全国制覇邪魔する話
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戸亜留市は厳戒態勢に入る……なんて事は無く。割といつも通りの生活を続けている。勿論、##NAME1##から“卍戸亜留市JUST EIGHT卍”なんてふざけたグループLINEに事の次第を伝えてあり、見事に数名ブチ切れた挙句俺から乗り込んだらァやといきり立っている奴もいた。アボとかアボとかアボとか。
光政は静か~~にキレつつ、##NAME1##の心配をしていた。なにせ萬侍の件で血が流れる事に酷いストレスと責任を負い暴れていた女だ、漸くそれが終わりそろそろ責任も肩から降ろせる筈だったというのに、これである。「お前は大丈夫なのか」と声だけ冷静に外に出てバットの素振りを開始。四男は苦笑い。光政に続き、前川や世良も一番に出た名前が常磐だった事もあり大丈夫なのかと追いLINE。既読は付いていたので天地も見ているだろう。
##NAME1##からの返信は『貴様等至急明日とか集まれませんこと?方向性決めさせて?』である。一応、一人で突っ走る気はないらしいなと安心した連中が次々にLINEを送る。
「明日は無理リカとデートある」「喧嘩売ってんのかお前」「リカちゃんにお前の恥ずかしい過去バラしてやっからな」『忙しくなる前にリカちゃんちゃんと構ってやれよ』「明日バイト抜けれねーから明後日戸亜留行くわ」「武装から偵察出せるか?」「出せる。前川も頼む」「おけ」「鳳仙も出すぞ」「頼む」「天地既読付いてんの解ってんだぞお前の方は?」『個チャで好きにするって言うのやめてくださ~い!』「クソが」「悔い改めろ末っ子野郎」「武藤、花付いていけてるか?」「後で纏めて伝えるから良い」「ゆ、有能……」
とポンポン話が出る。話が早くて結構。因みに鈴蘭は花が携帯を持っていないので代わりに蓮次が入っていたりする。
というわけで、あの日の八人が集まるのは明日という事になった。今日は武装から姫川くん達、EMODから、鳳仙から、常磐からも偵察が何人か出されている。天地軍団からは大東くんが「こっちも見回ったりしてるからな、天地不貞腐れてるから個人で送ってやってくれ」と##NAME1##にLINEして来ていた。苦労人だね。
「ハァ?谷の野郎マジで許さねっかんな」
「まぁまぁ、今回は無様晒さねえように頑張るね##NAME1##」
『うん、皆にも十分気を付けるように言っといてくれる』
「もち。てか##NAME1##っち~、ソイツ等どんな奴等なん?」
『え私も知らんよ。カズミとかから名前は聞いてた程度だし』
「東京卍會ねえ」
「度胸あるよねえ。“卍”なんて」
そもそもこっちに来る前に“卍”同士潰し合えよ、と普段のかわゆい口振りを隠したタケが唸る。そりゃそう、とは思うけれどここに居る三人は頭の回転が遅くはねえので谷のやる事も解らないでもない。
『それはそれとして私この件終わったら谷ぶん殴るからねって江戸川會の方に話付けてるから』
「流石話が早い」
「容赦なくお願いね。あーあ、友っち、一般の奴等にも話は回したよね?」
「うん。なにせ情報が全然無いモンだから……一般生徒にまで手を出すよーな奴等だと危ねぇから暫く集団下校だなって話はしてる」
少しして、##NAME1##に将五から連絡が届く。##NAME1##は眉間に皺を寄せながら確認して……『悪いけど少し出るわ』と立ち上がる。
「ちょ##NAME1##っち待ちなって。どこ行くん」
『少し将五と話してくる』
「俺等居ない方がいい?」
『確証持てねー事は話したくない。二人は今日の集団下校纏めといてくれる』
「……一人で突っ走ったりしないよね?」
