幼馴染組のお散歩
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どちゃクソ眠たいわ酒が残ってる気がするわで不機嫌に起きた5時50分。茶の間に行くと三人がぐでん!と雑魚寝している。将五はソファで俯せに。ちなみに村田兄弟は大抵同じ寝方をする。拓海は大の字で床に寝て、天地は丸まってテーブルとソファの間で寝ている。性格が出るな……と思いながら顔を洗う。
「あ゛~……ねむ……」
『おはよ十三』
「おー、おはよう。おらテメー等さっさと起きろ馬鹿共が」
「ごが!?」
「ふぐっ……」
「なんてッ?」
『十三、朝一発目の八つ当たりは辞めなさいね。寝起き悪すぎるのよ』
「うるせー、良いから歯磨け」
『十三も髭剃りなさいね』
「髭生えててもカッコイイだろが」
『無い方が好き』
「剃る……」
『早くね』
「髭生えてたらかっこ悪いか……?」
『悪かないけど早く剃ってくれる?』
「##NAME1##~俺かっこ悪いか?」
『朝からだる絡みしないで十三、鮫さんに言うよ』
「スーーーーーーーーーッ…………鮫には言うな……」
村田兄弟はめちゃくちゃに寝起きが悪いので安易に起こせば足が飛び、考えて爆音を鳴らせば拳骨が落ち、自分から起きてきたと思えばしばらくぽや……という顔をして目に映る物全てを睨み付ける最悪な兄弟である。村田母と私にはめちゃくちゃだる絡みするけど。
「ウッ頭が……」
「待って……だから日本酒は嫌なん……無理……##NAME1##……」
『吐くなら吐いてきて』
「##NAME1##ってば……」
『足に纏わりつくんじゃないよ』
「……………………」
「天地……あの……あれ……それ……」
「おらよ……」
「これリモコン………………」
「将五それ……その……それ取れ……」
「ほらよ……」
「なんで酒を渡すんだテメー……」
『馬鹿共十三が髭剃り終わる前に起きなさいね。そして全員顔洗って歯磨いて髭を剃りなさい』
「髭剃らなきゃダメか……?」
『お前十三と同じくだりやったら殺すからね』
「##NAME1##……お水ちょうだい……ねえってば……」
「テメーで起きて飲めや……」
『寿ちゃん起きて偉いね。この足に纏わりつく拓海どうにかしてくれる?』
「おらよ」
「い゛ッッッッてえな天地お前ふざけんなよ!!!!!」
「お?やるか?」
『は?喧嘩か?私の前で?』
「すみませんでした」
「顔洗ってくる」
戦略的撤退砲を持ちながら言われたらひとたまりもない。人に寝起き悪い寝起き悪い言う割に##NAME1##も寝起きがまぁまぁ悪い。八つ当たりもしないし暴れもしないけど、多分長年幼馴染組のだる絡みに付き合ってたら機嫌も悪くなる。武田家で起きたらめちゃくちゃ寝起きが良い好誠が居るからそんなに機嫌は悪くないけれど。
「準備は良いな野郎共」
『十三お酒抜けてるよね?』
「当たり前だろ、誰か達みてーにセーブ出来ねえ男じゃねーんだ」
「アンタが一番度数高いのばかばか飲んでた癖に……」
「バケモンかよ」
「天地?」
「##NAME1##……」
『車の中くらい大人しく出来ないのかアンタ等は』
十三の車に乗り込んで海へレッツゴー。将五を助手席に、後ろは拓海、##NAME1##、天地の順。流石にそこは気を遣う。
「兄貴」
「駄目だ」
「まだなんも言ってねーだろ」
「こっそり駄菓子持ち出してんの見えてんだよ」
「すげーな兄貴、もしかして視野が360度あるんか?」
『十三の視野が360度あったら全人類が滅亡するでしょ』
「肉食獣って視野狭いからあっても120度じゃない?」
「警戒する必要がねえからな」
「お前等が俺の事をどう思ってるかはよ~く解った。ハンドルを誰が握ってるかも忘れる馬鹿共なのもよく解った」
『ごめんて』
「悪かったって。駄菓子食っていい?」
「ざけんなクソガキ一欠片でも落としたらお前を魚の餌にしてやるからな」
「めちゃくちゃキレるもんな」
『十三自分の部屋以外は綺麗好きだから』
「部屋だって綺麗にしてるだろが」
「どゆこと?なんか散乱してんの?」
