ジラゼロ
兵舎のジララ様の部屋で大きな窓を見上げる。ベッドに座っていると丁度青い空が目に入った。空に浮かぶ星形の雲を見ていると、ケロロ君を思い出す。僕はケロロ君は今頃どこで何をしているのだろうかとぼんやりと考えた。雲ではなくてもケロン星にはたくさんの星を象ったものがある。それらを見るたび僕の頭にはケロロ君の姿が浮かんだ。
隣に座るジララ様は僕の真似をして空を見た。僕はジララ様に視線を逸らす。
「昔の友達を思い出すんです」
「ケロンスターか」
僕は頷く。ケロロ君は他の人とは違う。隊長の素質を持った特別な存在だった。そして何よりも「僕の初めての友達です」。
ジララ様は黙って雲を眺めていた。それは見たことのないケロロ君に思いを馳せているようだった。
「ケロロ君は危なっかしいし酷いこともしてくるし……」
ケロロ君を思うと言葉が止まらなかった。
「でもやっぱり、大切な友達なんです」
ジララ様は雲から目を離すと僕を見た。その目は微笑んでいるように優しかった。だが僕は自分の言葉に焦る。取り繕うように咄嗟に口を開いた。
「あ、でも、僕が一番大切なのは……っ」
ジララ様の手が僕の頭に伸びた。
「分かっている」
その手は優しく僕の頭を撫でる。ジララ様の落ち着いた声に僕はホッとした。
昼下がりにふかふかのベッドの上にいたらだんだんと眠くなってきた。今眠りについたらきっと幸せな夢を見られるだろう。
「夢の中で彼に会えるといいな」
ジララ様は僕をベッドに寝かせた。体が柔らかく沈み込んでいく。僕は目を閉じる。頭を撫でる手が心地良く夢へと誘っていった。
隣に座るジララ様は僕の真似をして空を見た。僕はジララ様に視線を逸らす。
「昔の友達を思い出すんです」
「ケロンスターか」
僕は頷く。ケロロ君は他の人とは違う。隊長の素質を持った特別な存在だった。そして何よりも「僕の初めての友達です」。
ジララ様は黙って雲を眺めていた。それは見たことのないケロロ君に思いを馳せているようだった。
「ケロロ君は危なっかしいし酷いこともしてくるし……」
ケロロ君を思うと言葉が止まらなかった。
「でもやっぱり、大切な友達なんです」
ジララ様は雲から目を離すと僕を見た。その目は微笑んでいるように優しかった。だが僕は自分の言葉に焦る。取り繕うように咄嗟に口を開いた。
「あ、でも、僕が一番大切なのは……っ」
ジララ様の手が僕の頭に伸びた。
「分かっている」
その手は優しく僕の頭を撫でる。ジララ様の落ち着いた声に僕はホッとした。
昼下がりにふかふかのベッドの上にいたらだんだんと眠くなってきた。今眠りについたらきっと幸せな夢を見られるだろう。
「夢の中で彼に会えるといいな」
ジララ様は僕をベッドに寝かせた。体が柔らかく沈み込んでいく。僕は目を閉じる。頭を撫でる手が心地良く夢へと誘っていった。
