第二回全面戦争篇
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『光政、ここまで来たんだ協力してよね』
「あ?あの野郎殺せばいいのか」
『殺さないで。私の友達なのよ』
「裏切り者がか」
『お前やちょし兄達だって光希や光穂が同じ目にあいかけたら同じ事するよ』
「……。チ、なんだよ」
『怪我させない程度に梶間脅して持ってる携帯ぶっ壊してきて』
「?……あぁ、なるほどな」
「おいコイツすげー悪い顔してんぞ」
『気にしないで、やきもち焼きなのこの三男坊』
「うるせえよ」
『怪我させないでね。怒るからね。本当に怒るんだからね。絶対辞めてね』
「解った、解った」
「……あれ解ったって面じゃねえよな?」
『うん多分大怪我はさせねえよ解った解ったって顔だと思う』
なんたって光政の腹にゃマグマがふつふつと煮えたぎっていた。自分の所の奴はやられるし、##NAME1##は怪我をするし。なんならその怪我も織り込み済みで計画を立てているかもしれない。光政は良く##NAME1##に情が深過ぎると呆れて言うけれど、光政だって情が浅い訳じゃねえ。身内と思う##NAME1##の事なら尚更思い入れが強くなる。なんなら自分の片割れとすら思う事もあるのだから、それを裏切るような行動をする梶間を許せる筈がない。
そしてそれ以前に##NAME1##と付き合いが浅い癖にあそこまで気に入られてるのがマジで気に食わないってのもあるけれど。
「よォ兄ちゃん、うちの連中誘き出しといて逃げれると思ったか?」
そろそろ良いわとゴリラマスクを脱ぎ捨てると光法に何やってんだ政兄と怒鳴られたけど気にしない。梶間の身体を地面に薙ぎ倒し、光政は笑う。
「それにまァ、常磐の連中も“八割飲み込んで”、鳳仙や他の所も“大半がやられちまった”。もうお前を見逃す義理はねえ、そうだよな?」
なんて?という顔をした梶間を光政はそれはもう良い笑顔で黙殺した。ガチガチに悪ノリしてる時の顔である。光政の発言は##NAME1##の考えてる事の七割汲み取った上での言葉である。倒れた衝撃で転がった梶間の携帯を思い切り踏み潰し、そこで本来なら任務完了なのだけど光政の怒りは収まらない。次に矛先が向くのはやはり梶間。足を振り上げた瞬間大東が大急ぎで梶間を立たせ、##NAME1##が光政に飛び付いた。ステイステイ。
「退け##NAME1##、俺ァ何言われようがコイツを殺す」
『お願い、止まって光政』
「じゃあお前がケジメ付けるのか」
口からは冷たい言葉を吐きながら、怪我に響かぬように自分の身体にしがみつく##NAME1##の身体を片手で支える。実際、鳳仙の被害はそう多くない。喧嘩の末の怪我なんて被害にも入らねえ、し、今回は殆ど先んじて動いて居たから油断してた奴等が少しばかりやられただけ。
でも##NAME1##は違う。一人で居る時にこんだけの大怪我を。それを手引きしたのはどんな理由があろうとこの梶間。一度大事な友人に、仲間に裏切られている光政は殊更裏切りに敏感であった。
さぁ何を言って来るんだよクソ女、お前がしっかり俺の納得が行くケジメを梶間に付けるなら俺は仕方ねえから引き下がってやる。ただ許すなんてクソみてえな事はしねえだろうな、そこまでの怪我を負ってやがるのだから!
