鬼ごっこ!
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「名前ちゃん!!!」
痛々しげな顔で私に抱きつく一哉くん。ごめん心配かけたわ。だって冷やしてもいない耳にそんままふっとい針刺されたらいてーわ。古橋の康ちゃんはいつもの真顔だけど眉を下げていた。ごめんて。
「来たな、名前に山田とその他」
「その他言うな」
「今は寝ろ。朝イチでここから出る。山田と……笠松さん、健太郎、話がある。他は休んでくれ」
『おっと真、』
「名前ちゃんはこっち」
「ベッドじゃねーけどマットはあっからよ」
名前は原と山崎に連れられ、黄瀬と森山も古橋に促され歩いていった。灰崎が山田をチラリと見る。
「灰崎、お前はいていい、ッスよね真サン?」
「……あぁ。お前と名前が気に入るなら馬鹿じゃねーだろう」
「んで?話ってなんだよ花宮」
「さっき十三さん……名前の兄貴から連絡がありました。戸亜留市に今暴徒が攻め入ってるらしくてな」
「な、」
「簡単にやられる奴等はいねーけど、もしかして戸亜留市以外の該当者でも「ヒント、鈴蘭のいい子ちゃん」花ァ……ッ」
「月島か、前会ったな」
「確かに周りで困ってる奴居たら引き込みそうだなあのハゲ」
「市内以外の襲われた奴助けて引き込んだはいいが、それを見られたらしい。該当者狙いの暴徒の対応に追われてる」
「花ね……ほんと……悪い奴じゃないけどさ……いやいい奴だよ……知らん奴まで助けるとかさ……俺は無理……名前で手一杯……」
「名前が助けてっつったら他も助けるだろお前」
「灰崎お前吊るすぞ」
「ともかくだ。朝イチでここを出て、和成……高尾を迎えに行く」
「高尾は「緑間と宮地サンと行動してる。宮地サンが緑間庇って怪我したみたい」……おう」
「って、他の2人は?」
「秀徳の体育館。兄弟と部員達と監督と引き篭もってる。あっちはどうにかなる、が、問題は高尾達だ。緑間も高尾もまだ無事だが、宮地さんは割りと深手らしい。すぐ治療しなきゃ危ねぇだろう、今は仮眠してる」
「あと花宮が危惧してるのは、高尾がキレること」
「高尾が?」
「……あー……」
「忘れました?笠松さん。高尾、名前の兄貴の従兄弟なんすよ。アイツ、従兄弟連中の中で一番温和そうな顔して一番駄目なんですよ、血筋的に」
「血筋的に」
「山田ァ、解りやすく説明してくれ」
「……レッツ血祭り?パーリィの始まりだぜ……」
「oh……」
「いやぶっちゃけね、腕っ節では俺は自分と名前と灰崎くらいしか信用してないよ。昔喧嘩してたからっつってもしばらく離れてたんだ、慣れてる俺や名前、灰崎くらいが一番動ける。真さんだって解ってんだろ」
「当たり前だ、だからこうして裏方してんだろ」
「ただ、名前から聞いた限りの和くんの危険性はさ、あれなんだよね、バーサーカー」
「見境なしか」
「That's Right」
「無駄な発音やめろ。じゃあ、」
「緑間や宮地サンも標的になる、その後のメンタルケアがめんどいらしいね」
「「うわぁめんどくせぇ」」
素直な面子でした。
痛々しげな顔で私に抱きつく一哉くん。ごめん心配かけたわ。だって冷やしてもいない耳にそんままふっとい針刺されたらいてーわ。古橋の康ちゃんはいつもの真顔だけど眉を下げていた。ごめんて。
「来たな、名前に山田とその他」
「その他言うな」
「今は寝ろ。朝イチでここから出る。山田と……笠松さん、健太郎、話がある。他は休んでくれ」
『おっと真、』
「名前ちゃんはこっち」
「ベッドじゃねーけどマットはあっからよ」
名前は原と山崎に連れられ、黄瀬と森山も古橋に促され歩いていった。灰崎が山田をチラリと見る。
「灰崎、お前はいていい、ッスよね真サン?」
「……あぁ。お前と名前が気に入るなら馬鹿じゃねーだろう」
「んで?話ってなんだよ花宮」
「さっき十三さん……名前の兄貴から連絡がありました。戸亜留市に今暴徒が攻め入ってるらしくてな」
「な、」
「簡単にやられる奴等はいねーけど、もしかして戸亜留市以外の該当者でも「ヒント、鈴蘭のいい子ちゃん」花ァ……ッ」
「月島か、前会ったな」
「確かに周りで困ってる奴居たら引き込みそうだなあのハゲ」
「市内以外の襲われた奴助けて引き込んだはいいが、それを見られたらしい。該当者狙いの暴徒の対応に追われてる」
「花ね……ほんと……悪い奴じゃないけどさ……いやいい奴だよ……知らん奴まで助けるとかさ……俺は無理……名前で手一杯……」
「名前が助けてっつったら他も助けるだろお前」
「灰崎お前吊るすぞ」
「ともかくだ。朝イチでここを出て、和成……高尾を迎えに行く」
「高尾は「緑間と宮地サンと行動してる。宮地サンが緑間庇って怪我したみたい」……おう」
「って、他の2人は?」
「秀徳の体育館。兄弟と部員達と監督と引き篭もってる。あっちはどうにかなる、が、問題は高尾達だ。緑間も高尾もまだ無事だが、宮地さんは割りと深手らしい。すぐ治療しなきゃ危ねぇだろう、今は仮眠してる」
「あと花宮が危惧してるのは、高尾がキレること」
「高尾が?」
「……あー……」
「忘れました?笠松さん。高尾、名前の兄貴の従兄弟なんすよ。アイツ、従兄弟連中の中で一番温和そうな顔して一番駄目なんですよ、血筋的に」
「血筋的に」
「山田ァ、解りやすく説明してくれ」
「……レッツ血祭り?パーリィの始まりだぜ……」
「oh……」
「いやぶっちゃけね、腕っ節では俺は自分と名前と灰崎くらいしか信用してないよ。昔喧嘩してたからっつってもしばらく離れてたんだ、慣れてる俺や名前、灰崎くらいが一番動ける。真さんだって解ってんだろ」
「当たり前だ、だからこうして裏方してんだろ」
「ただ、名前から聞いた限りの和くんの危険性はさ、あれなんだよね、バーサーカー」
「見境なしか」
「That's Right」
「無駄な発音やめろ。じゃあ、」
「緑間や宮地サンも標的になる、その後のメンタルケアがめんどいらしいね」
「「うわぁめんどくせぇ」」
素直な面子でした。