運が悪い日
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その日名前は朝から超絶運が悪かった。
起きてすぐ普段ならまずしないミス。十三の部屋の前でスヌーズを消していた筈のアラームが激しく鳴り響いたのだ。
名前は青ざめた。いけない早く逃げなければと思えばすでに後ろに立っている人を殺すような目付きの十三に『あ、ついてないわ今日』と諦めた。
休日の眠りを邪魔された激しく怒り狂う十三から急ぎ足で逃げ、外に出たはいいが急いでいたからか、弁当を忘れた。一大事である。十三のご飯がなければ1日力が半減する事間違いなし。
仕方ないコンビニでなにか買うか、と財布の中身を確認、
財布がない。そう言えば昨日将五の鞄の中に入れて運ばせた覚えがある。そしてその将五は今日奈良家にお泊まりだ。
『絶望した!!!!』
「お前の絶望具合が絶妙にどうでもいいよな」
『山田くん酷い!!!私のさ!!ライフラインがさ!!!』
「そんなお前におらよ」
『あん?』
「おらよ」
「おらよ!!!」
『ちょい待てAとB貴様等!!!』
山田とクラスメートABが何かを投げ付けてきた。いてーよ。見事に顔面にぶつかった訳だが、拾ってみると
『……なにこれ』
「チョコ」
「クッキー」
「エクスカリバー」
『B突然ぶっ飛んだ事言うのやめろ。なに、山田はトリュフでAは猫ちゃんクッキー、Bはエクスカリバーゼリー?どこがエクスカリバー?』
「ゼリーの中になんかあるだろ?」
『おう』
「エクスカリバーチョコだ」
『なにその妙に凝ったやり口!?ありがとうございます!!?』
とりあえず腹減ったから食うわ……ともぐもぐしている彼女を見て3人は遠目に苦笑する。
「……アイツ今日ホワイトデーって事解ってないよな」
「「それな」」
起きてすぐ普段ならまずしないミス。十三の部屋の前でスヌーズを消していた筈のアラームが激しく鳴り響いたのだ。
名前は青ざめた。いけない早く逃げなければと思えばすでに後ろに立っている人を殺すような目付きの十三に『あ、ついてないわ今日』と諦めた。
休日の眠りを邪魔された激しく怒り狂う十三から急ぎ足で逃げ、外に出たはいいが急いでいたからか、弁当を忘れた。一大事である。十三のご飯がなければ1日力が半減する事間違いなし。
仕方ないコンビニでなにか買うか、と財布の中身を確認、
財布がない。そう言えば昨日将五の鞄の中に入れて運ばせた覚えがある。そしてその将五は今日奈良家にお泊まりだ。
『絶望した!!!!』
「お前の絶望具合が絶妙にどうでもいいよな」
『山田くん酷い!!!私のさ!!ライフラインがさ!!!』
「そんなお前におらよ」
『あん?』
「おらよ」
「おらよ!!!」
『ちょい待てAとB貴様等!!!』
山田とクラスメートABが何かを投げ付けてきた。いてーよ。見事に顔面にぶつかった訳だが、拾ってみると
『……なにこれ』
「チョコ」
「クッキー」
「エクスカリバー」
『B突然ぶっ飛んだ事言うのやめろ。なに、山田はトリュフでAは猫ちゃんクッキー、Bはエクスカリバーゼリー?どこがエクスカリバー?』
「ゼリーの中になんかあるだろ?」
『おう』
「エクスカリバーチョコだ」
『なにその妙に凝ったやり口!?ありがとうございます!!?』
とりあえず腹減ったから食うわ……ともぐもぐしている彼女を見て3人は遠目に苦笑する。
「……アイツ今日ホワイトデーって事解ってないよな」
「「それな」」