ストーカー事件簿
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『社長、座って』
「俺の妹分によくも……」
『も~~修くんステイ!座って!鬱陶しい!』
「鬱陶しいって言われた……」
「はいはい」
「座ってろ」
『とりあえず今日監視カメラ設置してみるからさ。心配かけてごめんね社長』
「おう心配だ。は?ちょっと春道に愚痴ってくる」
『辞めて飛んできちゃうから』
事務所でうが!と怒る古川の修に苦笑い。全くこういう所はこの人昔から変わらないンだから。
十希夫の車に乗せられて出勤した##NAME1##を見て従業員の皆さんは原田ーッ!ふざけんなよーッ!と叫んでいたので黙らせました。
「本日十希夫くんは遅いって連絡来てるから俺とタケちゃんがポストを見ます」
『タケちゃん店は?』
「親父に店番任せてる。てか親父も怒ってたかんね。“尊、##NAME1##ちゃんが危ない目に合う前にどうにかするんだぞ”って言ってた」
『う~ん父ちゃんにも心配かけちゃったなぁ』
お前は離れてなさいねと山田が一人ポストを見に行く。タケは##NAME1##の隣に居ながら周りを見渡していた。怪しい影はない。前回の物は朝にゃ無かったと言っていたから朝出た直後か、帰ってくる前の夕方。まさか白昼堂々と入れるなんて事ァ出来ねえだろうし。何せこの女の周りは村田兄弟が不在と言えど村田夫婦や藤代家、それに天地だって居るし近所の主婦さん達だって仲良しだから不審者が居りゃすぐ解るので。
「う~ん」
「友っち~どしたん」
「今日はなんもねえみたい」
『アほんと?』
「なんだかなぁ。まぁ、今日がねえからと言って油断は出来ないね。十希夫くん来るまでおうち待機!」
『はぁい』
「俺ちん監視カメラ付けるわ」
「俺も。##NAME1##、すぐ終わるから俺コーラ」
「俺ちんもコーラ」
『はいはい入れとくね』
何もないなら何もないでそのまま継続して欲しいのだけど、一度やった奴はもう一度やるだろう。ストーカーなんてそんなもん。二人がチャキチャキ監視カメラを付けていると宅配便のおじちゃんが。こんにちは。この家の方はご在宅ですか?いまーす。はい!受け取りサインお願いしますね。あーい。ちょっと待ってください。
##NAME1##を呼んで荷物を受け取らせる。ねえ友っち付け終わったよ。俺も~。
「##NAME1##~、荷物誰からだったの~?」
『んあ~まだ見てない。クール便だったよ。はいコーラ飲みな』
「わぁい。……ん?」
「どした?」
「……“同上”?」
差出人の欄に同上、と書かれているってー事は“受取人が自分に送った”って事である。旅先から自分の家とか。だが##NAME1##は自分の家に何かを送るような事はしない。タケは嫌な予感をヒシヒシと背筋に感じながら##NAME1##にちょっと部屋行ってて、と遠ざけた。##NAME1##は二階行くのは寂しいから隣の部屋でいい?と言うのでハイハイと部屋に押し込める。
「ワンチャンある?」
「あるかも。え。怖い。揺らすね。友っちなにか聞こえる?」
「……ガサガサとだけ。食品とは書いてるけど……、重みは?」
「そんなに。どする?外で開ける?」
「そうね。万一があるから監視カメラの下で開けよ」
「おけぴ」
「##NAME1##ーーッ!良いって言うまで出てくんなよ!」
『寂しいからはよして』
「危機感の欠片もねえな」
監視カメラに映る場所まで移動する。二人して目を合わせ、頷く。タケが軍手を履いて慎重にカッターで封を開けて、
「あ゛?」
「オビャ」
それは瓶に入っていた。丁寧に、割れねえように緩衝材まで入れてあるそれを見て秒で鳥肌が立ったのは山田だった。普段割かしどんな事にも動じない山田はこういう生々しいものが苦手であった。
タケはどちらかと言えばお化けの怖いは苦手でえ゛ん゛……と泣いたりするけれど、こう言った手合いは殺意で塗り潰せるタイプだった。
「ねえねえねえねえタケタケタケタケタケちゃんマン」
「ぁに」
「これこれこれこれ」
「友っち目逸らして。一回深呼吸しな」
「ごめんタケちゃん柄にもなく泣きそう。兄貴に電話していい?」
「良いよ」
「あにきぃ゛?俺え゛。うん゛。話せば長いンだけど。ねえ聞いて……おねがい゛……」
『タケ、なに』
「##NAME1##っち、十希夫ちゃと軍司に連絡」
「##NAME1##がストーカー合ってて、うん。ポストこの間から色んなの入ってて。うん゛。今日見に来たらクール便でなんか来て。今見たら」
「瓶詰めの白い液体届いたって言え」
