全面戦争篇
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場所はその地区の廃材置き場。蛇目連合の溜まり場である。既にそこには鈴蘭、鳳仙、武装、そして天地軍団が集結していた。とんでもねえ人数に対して戸亜留勢力はそんなに居ない。それぞれ勢力のトップと幹部だけ。一応他の奴等も居るけれど、分断されたのだ。花は蓮次と迫田、光政は小野と大谷、将五は拓海、天地は大東と連れ立って歩いていて、廃材置き場の門を潜った瞬間門が閉じられた。今門の外でめちゃくちゃ騒いでる。
「どーも、戸亜留市の皆さん。お揃いで」
「おうクソ野郎が。わざわざ出向いてきてやったぜ」
「ありがてえな。んで、##NAME2##ってのはどちらさん?」
「居ねーよ」
「あっそ……その##NAME2##って常磐?の奴がアンタ等の頭なんじゃねーのかよ」
「いやいやいや」
「いやそれはない」
「良く解らねえな。うちの梶間ってのは幹部の中でも強い方でな、それをやれる##NAME2##ってのは相当強いんだろうよ、じゃなきゃお前等の間に立って共同戦線なんて組まねえだろ」
そこらの廃材に腰掛けた金髪で刺青がめちゃくちゃ入ってるガタイの良い男は言う。すぐ後ろに細身の男が控えていた。
野郎共は「まぁ……組んだのはアイツだしな……」としか思ってないけど。もう少し相手に気をかけろ。
「ま、居ないならいい。……降伏する気になったか?」
「なーに言ってんだお前」
「俺等は負けてねえし、負けるつもりもねえんだよ」
「そうかよ」
なら、と男が片手を上げる。後ろに控えていた男共が武器を構えた。その時である。
「##NAME1##ごめんな……怪我すんなよ……」
『待って!!!?飛ばす事無くない!!!?』
「阿賀島許せ!!!お前ならいける!!!」
「ふざけんなお前マジぶっ殺すからな!!!?テメ、奈良明ーーー!!!!」
「友哉さん##NAME1##さんをよろしくお願いします!!」
「銀次ーーー!!!!お前後で覚えと、あーー!!!!!!」
『だーーー!!!!!』
門の向こうから叫び声が聞こえて、三つの影が地面にゴロゴロ……と転がった。『殺す気かーーーーッ』と叫んで。なんだ……?と向こうの集団も固まる。
「ンの野郎共絶対殺すからな」
『難波パパめ……勢いが良すぎる……なんか恨みでもあんのかな……』
「奈良は後で殺すって今決めた」
「来ちまったよKY共が……」
「失礼だな迫田、うちの##NAME1##は空気は吸う子なんです」
「拓海、黙っとけ」
「……ッ、……」
「天地~どうかしたのか?」
「ほっとけ花、それ天地が珍しくツボに入ってる時の動作だ」
「将五テメ……ッぐ……ッ」
「仲悪いけどやっぱり幼馴染なんだよなお前等……」
酷い目にあったわ~、と##NAME1##が膝をぽんぽん叩いて、スッと顔を上げる。そして“金髪の大男を通り越して”細身の男に声をかけた。
『よ!お前が蛇目連合の頭の蛇渕サンだね?』
「……」
「あ、マジ?」
「めちゃくちゃ堂々としてっから金髪の方だと思ったわ」
「俺ちん知らなかったんだけド」
「いや俺も知らねーよ外見とか聞いてねーし」
「……何で解った?」
『は?寝言はお布団で言ってくれる?見ただけで解るし……そこの雑魚より性格悪いだろお前』
「おう、誰が雑魚だって?誰だテメー」
『あ、そう。忘れてた!どーーも!大人気常磐高校の##NAME2##ってモンです。お見知り置きはしなくていいです』
「……お前が##NAME2##?」
マジ?みたいな顔してくるのでんふふ!と笑う。めちゃくちゃ後ろで呆れたような溜め息が聞こえた。
『色々動いてたみたいだけど~残念ね!ここに居る連中で私一番戦力低いのよ?アハハ~無駄骨乙~!!』
「ンな訳ねーだろ、梶間はうちの中でも、」
『梶間?あぁ、あの正直者の可愛いクソ野郎ね?無事?めちゃくちゃ金玉蹴ったけど』