「したら俺ァ怒り狂うぞ」
『しないよ!信用無いんだからァ』
戸亜留市は厳戒態勢に入る……なんて事は無く。割といつも通りの生活を続けている。勿論、##NAME1##から“卍戸亜留市JUST EIGHT卍”なんてふざけたグループLINEに事の次第を伝えてあり、見事に数名ブチ切れた挙句俺から乗り込んだらァやといきり立っている奴もいた。アボとかアボとかアボとか。
光政は静か~~にキレつつ、##NAME1##の心配をしていた。なにせ萬侍の件で血が流れる事に酷いストレスと責任を負い暴れていた女だ、漸くそれが終わりそろそろ責任も肩から降ろせる筈だったというのに、これである。「お前は大丈夫なのか」と声だけ冷静に外に出てバットの素振りを開始。四男は苦笑い。光政に続き、前川や世良も一番に出た名前が常磐だった事もあり大丈夫なのかと追いLINE。既読は付いていたので天地も見ているだろう。
##NAME1##からの返信は『貴様等至急明日とか集まれませんこと?方向性決めさせて?』である。一応、一人で突っ走る気はないらしいなと安心した連中が次々にLINEを送る。
「明日は無理リカとデートある」「喧嘩売ってんのかお前」「リカちゃんにお前の恥ずかしい過去バラしてやっからな」『忙しくなる前にリカちゃんちゃんと構ってやれよ』「明日バイト抜けれねーから明後日戸亜留行くわ」「武装から偵察出せるか?」「出せる。前川も頼む」「おけ」「鳳仙も出すぞ」「頼む」「天地既読付いてんの解ってんだぞお前の方は?」『個チャで好きにするって言うのやめてくださ~い!』「クソが」「悔い改めろ末っ子野郎」「武藤、花付いていけてるか?」「後で纏めて伝えるから良い」「ゆ、有能……」
とポンポン話が出る。話が早くて結構。因みに鈴蘭は花が携帯を持っていないので代わりに蓮次が入っていたりする。
というわけで、あの日の八人が集まるのは明日という事になった。今日は武装から姫川くん達、EMODから、鳳仙から、常磐からも偵察が何人か出されている。天地軍団からは大東くんが「こっちも見回ったりしてるからな、天地不貞腐れてるから個人で送ってやってくれ」と##NAME1##にLINEして来ていた。苦労人だね。
「ハァ?谷の野郎マジで許さねっかんな」
「まぁまぁ、今回は無様晒さねえように頑張るね##NAME1##」
『うん、皆にも十分気を付けるように言っといてくれる』
「もち。てか##NAME1##っち~、ソイツ等どんな奴等なん?」
『え私も知らんよ。カズミとかから名前は聞いてた程度だし』
「東京卍會ねえ」
「度胸あるよねえ。“卍”なんて」
そもそもこっちに来る前に“卍”同士潰し合えよ、と普段のかわゆい口振りを隠したタケが唸る。そりゃそう、とは思うけれどここに居る三人は頭の回転が遅くはねえので谷のやる事も解らないでもない。
『それはそれとして私この件終わったら谷ぶん殴るからねって江戸川會の方に話付けてるから』
「流石話が早い」
「容赦なくお願いね。あーあ、友っち、一般の奴等にも話は回したよね?」
「うん。なにせ情報が全然無いモンだから……一般生徒にまで手を出すよーな奴等だと危ねぇから暫く集団下校だなって話はしてる」
少しして、##NAME1##に将五から連絡が届く。##NAME1##は眉間に皺を寄せながら確認して……『悪いけど少し出るわ』と立ち上がる。
「ちょ##NAME1##っち待ちなって。どこ行くん」
『少し将五と話してくる』
「俺等居ない方がいい?」
『確証持てねー事は話したくない。二人は今日の集団下校纏めといてくれる』
「……一人で突っ走ったりしないよね?」
「したら俺ァ怒り狂うぞ」
『しないよ!信用無いんだからァ』