悪魔みたいな天使と会った件
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『私誠一郎くんみたいな性格いい子と仲良くなっていいのかな』
「月島の花が前例」
『花ちゃんとも違うよあの子』
「へ?花結構いい奴違う?」
『アイツさぁ、いい奴だし出来た人間だけど、暴力っつーかなんつーの、男の血って言うかさ。喧嘩は避けないじゃん』
「そりゃそーだ、鈴蘭で喧嘩なんか避けられるわけねーし」
『誠一郎くんは暴力は嫌いだよ』
「?でも竹久とか番長グループには北野さん北野さん言われてるじゃん」
『りょーこちゃんにも聞いたけど、誠一郎くん武術センスは半端ないらしい。無意識に拳を避けるんだよ、だからダメージは0』
「パねえ」
『んで番長だか竹久だかを倒したってのは、誠一郎くん人を守る為に少し突き飛ばそうとしただけ。例えば“きええ竹久くん自殺は駄目だよ命は大事にしなきゃ駄目なんだよきえええ”みたいな』
「あ、それでやめなさい!!って止めた結果突き飛ばす形に。ついでに相手には自殺だのそんな気は毛頭なく、と」
『竹久の話では誠一郎くんに喧嘩売るのでカッター出したんだと。誠一郎くんに聞いた話では竹久がカッターで手首を切ろうとしたんだと』
「……待って、予想外に」
『うん、ありゃ完全な“いい人”だ。しかもそれを知ってるのりょーこちゃんとその友達としか知らんらしい』
「そっかー、珍しいタイプだね。そりゃ名前が悩むのも無理ないわ」
自分じゃ思ってはないが結構厄介事に巻き込まれるタイプだ。そして毎度悪どいのと知り合ったりする。対処法は解るし身内にも悪どいのしかいないから麻痺していた、あんないい子と仲良くなってて大丈夫だろうか、と。
『絶対あの子私が絡まれたり怪我したりしたらめっちゃ心配して自分から面倒事に関わってくタイプだよ。心配かけたくねぇなぁ』
「言っとくけどお前の身内にも俺にも誰にも心配かけまくってるからな」
『あ、ごめん』
「大体お前がいい奴だと思うなら、巻き込まれてもどーも思わねーよ」
『……友哉、煙草1本くれや』
「悪い俺禁煙中だから。竹久にLINEしてみれば」
『アイツ吸ってねーよ』
「買ってきてもらうか」
『せやな』
ぴっぽっぺ。
『もしもし竹久ーー!!?』
《うるせーな電話で叫ぶなクソ女。何の用だ》
『煙草吸ってたっけ?』
《吸ってねーけど》
『お菓子とジュースと煙草買ってきて』
《はぁ?》
『金払うからお前のジュースとお菓子買ってきていいよ』
《なんでテメーのパシリやんなきゃなんねーんだよ》
『やっだな竹久くん今日私ん家で菓子パやるって言ってたじゃないこ』
「それえなりかずきのつもり?クソも似てないよ」
《0点》
『ふぁっきん』
結局来てくれました。
「月島の花が前例」
『花ちゃんとも違うよあの子』
「へ?花結構いい奴違う?」
『アイツさぁ、いい奴だし出来た人間だけど、暴力っつーかなんつーの、男の血って言うかさ。喧嘩は避けないじゃん』
「そりゃそーだ、鈴蘭で喧嘩なんか避けられるわけねーし」
『誠一郎くんは暴力は嫌いだよ』
「?でも竹久とか番長グループには北野さん北野さん言われてるじゃん」
『りょーこちゃんにも聞いたけど、誠一郎くん武術センスは半端ないらしい。無意識に拳を避けるんだよ、だからダメージは0』
「パねえ」
『んで番長だか竹久だかを倒したってのは、誠一郎くん人を守る為に少し突き飛ばそうとしただけ。例えば“きええ竹久くん自殺は駄目だよ命は大事にしなきゃ駄目なんだよきえええ”みたいな』
「あ、それでやめなさい!!って止めた結果突き飛ばす形に。ついでに相手には自殺だのそんな気は毛頭なく、と」
『竹久の話では誠一郎くんに喧嘩売るのでカッター出したんだと。誠一郎くんに聞いた話では竹久がカッターで手首を切ろうとしたんだと』
「……待って、予想外に」
『うん、ありゃ完全な“いい人”だ。しかもそれを知ってるのりょーこちゃんとその友達としか知らんらしい』
「そっかー、珍しいタイプだね。そりゃ名前が悩むのも無理ないわ」
自分じゃ思ってはないが結構厄介事に巻き込まれるタイプだ。そして毎度悪どいのと知り合ったりする。対処法は解るし身内にも悪どいのしかいないから麻痺していた、あんないい子と仲良くなってて大丈夫だろうか、と。
『絶対あの子私が絡まれたり怪我したりしたらめっちゃ心配して自分から面倒事に関わってくタイプだよ。心配かけたくねぇなぁ』
「言っとくけどお前の身内にも俺にも誰にも心配かけまくってるからな」
『あ、ごめん』
「大体お前がいい奴だと思うなら、巻き込まれてもどーも思わねーよ」
『……友哉、煙草1本くれや』
「悪い俺禁煙中だから。竹久にLINEしてみれば」
『アイツ吸ってねーよ』
「買ってきてもらうか」
『せやな』
ぴっぽっぺ。
『もしもし竹久ーー!!?』
《うるせーな電話で叫ぶなクソ女。何の用だ》
『煙草吸ってたっけ?』
《吸ってねーけど》
『お菓子とジュースと煙草買ってきて』
《はぁ?》
『金払うからお前のジュースとお菓子買ってきていいよ』
《なんでテメーのパシリやんなきゃなんねーんだよ》
『やっだな竹久くん今日私ん家で菓子パやるって言ってたじゃないこ』
「それえなりかずきのつもり?クソも似てないよ」
《0点》
『ふぁっきん』
結局来てくれました。