「コラクソボケ!!!お口が汚ねえぞ!!!!」
「良くやった流石村田家」
『相反する事を言うんじゃないわ馬鹿』
「……まぁ、いい。そっちの奴等には聞いたが……蛇目連合に下る気はあるか?」
細身の……蛇渕が##NAME1##に微笑む。胡散臭いなコイツ……と思いながら##NAME1##はとんでもねえお手本のような笑顔を見せた。
『お断りだわクソッタレ』
「、やれ!!!」
『あーーー!!そう!!!私、もう今喧嘩しに来た訳じゃねーんだわ』
蛇渕の叫びに隣に居た金髪の大男の手が##NAME1##に伸びるが、それを天地が掴む。そしてドン!!!!という音と共に崩れ落ちた。
は?と蛇渕が##NAME1##を見れば手には筒みたいなものが。
『喧嘩じゃねー、蹂躙だ。お解りだね』
「なんだあれ」
「あれは……阿賀島印の戦略的撤退砲……恐ろしい……」
「なにそれ」
「タケちゃんが作った空気砲。急所に当たれば気絶して当たらなくても悶絶する。ちなみに常磐の一般生徒は全員持ってるから絡んだらあれ躊躇なしに撃たれるよ」
「こっっっわ」
まぁいっか……やるか……と皆進み出す。何人やれるか賭ける?やるか?いや俺ちんに勝てるんかクソッタレ共。阿賀島今はこっち見ないでくれ、たまには天地に矛先を向けてくれ。俺ちん寿はギリ好きだし。畜生。
俺に勝てると思ってんのか、と明らかに細身の自分よりも細くて小さい##NAME1##を見下す態度を取る蛇渕。##NAME1##は動じない。何言ってんだコイツ、としか思わない。
『ね、お前私が一番弱いって言った時安心したよね?』
「は?」
『てか、体格とかじゃなく今伸びてる奴のがお前より強いよね。ンはは!なるほどね、お前みたいな雑魚が纏めるチームだからこんなくそ汚ねえ真似出来たわけだ!』
「黙れ!!!」
蛇渕が##NAME1##に殴り掛かる。もう既に乱闘は始まっていて皆戦闘中ではあるが、誰も##NAME1##をそういった意味で心配する奴は居なかった。
##NAME1##は飛び上がり、振り下ろそうとした腕を足場にして、顔を蹴り飛ばす。見てた奴等はなんだあれ、と目を見張る者と、アイツ完全に九里虎のあれ使いこなしてるな……という顔の奴の二択。
『ケジメ、付けてもらおうね』
「どーも、戸亜留市の皆さん。お揃いで」
「おうクソ野郎が。わざわざ出向いてきてやったぜ」
「ありがてえな。んで、##NAME2##ってのはどちらさん?」
「居ねーよ」
「あっそ……その##NAME2##って常磐?の奴がアンタ等の頭なんじゃねーのかよ」
「いやいやいや」
「いやそれはない」
「良く解らねえな。うちの梶間ってのは幹部の中でも強い方でな、それをやれる##NAME2##ってのは相当強いんだろうよ、じゃなきゃお前等の間に立って共同戦線なんて組まねえだろ」
そこらの廃材に腰掛けた金髪で刺青がめちゃくちゃ入ってるガタイの良い男は言う。すぐ後ろに細身の男が控えていた。
野郎共は「まぁ……組んだのはアイツだしな……」としか思ってないけど。もう少し相手に気をかけろ。
「ま、居ないならいい。……降伏する気になったか?」
「なーに言ってんだお前」
「俺等は負けてねえし、負けるつもりもねえんだよ」
「そうかよ」
なら、と男が片手を上げる。後ろに控えていた男共が武器を構えた。その時である。
「##NAME1##ごめんな……怪我すんなよ……」
『待って!!!?飛ばす事無くない!!!?』
「阿賀島許せ!!!お前ならいける!!!」
「ふざけんなお前マジぶっ殺すからな!!!?テメ、奈良明ーーー!!!!」
「友哉さん##NAME1##さんをよろしくお願いします!!」
「銀次ーーー!!!!お前後で覚えと、あーー!!!!!!」
『だーーー!!!!!』
門の向こうから叫び声が聞こえて、三つの影が地面にゴロゴロ……と転がった。『殺す気かーーーーッ』と叫んで。なんだ……?と向こうの集団も固まる。