瞬間、##NAME1##は三男坊の“ガチ”を察し、大東に目配せをした。梶間連れて逃げて。伊達に付き合いが長い訳じゃない大東はお前は……?という顔をした。
『光政』
「あ?」
『み゛つましゃ゛』
「う゛ッ!な、なんで泣いて、」
『みつまさ、わたし、きらい゛!!?』
「そんな話してねえ゛~~!!!!!!」
必殺泣き落としである。ご愁傷さま……と合掌した大東は光法に「じゃ、後は頼んだぞ」と手を挙げて梶間と去っていった。呆気に取られた光法はえっ?と普通に逃がしちゃったけれど、まぁ##NAME1##の指示だろうしな……と光政と##NAME1##に向き直る。あ、政兄ィめっちゃキョドってるや。基本月本家は女の涙が地雷であった。光政はどちらかと言えば##NAME1##の涙が弱点である。
『きやいだから゛いうこときいて、くんないんでしょ゛』
「だからそんな話してねえって、あぁ゛もう泣くなってば畜生俺は悪くねえぞ!?そんな怪我しといてケジメ無しなんて都合のいい話、」
『わたしの゛こと押し倒しておいて?!』
「は?」
「待て##NAME1##」
「政兄」
「違う」
『無理矢理身体押さえつけておいて!!?』
「光政、話がある」
「輝ホントに違うんだって」
『服も脱がそうとしたくせに!!!?』
「政兄正座」
「全部違うって!!!!全部やましくねえんだって!!!」
「やましくなくとも服は?」
「脱がそうとはしてねえ」
「ほー」
「脱がしたんだよ」
「逮捕」
「畜生!!!##NAME1##テメー覚えてろ!!!」
光政は小野と大谷と村越と松尾、そして光法に連行された。残った##NAME1##に福浦と三国がシラケた目で近付く。
「真相は」
『取っ組み合いになってめちゃくちゃ笑いながら運悪く光政が上になったのが押し倒したやつ、ガチ喧嘩の時に抵抗しようとしたらガチで動けねえように押さえつけられたやつ、』
「服は?」
『雨でずぶ濡れになって着替える時張り付いて脱げなくて泣き喚いたら脱ぐの手伝ってくれた』
「お前自分の性別何か知ってるか?」
『言うて光政も私も双子と思ってる節あるから……』
「クソがよ」
「もう少し考えて動いてください。マジで」
『ごめんね勇京ちゃん』
『光政、ここまで来たんだ協力してよね』
「あ?あの野郎殺せばいいのか」
『殺さないで。私の友達なのよ』
「裏切り者がか」
『お前やちょし兄達だって光希や光穂が同じ目にあいかけたら同じ事するよ』
「……。チ、なんだよ」
『怪我させない程度に梶間脅して持ってる携帯ぶっ壊してきて』
「?……あぁ、なるほどな」
「おいコイツすげー悪い顔してんぞ」
『気にしないで、やきもち焼きなのこの三男坊』
「うるせえよ」
『怪我させないでね。怒るからね。本当に怒るんだからね。絶対辞めてね』
「解った、解った」
「……あれ解ったって面じゃねえよな?」
『うん多分大怪我はさせねえよ解った解ったって顔だと思う』
なんたって光政の腹にゃマグマがふつふつと煮えたぎっていた。自分の所の奴はやられるし、##NAME1##は怪我をするし。なんならその怪我も織り込み済みで計画を立てているかもしれない。光政は良く##NAME1##に情が深過ぎると呆れて言うけれど、光政だって情が浅い訳じゃねえ。身内と思う##NAME1##の事なら尚更思い入れが強くなる。なんなら自分の片割れとすら思う事もあるのだから、それを裏切るような行動をする梶間を許せる筈がない。
そしてそれ以前に##NAME1##と付き合いが浅い癖にあそこまで気に入られてるのがマジで気に食わないってのもあるけれど。
「よォ兄ちゃん、うちの連中誘き出しといて逃げれると思ったか?」
そろそろ良いわとゴリラマスクを脱ぎ捨てると光法に何やってんだ政兄と怒鳴られたけど気にしない。梶間の身体を地面に薙ぎ倒し、光政は笑う。
