第二回全面戦争篇
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『ね、借り返してくんない?』
「急に現れたと思ったらなに?」
「取り立て屋かなにかか?家じゃ駄目なのか?」
『家でしたら十三がぶっ倒れるかもしんないからね』
「何を頼まれるんだ……?」
武装の拠点であるスクラップ置き場に堂々と一人で来た##NAME1##は将五をソファからずり落として自分だけソファに座った。お前なぁ、と言えばお黙りとぴしゃり。そもそもこのソファは##NAME1##が龍信に『居心地が悪い』と文句を言って運んで貰った物なので実質##NAME1##のものである。そして拓海がどーしたのと聞けば上記の文句であった。
「つかなんの借りだよ」
『萬侍の』
「う゛っ!!!!」
そういやこの間の萬侍帝国との戦いで武装は##NAME1##にとんでもねえ借りがあった。仕方ないとは言え戸亜留市の勢力を巻き込む為に萬侍帝国の連中を戸亜留に招き入れ、暴れられた際に常磐連合は山田とタケという主戦力、##NAME1##の両腕を叩かれたのだ。そりゃあもう##NAME1##は怒り狂い、原因であると知って武装に乗り込み将五と拓海を張り倒し、止めてきた春を蹴り倒し、一緒に居たEMODの連中もめちゃくちゃ叩いた。釈明が無ければ常磐連合は武装の敵に回るとがなると勢力の連中集めて説明するから待ってと言われ、暫く##NAME1##は村田家ではなく実家で寝泊まりし十三は大暴れし、戸亜留市JUST SEVENは戸亜留市JUST EIGHTとなって大暴れし、ホントにごめんと拓海が頭を下げると『貸し一つね』と言われたのだった。
萬侍の借りなんて言われたら二人は聞かざるを得ない。そもそも幼馴染連中というか武装は##NAME1##に甘いし身内判定しているし、あの後春はいじけるし奈良はめちゃくちゃごめんってと縋り付いて泣いたし金は魂が抜けた。武装の男は前から大抵##NAME1##に甘い。
「はぁ~~……んで?」
『近々常磐、蛇目と戦争になるんだけどさ』
「待て待て待て」
「聞き捨てならない待って」
『なにが?』
「蛇目だと?前総戦力で叩いたとこだろ」
『そ。なんかね!常磐と戸亜留勢力に報復してえらしいよ』
「……。おい、それなら別に借りとかどうとかの話じゃねーだろう。アイツ等は俺達だって、」
『ん?いや、蛇目に対しての戦力の事は言ってないよ』
「ん?」
『だって私は全勢力身内みてーなもんだからさ、攻め込まれるとなったら教えるからお前等は言わずとも戦う筈だ。舐められて黙っていられる程行儀が良い奴は居ねえからな』
「……じゃあ、なんだ?」
「将五、」
「解ってるコイツがこんな顔してる時は大抵ろくな事はねえ」
『え!?しょこたんちょっと失礼じゃない!!?』
「喧しいわ」
『敬ちゃん貸して』
「は?」
『拓海は無理。多分適任は敬ちゃん』
「は?」
「一から話せよ」
『そもそもなんで蛇目が攻めてくるの解ったのかから教えようね』
「おー」
『蛇目の気に入ってた奴奪っちゃった!』
「は?」
「スーーッあ待ってくれ胃薬どこ……?」
んへへ、と照れ臭そうに##NAME1##が笑って煙草に火をつけた。いや呑気に煙草吸うな。
『将五』
「おー」
『お前、武装抜けてえって奴が居たらリンチなんてするか?』
「あ?する訳ャねーだろ」
『抜けた後ソイツの身内に監視つけて襲おうと思うか?』
「拓海、悪い。蛇目と戦争だ皆に伝えてくれ」
「将五悪い癖だぞ、確かに言いたい事は大体解るけど最後まで聞かないと。んで?」
『拓海』
「怖いから優しく言って」
『お前、そんな中助けてやるっつってさ。わざわざ“妹を助けてくれ”なんて言う奴、見捨てられるか?』
「時と場合によっては見捨てるぞ、解ってるだろ」
『そうね。それはお前のいい所だよ、副頭としては正解だ』
「……。はぁ、解った、解ったから話続けて」
『蛇目連合は戸亜留勢力に復讐するつもりだ。逆恨みにも程があるけど。私がしたい事は二つ、今回完全に蛇目を潰す事。そんで私が気に入ってる奴の安全を確保する事』
「それがどう姫川を貸すことに繋がるんだ」
『敬ちゃんにはね、ナンパをしてもらいます』
