不良主外伝!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
『ごめん、花火大会は他の人と見るから』
「ほー、相棒コンビか?」
『や、別の人』
十希夫の眉が##NAME1##に見えないようにしょんぼりと下がる。今年もかぁ。
別に毎度お祭りに恋人と二人でお手手繋いで行きたいなんて女子高生(笑)みてーな事ァ言わないが、それでも祭りがあるととっきーお祭り行こ!とかわゆく笑う癖に花火大会だけはいつもこうである。相棒コンビならまだ五億万歩譲って納得出来るけれど、他の人とは。誰ですか。十希夫くんにゃ言えない奴ですか。
##NAME1##を疑う気持ちは1ミクロン程もないけど、それはそれ、これはこれ。だって毎度誰かと遊ぶ時にゃ『光政とぱっふぇ』だの『きよぴーに庶民の遊び教えてくる』だのと伝えてくるってのに。庶民の遊びとは?
「え?十希夫くんと行くんじゃないの?」
「いや」
「マ~?俺ちん達も誘ったのに他の人って言われたんよね~」
「お前等も誰と行くのか知らねえのか?」
珍しい事もあったもんである。この二人は昔っから##NAME1##ガチ勢であるので##NAME1##の行き先やらなんやらは大体把握している。##NAME1##だって、この二人には全幅の信頼を置いているので聞かれりゃ答える筈だが。
「てか毎年じゃない?断るの」
「確かに」
「ええ~~怪しいですねえ俺ちんに隠し事だと~????村田クソッタレに電話してみよ」
「喧嘩するくせに連絡先はちゃんと持ってるんだよコイツ」
「友っち叩くよ」
「トムジェリみてーなモンだろコイツ等はもう」
「十希夫ちゃ????」
そうしてタケが将五に電話をかける。大阪にて十三の店を手伝っている将五くんはこの時間はめちゃくちゃおネムの時間だったので不機嫌な声で「あに」と電話に出てくれた。
「不機嫌な声で俺の電話に出てんじゃねーーーーーぞクソッタレーーーーーーッ!!!!!」
「ほらキレる」
「最早仲良いよな」
《うッッッるせえなお前!!!寝てたんだよ!!!》
「は?俺ちんの電話には笑顔で出るのが世界の常識だって言ってんだろがボケが」
《どこの世界の常識だ?》
「俺ちんの世界は##NAME1##っちで出来てるケド」
《なら仕方ないわ》
「でしょ」
《で?》
「##NAME1##っちさぁ、毎年毎年誰と花火大会行ってんの?あのお祭り女が花火大会だけ俺ちん達とも十希夫ちゃとも行かねえんだけど」
《あ゛ーー……あー……》
「煮えきらねえ腹立つさっさと答えろ」
「これがツンデレってやつか?」
「違うよ十希夫くんこれはツンギレ」
「そこうるせーから」
《そういやアイツ昔から花火大会だけは一人でふらっと外出てったな……他の祭りは兄貴とかに行きてえって駄々こねてたのに》
「昔から?」
《おー……あ待って兄貴起きたわ切る》
結局答えは出ねえまま三人は顔を見合わせた。まぁ、あの女が別に誰と遊ぼうが関係ないし驚きもしねえんだけどさ。
『ごめん、花火大会は他の人と見るから』
「ほー、相棒コンビか?」
『や、別の人』
十希夫の眉が##NAME1##に見えないようにしょんぼりと下がる。今年もかぁ。
別に毎度お祭りに恋人と二人でお手手繋いで行きたいなんて女子高生(笑)みてーな事ァ言わないが、それでも祭りがあるととっきーお祭り行こ!とかわゆく笑う癖に花火大会だけはいつもこうである。相棒コンビならまだ五億万歩譲って納得出来るけれど、他の人とは。誰ですか。十希夫くんにゃ言えない奴ですか。
##NAME1##を疑う気持ちは1ミクロン程もないけど、それはそれ、これはこれ。だって毎度誰かと遊ぶ時にゃ『光政とぱっふぇ』だの『きよぴーに庶民の遊び教えてくる』だのと伝えてくるってのに。庶民の遊びとは?
「え?十希夫くんと行くんじゃないの?」
「いや」
「マ~?俺ちん達も誘ったのに他の人って言われたんよね~」
「お前等も誰と行くのか知らねえのか?」
珍しい事もあったもんである。この二人は昔っから##NAME1##ガチ勢であるので##NAME1##の行き先やらなんやらは大体把握している。##NAME1##だって、この二人には全幅の信頼を置いているので聞かれりゃ答える筈だが。
「てか毎年じゃない?断るの」
「確かに」
「ええ~~怪しいですねえ俺ちんに隠し事だと~????村田クソッタレに電話してみよ」
「喧嘩するくせに連絡先はちゃんと持ってるんだよコイツ」
「友っち叩くよ」
「トムジェリみてーなモンだろコイツ等はもう」
「十希夫ちゃ????」
そうしてタケが将五に電話をかける。大阪にて十三の店を手伝っている将五くんはこの時間はめちゃくちゃおネムの時間だったので不機嫌な声で「あに」と電話に出てくれた。
「不機嫌な声で俺の電話に出てんじゃねーーーーーぞクソッタレーーーーーーッ!!!!!」
「ほらキレる」
「最早仲良いよな」
《うッッッるせえなお前!!!寝てたんだよ!!!》
「は?俺ちんの電話には笑顔で出るのが世界の常識だって言ってんだろがボケが」
《どこの世界の常識だ?》
「俺ちんの世界は##NAME1##っちで出来てるケド」
《なら仕方ないわ》
「でしょ」
《で?》
「##NAME1##っちさぁ、毎年毎年誰と花火大会行ってんの?あのお祭り女が花火大会だけ俺ちん達とも十希夫ちゃとも行かねえんだけど」
《あ゛ーー……あー……》
「煮えきらねえ腹立つさっさと答えろ」
「これがツンデレってやつか?」
「違うよ十希夫くんこれはツンギレ」
「そこうるせーから」
《そういやアイツ昔から花火大会だけは一人でふらっと外出てったな……他の祭りは兄貴とかに行きてえって駄々こねてたのに》
「昔から?」
《おー……あ待って兄貴起きたわ切る》
結局答えは出ねえまま三人は顔を見合わせた。まぁ、あの女が別に誰と遊ぼうが関係ないし驚きもしねえんだけどさ。
2/2ページ