『疲れたね』
「でもいい滑り出しだよね」
「綱引き1位だしね」


村田家で一日目お疲れ会をしてます。ソッコー三人でジャンケンして風呂に入り、一番最初に上がった##NAME1##の髪を順番が最後の山田が乾かし、タケが上がると##NAME1##がタケのを乾かす。山田が上がったらタケが乾かす。十三はなんなんだお前等……と呟きながらドン！とテーブルにどデカいハンバーグと大量の唐揚げを置いた。お肉＆揚げ物の暴力は十三なりの気遣いである。大体の種目に出る三人はどちゃクソ腹が減るので。


「明日終わったら庭で焼肉な」
『やった～！』
「サイコー！！！」
「十三ちゃ、俺ちん十三ちゃの焼きおにぎり食べたい！」
「いっぱい作ろうな……」
「やたー！！」
『十三の焼きおにぎり美味しいもんね』
「タレ自作でしょあれ。俺も好き」
「褒めんな何も出ねえぞ明日のデザートはクレープだからな！！！」
『出るじゃん』


そうやって十三含めて四人でもぐもぐぺろり。そう言えば将五は？今日アイツは泊まりだよ。ウケる。


『明日はアイツ忙しいからね』
「え出るの？」
「三年A組クソッタレ？」
『や、借り物リレーのネタ用に呼んでる。幼馴染組集合するからタケちゃん手出し無用ね』
「流石に俺ちんだって～物の分別は～……畜生……」
「出来てねーじゃん」
『タケちゃん明日の1200m、もう一人どうなったん？』
「ンはは……度肝抜いてやるちや」
「こわ」
『山田は？100mと200m一人ずう任せろっつってたしょ』
「敵に東陽台の深山とかが出張ってくるらしいからね。アイツめちゃくちゃ足速いらしいし。まぁ俺も乞うご期待かな」
「父兄二人三脚は……##NAME1##が俺だ」
『でしょうね。え？私がってどゆこと？』
「今日阿賀島さんからLINE来てな」
「え、親父？」
「明日行けないからムービー頼むってのと父兄は頼むってよ」
「え誰来んの」
「お楽しみって事にしとくな……」
「怖い怖い怖い」


この後めちゃくちゃ雑魚寝した。なんやかんや疲れているのである。