「なんて?」
「なるほどね」
「なんて???」
『ね、借り返してくんない?』
「急に現れたと思ったらなに?」
「取り立て屋かなにかか?家じゃ駄目なのか?」
『家でしたら十三がぶっ倒れるかもしんないからね』
「何を頼まれるんだ……?」
武装の拠点であるスクラップ置き場に堂々と一人で来た##NAME1##は将五をソファからずり落として自分だけソファに座った。お前なぁ、と言えばお黙りとぴしゃり。そもそもこのソファは##NAME1##が龍信に『居心地が悪い』と文句を言って運んで貰った物なので実質##NAME1##のものである。そして拓海がどーしたのと聞けば上記の文句であった。
「つかなんの借りだよ」
『萬侍の』
「う゛っ!!!!」
そういやこの間の萬侍帝国との戦いで武装は##NAME1##にとんでもねえ借りがあった。仕方ないとは言え戸亜留市の勢力を巻き込む為に萬侍帝国の連中を戸亜留に招き入れ、暴れられた際に常磐連合は山田とタケという主戦力、##NAME1##の両腕を叩かれたのだ。そりゃあもう##NAME1##は怒り狂い、原因であると知って武装に乗り込み将五と拓海を張り倒し、止めてきた春を蹴り倒し、一緒に居たEMODの連中もめちゃくちゃ叩いた。釈明が無ければ常磐連合は武装の敵に回るとがなると勢力の連中集めて説明するから待ってと言われ、暫く##NAME1##は村田家ではなく実家で寝泊まりし十三は大暴れし、戸亜留市JUST SEVENは戸亜留市JUST EIGHTとなって大暴れし、ホントにごめんと拓海が頭を下げると『貸し一つね』と言われたのだった。
萬侍の借りなんて言われたら二人は聞かざるを得ない。そもそも幼馴染連中というか武装は##NAME1##に甘いし身内判定しているし、あの後春はいじけるし奈良はめちゃくちゃごめんってと縋り付いて泣いたし金は魂が抜けた。武装の男は前から大抵##NAME1##に甘い。
「はぁ~~……んで?」
『近々常磐、蛇目と戦争になるんだけどさ』
「待て待て待て」
「聞き捨てならない待って」
『なにが?』
「蛇目だと?前総戦力で叩いたとこだろ」
『そ。なんかね!常磐と戸亜留勢力に報復してえらしいよ』
「……。おい、それなら別に借りとかどうとかの話じゃねーだろう。アイツ等は俺達だって、」
『ん?いや、蛇目に対しての戦力の事は言ってないよ』
「ん?」
『だって私は全勢力身内みてーなもんだからさ、攻め込まれるとなったら教えるからお前等は言わずとも戦う筈だ。舐められて黙っていられる程行儀が良い奴は居ねえからな』
「……じゃあ、なんだ?」
「将五、」
「解ってるコイツがこんな顔してる時は大抵ろくな事はねえ」
『え!?しょこたんちょっと失礼じゃない!!?』
「喧しいわ」
『敬ちゃん貸して』
「は?」
『拓海は無理。多分適任は敬ちゃん』
「は?」
「一から話せよ」
『そもそもなんで蛇目が攻めてくるの解ったのかから教えようね』
「おー」
『蛇目の気に入ってた奴奪っちゃった!』
「は?」
「スーーッあ待ってくれ胃薬どこ……?」
んへへ、と照れ臭そうに##NAME1##が笑って煙草に火をつけた。いや呑気に煙草吸うな。
『将五』
「おー」
『お前、武装抜けてえって奴が居たらリンチなんてするか?』
「あ?する訳ャねーだろ」
『抜けた後ソイツの身内に監視つけて襲おうと思うか?』
「拓海、悪い。蛇目と戦争だ皆に伝えてくれ」
「将五悪い癖だぞ、確かに言いたい事は大体解るけど最後まで聞かないと。んで?」
『拓海』
「怖いから優しく言って」
『お前、そんな中助けてやるっつってさ。わざわざ“妹を助けてくれ”なんて言う奴、見捨てられるか?』
「時と場合によっては見捨てるぞ、解ってるだろ」
『そうね。それはお前のいい所だよ、副頭としては正解だ』
「……。はぁ、解った、解ったから話続けて」
『蛇目連合は戸亜留勢力に復讐するつもりだ。逆恨みにも程があるけど。私がしたい事は二つ、今回完全に蛇目を潰す事。そんで私が気に入ってる奴の安全を確保する事』
「それがどう姫川を貸すことに繋がるんだ」
『敬ちゃんにはね、ナンパをしてもらいます』
「なんて?」
「なるほどね」
「なんて???」