「はぁ？！簡易爆弾作るゥ？！」
「クラッカーの火薬と、その他諸々揃ってるから作れるよ。というか作ってるよ」
「仕事はやっ！？」
『委員長、そろそろ大きい声出しちゃ駄目だよ、犯人も動いてるだろうからね』
「あ、あぁ。でも爆弾作って、犯人にぶつけるはいいけど威力は？」
「名前殿～威力どうするでござるか～？」
『佐藤～その喋り方くっそ腹立つな～。威力だぁ？私等が巻き込まれない程度に吹っ飛ばしな。校舎なんぞ知らねえなぁ』
「修理費……！」
「ポケットマネーで出せる範囲ならいいよ～」
「毒島殿から許可が出たぞー！！！」
『殺っちまえ！！！』
「やだこのクラスストッパーがいない、騒ぐな馬鹿共！」
『どっちにしろ相手は銃所持してんだ！こっちが何しよーが関係ねーだろ。Ｂ～ここぞとばかりにお前に迷惑かけさせて？？？』
「他ならぬ名前だから良いよ～全力でぶっ潰そそして校舎改築しよっ」
『「いえーい」』
「ダメだ、常識人が俺しかいない」
「ハッキング出来る奴を常識人とは言わないんだよ浅桐」
「言うな委員長」


チラリとスマホを確認すれば十三から着信があった。ニュースになってるってＡ言ってたからね。これ１５分前なのにお兄様方押し寄せるの早くない？


私は無事だよ～

《銃持ってるぞ》

知ってるよー。今簡易爆弾作ってるとこ

《無茶はするな》

担任人質に取られてら

《クラスメートは大丈夫か》

うちのクラスね

他のクラスからなんて言われてるか知ってる？

《知らん》



犯罪組って呼ばれてるんです