!」
ケロロは慌てて起き上がると漫画を閉じる。だがドロロの目は誤魔化せない。ついでに手元に置いてあったジュースも隠そうと試みたが失敗に終わった。
「隊長殿、毎日毎日このような生活をしていては生活習慣病にかかるでござる」
ドロロはケロロへ歩み寄る。説教をしにわざわざ来たのか、ケロロはそんなことを思いながらベッドの上で体を小さく折り畳んだ。が、ふと一つに結った髪の隙間からドロロの耳元に目が入る。
「ゲロ? ドロロピアス開いてんの?」
ドロロは咄嗟に耳を隠す。ケロロは意地悪い笑みを浮かべてその手を払い除けようと腕を掴んだ。
「いつ開けたの〜?」
「こ、これはその、若気の至りというか」
「ふーん?」
ケロロは疑いの目を向ける。ドロロは何かを必死に隠そうとしている。何か都合の悪いことでもあるのだろうか。
「とにかく、今日は清涼飲料水禁止! 分かったでござるな!」
ドロロはそう言うと天井裏へ身を隠した。上手く事を濁せなかったことを後悔した。ドロロのピアスはX1時代にジララによって開けられたものだった。そんなこと、ケロロに言えるはずがない。このピアスがジララ様に仕える印。あの日、体ごとジララ様へ仕えると誓ったのだった。
今ではもうドロロと名を変え地球に寝返った。そんな誓い結局形だけだったのだと思う。きっとピアスも塞がってしまった。ジララ様は今どこで何をしているのだろう。ドロロはそっと耳に触るとあの頃を思い出した。
