天地と大東が来た。本当は康明も来るはずだったのだが、生憎仕事が入ってしまったらしい。大東が[#da=3#]を高い高いしていて、天地は無表情だけどなんかオロオロしている。うんなんとなく解る。


「落としたら殺す」
「落とさねえよ！！？」
「善明、ガキの前で汚ぇ言葉使うな」
『天地が今最も汚い言葉使ってる大賞だからね？』
「名前ー！ビール！」
『解った』
「ぱっぱ、おさけのむの？」
「うん？う、うん、」
「くちゃいからやっ！」
「」
『ぶっふ』
「お？プチ反抗期か？」
「」
「おい善明大丈夫か」
『善明さん、それくらいでショック受けてたら大変ですって』
「お、おう、解っては、おう、……名前」
『ん？』
「今日いいわ……」
「名前」
『はいな』
「[#da=3#]に林檎ジュース買ってきた」
「あ、悪いな寿」
「テメーには買ってねえ」
「細菌マンだぞ～」
「ばいばいきん！」
『ありがとね天地、飲ませてあげて。[#da=3#]、寿お兄ちゃんジュースくれるよ』
「じゅーちゅ！」
「じゅーちゅ」
「寿って子供好きだったか？」
『悪いけど今のは私録音したかったわ』
「室戸夫婦表出ろ」





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