出られない部屋に入りました
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“相手の嫌いなところを10個言わないと出られない部屋”
『は?腐るほどあるけど?』
「俺だってあるわボケ」
『あ゛?』
「あ゛ぁ゛?」
名前と戸土原は睨み合う。所謂犬猿の仲というやつ。奈良の明に紹介されて中学の頃から知っていたけれど、その時はまだそうでもなかったのに……名前のプライドが高くなっていくに連れて、突っかかってくるようになった可愛くない後輩。
『じゃあまず私から行くね~はい顔』
「テメークソ女顔は駄目だろが!!!!」
『お前は?』
「あ゛!?仮にも女に顔の事言う訳ねえだろ!!!あと別にお前の顔は嫌いでもなんでもねーわ!!!」
『ハハハハハ言う事可愛くても躾がなってねーんだよなァ~~~!!!!!』
「だーー!!離せボケ!!!テメーのその妙に年上ぶるとこが嫌いだ!!」
『実際年上なんですけどぉ~????』
「うるせー馬鹿!!!」
『お前のね~トンガってる所は嫌いじゃねーけど、全部に噛み付く所は嫌いかな。それだけで全てを敵に回そうとしやがる』
「……」
『ンだよ』
「……アンタの、……急に全部が全部敵だと思ってるような目になるの、嫌いだ」
その言葉に名前は眉間に皺を寄せ、はぁ……と息を吐いた。少し間を置いて、戸土原の頭をぐしゃりと潰すように撫でる。
「、にすんだよ」
『お前のそーいう聡いとこ、好きじゃねーわ』
「さとい?」
『うるせー、馬鹿』
「あ、あとお前すぐ怪我して帰ってくんだろ。やめろよ、本当にいやだ、あれ」
戸土原がそう言うと、名前は目を見開いた。なんだ?と首を傾げると、名前はなんだか泣きそうな顔で馬鹿、とだけ呟いたのだった。
まさか、戸土原にまで……武装が帰る場所だと思われていたなんて。この、私を嫌ってくれてると思ってた奴まで……身内だったなんて思わなかったんだもの。
『は?腐るほどあるけど?』
「俺だってあるわボケ」
『あ゛?』
「あ゛ぁ゛?」
名前と戸土原は睨み合う。所謂犬猿の仲というやつ。奈良の明に紹介されて中学の頃から知っていたけれど、その時はまだそうでもなかったのに……名前のプライドが高くなっていくに連れて、突っかかってくるようになった可愛くない後輩。
『じゃあまず私から行くね~はい顔』
「テメークソ女顔は駄目だろが!!!!」
『お前は?』
「あ゛!?仮にも女に顔の事言う訳ねえだろ!!!あと別にお前の顔は嫌いでもなんでもねーわ!!!」
『ハハハハハ言う事可愛くても躾がなってねーんだよなァ~~~!!!!!』
「だーー!!離せボケ!!!テメーのその妙に年上ぶるとこが嫌いだ!!」
『実際年上なんですけどぉ~????』
「うるせー馬鹿!!!」
『お前のね~トンガってる所は嫌いじゃねーけど、全部に噛み付く所は嫌いかな。それだけで全てを敵に回そうとしやがる』
「……」
『ンだよ』
「……アンタの、……急に全部が全部敵だと思ってるような目になるの、嫌いだ」
その言葉に名前は眉間に皺を寄せ、はぁ……と息を吐いた。少し間を置いて、戸土原の頭をぐしゃりと潰すように撫でる。
「、にすんだよ」
『お前のそーいう聡いとこ、好きじゃねーわ』
「さとい?」
『うるせー、馬鹿』
「あ、あとお前すぐ怪我して帰ってくんだろ。やめろよ、本当にいやだ、あれ」
戸土原がそう言うと、名前は目を見開いた。なんだ?と首を傾げると、名前はなんだか泣きそうな顔で馬鹿、とだけ呟いたのだった。
まさか、戸土原にまで……武装が帰る場所だと思われていたなんて。この、私を嫌ってくれてると思ってた奴まで……身内だったなんて思わなかったんだもの。