『今言う』
「ねえ゛これってさぁ゛兄貴ぃ゛……聞いてるう゛……?」
『社長、座って』
「俺の妹分によくも……」
『も~~修くんステイ!座って!鬱陶しい!』
「鬱陶しいって言われた……」
「はいはい」
「座ってろ」
『とりあえず今日監視カメラ設置してみるからさ。心配かけてごめんね社長』
「おう心配だ。は?ちょっと春道に愚痴ってくる」
『辞めて飛んできちゃうから』
事務所でうが!と怒る古川の修に苦笑い。全くこういう所はこの人昔から変わらないンだから。
十希夫の車に乗せられて出勤した##NAME1##を見て従業員の皆さんは原田ーッ!ふざけんなよーッ!と叫んでいたので黙らせました。
「本日十希夫くんは遅いって連絡来てるから俺とタケちゃんがポストを見ます」
『タケちゃん店は?』
「親父に店番任せてる。てか親父も怒ってたかんね。“尊、##NAME1##ちゃんが危ない目に合う前にどうにかするんだぞ”って言ってた」
『う~ん父ちゃんにも心配かけちゃったなぁ』
お前は離れてなさいねと山田が一人ポストを見に行く。タケは##NAME1##の隣に居ながら周りを見渡していた。怪しい影はない。前回の物は朝にゃ無かったと言っていたから朝出た直後か、帰ってくる前の夕方。まさか白昼堂々と入れるなんて事ァ出来ねえだろうし。何せこの女の周りは村田兄弟が不在と言えど村田夫婦や藤代家、それに天地だって居るし近所の主婦さん達だって仲良しだから不審者が居りゃすぐ解るので。
「う~ん」
「友っち~どしたん」
「今日はなんもねえみたい」
『アほんと?』
「なんだかなぁ。まぁ、今日がねえからと言って油断は出来ないね。十希夫くん来るまでおうち待機!」
『はぁい』
「俺ちん監視カメラ付けるわ」
「俺も。##NAME1##、すぐ終わるから俺コーラ」
「俺ちんもコーラ」
『はいはい入れとくね』
何もないなら何もないでそのまま継続して欲しいのだけど、一度やった奴はもう一度やるだろう。ストーカーなんてそんなもん。二人がチャキチャキ監視カメラを付けていると宅配便のおじちゃんが。こんにちは。この家の方はご在宅ですか?いまーす。はい!受け取りサインお願いしますね。あーい。ちょっと待ってください。
##NAME1##を呼んで荷物を受け取らせる。ねえ友っち付け終わったよ。俺も~。
「##NAME1##~、荷物誰からだったの~?」
『んあ~まだ見てない。クール便だったよ。はいコーラ飲みな』
「わぁい。……ん?」
「どした?」
「……“同上”?」
差出人の欄に同上、と書かれているってー事は“受取人が自分に送った”って事である。旅先から自分の家とか。だが##NAME1##は自分の家に何かを送るような事はしない。タケは嫌な予感をヒシヒシと背筋に感じながら##NAME1##にちょっと部屋行ってて、と遠ざけた。##NAME1##は二階行くのは寂しいから隣の部屋でいい?と言うのでハイハイと部屋に押し込める。
「ワンチャンある?」
「あるかも。え。怖い。揺らすね。友っちなにか聞こえる?」
「……ガサガサとだけ。食品とは書いてるけど……、重みは?」
「そんなに。どする?外で開ける?」
「そうね。万一があるから監視カメラの下で開けよ」
「おけぴ」
「##NAME1##ーーッ!良いって言うまで出てくんなよ!」
『寂しいからはよして』
「危機感の欠片もねえな」
監視カメラに映る場所まで移動する。二人して目を合わせ、頷く。タケが軍手を履いて慎重にカッターで封を開けて、
「あ゛?」
「オビャ」
それは瓶に入っていた。丁寧に、割れねえように緩衝材まで入れてあるそれを見て秒で鳥肌が立ったのは山田だった。普段割かしどんな事にも動じない山田はこういう生々しいものが苦手であった。
タケはどちらかと言えばお化けの怖いは苦手でえ゛ん゛……と泣いたりするけれど、こう言った手合いは殺意で塗り潰せるタイプだった。
「ねえねえねえねえタケタケタケタケタケちゃんマン」
「ぁに」
「これこれこれこれ」
「友っち目逸らして。一回深呼吸しな」
「ごめんタケちゃん柄にもなく泣きそう。兄貴に電話していい?」
「良いよ」
「あにきぃ゛?俺え゛。うん゛。話せば長いンだけど。ねえ聞いて……おねがい゛……」
『タケ、なに』
「##NAME1##っち、十希夫ちゃと軍司に連絡」
「##NAME1##がストーカー合ってて、うん。ポストこの間から色んなの入ってて。うん゛。今日見に来たらクール便でなんか来て。今見たら」
「瓶詰めの白い液体届いたって言え」
『今言う』
「ねえ゛これってさぁ゛兄貴ぃ゛……聞いてるう゛……?」