「それにまァ、常磐の連中も“八割飲み込んで”、鳳仙や他の所も“大半がやられちまった”。もうお前を見逃す義理はねえ、そうだよな?」
なんて?という顔をした梶間を光政はそれはもう良い笑顔で黙殺した。ガチガチに悪ノリしてる時の顔である。光政の発言は##NAME1##の考えてる事の七割汲み取った上での言葉である。倒れた衝撃で転がった梶間の携帯を思い切り踏み潰し、そこで本来なら任務完了なのだけど光政の怒りは収まらない。次に矛先が向くのはやはり梶間。足を振り上げた瞬間大東が大急ぎで梶間を立たせ、##NAME1##が光政に飛び付いた。ステイステイ。
「退け##NAME1##、俺ァ何言われようがコイツを殺す」
『お願い、止まって光政』
「じゃあお前がケジメ付けるのか」
口からは冷たい言葉を吐きながら、怪我に響かぬように自分の身体にしがみつく##NAME1##の身体を片手で支える。実際、鳳仙の被害はそう多くない。喧嘩の末の怪我なんて被害にも入らねえ、し、今回は殆ど先んじて動いて居たから油断してた奴等が少しばかりやられただけ。
でも##NAME1##は違う。一人で居る時にこんだけの大怪我を。それを手引きしたのはどんな理由があろうとこの梶間。一度大事な友人に、仲間に裏切られている光政は殊更裏切りに敏感であった。
さぁ何を言って来るんだよクソ女、お前がしっかり俺の納得が行くケジメを梶間に付けるなら俺は仕方ねえから引き下がってやる。ただ許すなんてクソみてえな事はしねえだろうな、そこまでの怪我を負ってやがるのだから!
瞬間、##NAME1##は三男坊の“ガチ”を察し、大東に目配せをした。梶間連れて逃げて。伊達に付き合いが長い訳じゃない大東はお前は……?という顔をした。
『光政』
「あ?」
『み゛つましゃ゛』
「う゛ッ!な、なんで泣いて、」
『みつまさ、わたし、きらい゛!!?』
「そんな話してねえ゛~~!!!!!!」
必殺泣き落としである。ご愁傷さま……と合掌した大東は光法に「じゃ、後は頼んだぞ」と手を挙げて梶間と去っていった。呆気に取られた光法はえっ?と普通に逃がしちゃったけれど、まぁ##NAME1##の指示だろうしな……と光政と##NAME1##に向き直る。あ、政兄ィめっちゃキョドってるや。基本月本家は女の涙が地雷であった。光政はどちらかと言えば##NAME1##の涙が弱点である。
『きやいだから゛いうこときいて、くんないんでしょ゛』
「だからそんな話してねえって、あぁ゛もう泣くなってば畜生俺は悪くねえぞ!?そんな怪我しといてケジメ無しなんて都合のいい話、」
『わたしの゛こと押し倒しておいて?!』
「は?」
「待て##NAME1##」
「政兄」
「違う」
『無理矢理身体押さえつけておいて!!?』
「光政、話がある」
「輝ホントに違うんだって」
『服も脱がそうとしたくせに!!!?』
「政兄正座」
「全部違うって!!!!全部やましくねえんだって!!!」
「やましくなくとも服は?」
「脱がそうとはしてねえ」
「ほー」
「脱がしたんだよ」
「逮捕」
「畜生!!!##NAME1##テメー覚えてろ!!!」
光政は小野と大谷と村越と松尾、そして光法に連行された。残った##NAME1##に福浦と三国がシラケた目で近付く。
「真相は」
『取っ組み合いになってめちゃくちゃ笑いながら運悪く光政が上になったのが押し倒したやつ、ガチ喧嘩の時に抵抗しようとしたらガチで動けねえように押さえつけられたやつ、』
「服は?」
『雨でずぶ濡れになって着替える時張り付いて脱げなくて泣き喚いたら脱ぐの手伝ってくれた』
「お前自分の性別何か知ってるか?」
『言うて光政も私も双子と思ってる節あるから……』
「クソがよ」
「もう少し考えて動いてください。マジで」
『ごめんね勇京ちゃん』