『いやある意味綺麗じゃないのよ、本棚に世界の拷問全集だとか置いてある部屋は』
「それは汚い」
「いざと言う時使えるだろが」
「どんないざなんだよ」
『あと効果的な拷問の仕方と医学書だったっけ』
「何を目指してるんだアンタ」
「人体の急所を覚えておけばいずれ必ず役に立つって昔母ちゃんが言ってたんだよ」
「村田母!!!!」
「村田母そういう所あるよ」
『煙草吸お』
「灰皿後ろ二つあるだろ」
「なんで駄菓子は駄目なのに煙草は良いんだよ」
「俺が吸うからに決まってんだろ」
「天地そっち窓開けてくれ」
「ん」
「ッあ゛!?おい##NAME1##煙草変えたか!?なんだそのクッッソ甘いの」
『タケちゃんが一本くれた。不味いから拓海にあげる』
「要らない要らないマジで天地にあげて」
「俺も要らねーわ」
「仕方ねーな」
『ありがと将五』
「窓全開にしろ」
「ん、げっっほ、いや甘いわ。阿賀島こんなん吸ってたか?」
『一回試しに買ったら知らん女に好きだと思われて貢がれたんだと』
「アイツが!?」
「如何にもお前にDVの真髄を叩き込みますみてーな男に?!」
『あのね、タケちゃん基本優しいのよ。お前等と武装以外には。女は殴るけど』
「##NAME1##、世間一般で女を殴るのは優しくねえんだ」
『山田の名言だけど“女にゃ手を上げねーのは結構だけど、それで大事なモン失う位なら俺ァガキでも殺すぜ”って』
「アイツはただの##NAME1##狂だろが」
「山田はそろそろ##NAME1##離れした方がいい」
「##NAME1##が山田離れ出来ないでしょ」
『タケ離れも出来ませんけど????』
「自信満々に言う事じゃねーよ」
『は?何年経っても龍ちゃん離れ出来ない奴が言うなよ』
「いい度胸だ、これからこの車の速度はマッハを超える」
「やめて」
そうして着いた海辺。パーキングに車を止めて荷物をガサゴソ。近くにテントを張る場所があるので今日はそっちに泊まります。
「BBQと海どっち」
『先に海』
「先にBBQ」
「先に泳ぐ」
「先に将五を埋める」
「よろしい、多数決で先に海だ」
「なんで天地に埋められそうなのスルーされてんだ??」
どちゃクソ眠たいわ酒が残ってる気がするわで不機嫌に起きた5時50分。茶の間に行くと三人がぐでん!と雑魚寝している。将五はソファで俯せに。ちなみに村田兄弟は大抵同じ寝方をする。拓海は大の字で床に寝て、天地は丸まってテーブルとソファの間で寝ている。性格が出るな……と思いながら顔を洗う。
「あ゛~……ねむ……」
『おはよ十三』
「おー、おはよう。おらテメー等さっさと起きろ馬鹿共が」
「ごが!?」
「ふぐっ……」
「なんてッ?」
『十三、朝一発目の八つ当たりは辞めなさいね。寝起き悪すぎるのよ』
「うるせー、良いから歯磨け」
『十三も髭剃りなさいね』
「髭生えててもカッコイイだろが」
『無い方が好き』
「剃る……」
『早くね』
「髭生えてたらかっこ悪いか……?」
『悪かないけど早く剃ってくれる?』
「##NAME1##~俺かっこ悪いか?」
『朝からだる絡みしないで十三、鮫さんに言うよ』
「スーーーーーーーーーッ…………鮫には言うな……」
村田兄弟はめちゃくちゃに寝起きが悪いので安易に起こせば足が飛び、考えて爆音を鳴らせば拳骨が落ち、自分から起きてきたと思えばしばらくぽや……という顔をして目に映る物全てを睨み付ける最悪な兄弟である。村田母と私にはめちゃくちゃだる絡みするけど。
「ウッ頭が……」
「待って……だから日本酒は嫌なん……無理……##NAME1##……」
『吐くなら吐いてきて』
「##NAME1##ってば……」
『足に纏わりつくんじゃないよ』
「……………………」
「天地……あの……あれ……それ……」
「おらよ……」
「これリモコン………………」
「将五それ……その……それ取れ……」
「ほらよ……」
「なんで酒を渡すんだテメー……」
『馬鹿共十三が髭剃り終わる前に起きなさいね。そして全員顔洗って歯磨いて髭を剃りなさい』
「髭剃らなきゃダメか……?」
『お前十三と同じくだりやったら殺すからね』
「##NAME1##……お水ちょうだい……ねえってば……」