「ンの野郎共絶対殺すからな」
『難波パパめ……勢いが良すぎる……なんか恨みでもあんのかな……』
「奈良は後で殺すって今決めた」
「来ちまったよKY共が……」
「失礼だな迫田、うちの##NAME1##は空気は吸う子なんです」
「拓海、黙っとけ」
「……ッ、……」
「天地~どうかしたのか?」
「ほっとけ花、それ天地が珍しくツボに入ってる時の動作だ」
「将五テメ……ッぐ……ッ」
「仲悪いけどやっぱり幼馴染なんだよなお前等……」
酷い目にあったわ~、と##NAME1##が膝をぽんぽん叩いて、スッと顔を上げる。そして“金髪の大男を通り越して”細身の男に声をかけた。
『よ!お前が蛇目連合の頭の蛇渕サンだね?』
「……」
「あ、マジ?」
「めちゃくちゃ堂々としてっから金髪の方だと思ったわ」
「俺ちん知らなかったんだけド」
「いや俺も知らねーよ外見とか聞いてねーし」
「……何で解った?」
『は?寝言はお布団で言ってくれる?見ただけで解るし……そこの雑魚より性格悪いだろお前』
「おう、誰が雑魚だって?誰だテメー」
『あ、そう。忘れてた!どーーも!大人気常磐高校の##NAME2##ってモンです。お見知り置きはしなくていいです』
「……お前が##NAME2##?」
マジ?みたいな顔してくるのでんふふ!と笑う。めちゃくちゃ後ろで呆れたような溜め息が聞こえた。
『色々動いてたみたいだけど~残念ね!ここに居る連中で私一番戦力低いのよ?アハハ~無駄骨乙~!!』
「ンな訳ねーだろ、梶間はうちの中でも、」
『梶間?あぁ、あの正直者の可愛いクソ野郎ね?無事?めちゃくちゃ金玉蹴ったけど』
「コラクソボケ!!!お口が汚ねえぞ!!!!」
「良くやった流石村田家」
『相反する事を言うんじゃないわ馬鹿』
「……まぁ、いい。そっちの奴等には聞いたが……蛇目連合に下る気はあるか?」
細身の……蛇渕が##NAME1##に微笑む。胡散臭いなコイツ……と思いながら##NAME1##はとんでもねえお手本のような笑顔を見せた。
『お断りだわクソッタレ』
「、やれ!!!」
『あーーー!!そう!!!私、もう今喧嘩しに来た訳じゃねーんだわ』
蛇渕の叫びに隣に居た金髪の大男の手が##NAME1##に伸びるが、それを天地が掴む。そしてドン!!!!という音と共に崩れ落ちた。
は?と蛇渕が##NAME1##を見れば手には筒みたいなものが。
『喧嘩じゃねー、蹂躙だ。お解りだね』
「なんだあれ」
「あれは……阿賀島印の戦略的撤退砲……恐ろしい……」
「なにそれ」
「タケちゃんが作った空気砲。急所に当たれば気絶して当たらなくても悶絶する。ちなみに常磐の一般生徒は全員持ってるから絡んだらあれ躊躇なしに撃たれるよ」
「こっっっわ」
まぁいっか……やるか……と皆進み出す。何人やれるか賭ける?やるか?いや俺ちんに勝てるんかクソッタレ共。阿賀島今はこっち見ないでくれ、たまには天地に矛先を向けてくれ。俺ちん寿はギリ好きだし。畜生。
俺に勝てると思ってんのか、と明らかに細身の自分よりも細くて小さい##NAME1##を見下す態度を取る蛇渕。##NAME1##は動じない。何言ってんだコイツ、としか思わない。
『ね、お前私が一番弱いって言った時安心したよね?』
「は?」
『てか、体格とかじゃなく今伸びてる奴のがお前より強いよね。ンはは!なるほどね、お前みたいな雑魚が纏めるチームだからこんなくそ汚ねえ真似出来たわけだ!』
「黙れ!!!」
蛇渕が##NAME1##に殴り掛かる。もう既に乱闘は始まっていて皆戦闘中ではあるが、誰も##NAME1##をそういった意味で心配する奴は居なかった。
##NAME1##は飛び上がり、振り下ろそうとした腕を足場にして、顔を蹴り飛ばす。見てた奴等はなんだあれ、と目を見張る者と、アイツ完全に九里虎のあれ使いこなしてるな……という顔の奴の二択。
『ケジメ、付けてもらおうね』