届けられた想い
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兄貴の手を取ると今まで見ていた景色が全て弾けて、真っ黒い空間に2人だけだった。兄貴はいつもの安心する、あの笑顔でこちらを見ていた。
俺達は手を離す。
「清広達によろしくな」
「はい」
「ユキもな。アイツ泣き虫だからよ、まだ泣いてると思うんだ」
「…はい」
「お前が七代目を立ち上げたら、墓にでも会いに来てくれよ。みんなでな。」
「…はいっ!」
「…元気でやれよ」
俺に背を向けて歩く頭。もうこれで会えないのか。そう思うととても切なくなった。
いや、またきっと会える。
「ありがとう、ございました!!!」
頭を勢いよく下げ、また兄貴を見ると「おう!」と振り向かずに手を挙げて歩くだけだった。
俺達を満月が見下ろしていた
俺達は手を離す。
「清広達によろしくな」
「はい」
「ユキもな。アイツ泣き虫だからよ、まだ泣いてると思うんだ」
「…はい」
「お前が七代目を立ち上げたら、墓にでも会いに来てくれよ。みんなでな。」
「…はいっ!」
「…元気でやれよ」
俺に背を向けて歩く頭。もうこれで会えないのか。そう思うととても切なくなった。
いや、またきっと会える。
「ありがとう、ございました!!!」
頭を勢いよく下げ、また兄貴を見ると「おう!」と振り向かずに手を挙げて歩くだけだった。
俺達を満月が見下ろしていた