「テメーで起きて飲めや……」
『寿ちゃん起きて偉いね。この足に纏わりつく拓海どうにかしてくれる?』
「おらよ」
「い゛ッッッッてえな天地お前ふざけんなよ!!!!!」
「お?やるか?」
『は?喧嘩か?私の前で?』
「すみませんでした」
「顔洗ってくる」
戦略的撤退砲を持ちながら言われたらひとたまりもない。人に寝起き悪い寝起き悪い言う割に##NAME1##も寝起きがまぁまぁ悪い。八つ当たりもしないし暴れもしないけど、多分長年幼馴染組のだる絡みに付き合ってたら機嫌も悪くなる。武田家で起きたらめちゃくちゃ寝起きが良い好誠が居るからそんなに機嫌は悪くないけれど。
「準備は良いな野郎共」
『十三お酒抜けてるよね?』
「当たり前だろ、誰か達みてーにセーブ出来ねえ男じゃねーんだ」
「アンタが一番度数高いのばかばか飲んでた癖に……」
「バケモンかよ」
「天地?」
「##NAME1##……」
『車の中くらい大人しく出来ないのかアンタ等は』
十三の車に乗り込んで海へレッツゴー。将五を助手席に、後ろは拓海、##NAME1##、天地の順。流石にそこは気を遣う。
「兄貴」
「駄目だ」
「まだなんも言ってねーだろ」
「こっそり駄菓子持ち出してんの見えてんだよ」
「すげーな兄貴、もしかして視野が360度あるんか?」
『十三の視野が360度あったら全人類が滅亡するでしょ』
「肉食獣って視野狭いからあっても120度じゃない?」
「警戒する必要がねえからな」
「お前等が俺の事をどう思ってるかはよ~く解った。ハンドルを誰が握ってるかも忘れる馬鹿共なのもよく解った」
『ごめんて』
「悪かったって。駄菓子食っていい?」
「ざけんなクソガキ一欠片でも落としたらお前を魚の餌にしてやるからな」
「めちゃくちゃキレるもんな」
『十三自分の部屋以外は綺麗好きだから』
「部屋だって綺麗にしてるだろが」
「どゆこと?なんか散乱してんの?」
『いやある意味綺麗じゃないのよ、本棚に世界の拷問全集だとか置いてある部屋は』
「それは汚い」
「いざと言う時使えるだろが」
「どんないざなんだよ」
『あと効果的な拷問の仕方と医学書だったっけ』
「何を目指してるんだアンタ」
「人体の急所を覚えておけばいずれ必ず役に立つって昔母ちゃんが言ってたんだよ」
「村田母!!!!」
「村田母そういう所あるよ」
『煙草吸お』
「灰皿後ろ二つあるだろ」
「なんで駄菓子は駄目なのに煙草は良いんだよ」
「俺が吸うからに決まってんだろ」
「天地そっち窓開けてくれ」
「ん」
「ッあ゛!?おい##NAME1##煙草変えたか!?なんだそのクッッソ甘いの」
『タケちゃんが一本くれた。不味いから拓海にあげる』
「要らない要らないマジで天地にあげて」
「俺も要らねーわ」
「仕方ねーな」
『ありがと将五』
「窓全開にしろ」
「ん、げっっほ、いや甘いわ。阿賀島こんなん吸ってたか?」
『一回試しに買ったら知らん女に好きだと思われて貢がれたんだと』
「アイツが!?」
「如何にもお前にDVの真髄を叩き込みますみてーな男に?!」
『あのね、タケちゃん基本優しいのよ。お前等と武装以外には。女は殴るけど』
「##NAME1##、世間一般で女を殴るのは優しくねえんだ」
『山田の名言だけど“女にゃ手を上げねーのは結構だけど、それで大事なモン失う位なら俺ァガキでも殺すぜ”って』
「アイツはただの##NAME1##狂だろが」
「山田はそろそろ##NAME1##離れした方がいい」
「##NAME1##が山田離れ出来ないでしょ」
『タケ離れも出来ませんけど????』
「自信満々に言う事じゃねーよ」
『は?何年経っても龍ちゃん離れ出来ない奴が言うなよ』
「いい度胸だ、これからこの車の速度はマッハを超える」
「やめて」
そうして着いた海辺。パーキングに車を止めて荷物をガサゴソ。近くにテントを張る場所があるので今日はそっちに泊まります。
「BBQと海どっち」
『先に海』
「先にBBQ」
「先に泳ぐ」
「先に将五を埋める」
「よろしい、多数決で先に海だ」
「なんで天地に埋められそうなのスルーされてんだ??」