出られない部屋に入りました
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“五時間の間思ってる事と反対の事しか言えない部屋”
『拓海……』
「話しかけないで」
『……………………』
「…………………………」
この部屋ヤバくね?と二人で目を見合わせる。下手に話さない方がいいな……と名前は言いたいのだけど、拓海は解った!と言わんばかりに頷いた。こういう時の拓海、馬鹿なんだよな~と思いながら目を遠くする。
「どこまでいけるかやろ」
『ですよね』
「普通の会話はある程度出来るね」
『感情の事は無理なのかな。えーと。拓海、きっしょいね』
「えっ!」
『うわ嘘でしょ、やっぱりこれ本音出るわ』
「本音で俺の事それの逆に思ってるってこと……?やば……ウザすぎ……将五に愚痴るわ」
『笑えねー』
「ん~、名前、ぶっっっさいくだね」
『嬉しいわ~』
「腹立つって顔してるね」
『そりゃそうでしょ』
「名前、昔から不細工だよ」
『……ね、もうやめよ』
「名前、昔から大嫌いだよ」
『拓海、楽しくなってきたから、っ、つ、……』
「名前」
拓海は名前の髪をサラリと撫でる。名前の顔が不機嫌そうに歪んだ。
「名前、生かしときたくなるくらい……大嫌いだよ」
『スーーーーーッお兄ちゃぁん……………………』
五時間後、めちゃくちゃニコニコした拓海とどちゃクソ泣いた名前が部屋から出てきて、発見したタケが拓海をシバキあげた上で川に落とした。
『拓海……』
「話しかけないで」
『……………………』
「…………………………」
この部屋ヤバくね?と二人で目を見合わせる。下手に話さない方がいいな……と名前は言いたいのだけど、拓海は解った!と言わんばかりに頷いた。こういう時の拓海、馬鹿なんだよな~と思いながら目を遠くする。
「どこまでいけるかやろ」
『ですよね』
「普通の会話はある程度出来るね」
『感情の事は無理なのかな。えーと。拓海、きっしょいね』
「えっ!」
『うわ嘘でしょ、やっぱりこれ本音出るわ』
「本音で俺の事それの逆に思ってるってこと……?やば……ウザすぎ……将五に愚痴るわ」
『笑えねー』
「ん~、名前、ぶっっっさいくだね」
『嬉しいわ~』
「腹立つって顔してるね」
『そりゃそうでしょ』
「名前、昔から不細工だよ」
『……ね、もうやめよ』
「名前、昔から大嫌いだよ」
『拓海、楽しくなってきたから、っ、つ、……』
「名前」
拓海は名前の髪をサラリと撫でる。名前の顔が不機嫌そうに歪んだ。
「名前、生かしときたくなるくらい……大嫌いだよ」
『スーーーーーッお兄ちゃぁん……………………』
五時間後、めちゃくちゃニコニコした拓海とどちゃクソ泣いた名前が部屋から出てきて、発見したタケが拓海をシバキあげた上で川に落とした。