全面戦争篇
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時刻は4時。頭は痛いわ顎は痛いわでブチギレながら起きてエナドリを一気飲みし、一緒に起きた将五に後でな、と言って山田とタケと合流した。お前包帯は?血止まってるから邪魔だから外したわ。おバカね……。何この荷物。察した十三特性の三人分の爆弾おにぎり。山田持っといて。ほい。
「タケちゃん本当にこの単車借りていいの」
「いーの!俺ちん今のと交互に乗ってるしね~!##NAME1##っちどっちのケツ乗る?」
『私も乗りたいのに……タケちゃんに乗るよ』
「りょ~」
常磐の連中や鈴蘭と鳳仙は始発で来るので、うちら三人は先に乗り込む。多分武装ももうすぐ向かうだろう。
『かち殺してやろーや』
「任せろ皆殺しだわ」
「とりあえず春ちゃ轢いた奴貰ってい?俺ちんキレそうマジで」
『良いよ、好きにしなよ。その代わり……向こうの頭見付けたら、解ってるね』
「ひとーつ、なるべく無傷で縛り上げる」
「ふたーつ、最悪沈める」
『よろしい、じゃ、行こうか』
「「おーーー!!」」
あ、ねえ駄菓子持ってくけど食べる?遠足か?そんな気の抜けた会話をしてエンジンをかける。
『タケちゃん、私着くまで寝てるから頼むね』
「は?ぶち殺すぞこのアマ」
「タケちゃん素を出すな俺も泣いちゃうから」
ンでも二人は結局##NAME1##に激甘いので、ちゃんと抱きつきなさいね……ってした。ちなみに昨日は二人して##NAME1##を怒ったけど、「なんで喧嘩するなら呼んでくれないの?!殺し足りないやが!!?」って方。もう怪我の事はキリがないので。
さて、三人が蛇目連合の縄張りに侵入に成功。単車を適当にパーキングに置いて、堂々と歩く。相も変わらず二人は制服で##NAME1##はジャージ。三人がかけてるサングラスはこの間お安いお店でタケが「お揃っちしよ~!」と皆で買った物。
ちょっといつもとは違う三人。山田はいつも髪を下ろして優等生ですけどぉ!?という顔をしてるけど、今日は見事にワックスで後ろに流している。剃りが見えてるのは内緒。タケはいつもよりネックレスが少なくてピアスが多い。気合いを入れてるらしい。##NAME1##はいつも後ろの髪を結ってボッハボハにしてるのだけど、今日は緩いお団子にして前髪を後ろに流し、ピンで留めている。おでこにある傷は幼い頃幼馴染達のトラウマとなった傷で、滅多に額を出す事はないけれど……今日は特別。
いつもは緩く生きていたい三人は、今日は完全に報復モードなのである。
『てかうちら三人でいけるべ』
「##NAME1##さんや信頼は嬉しいけどね、三人は無理」
「俺ちんがブチギレればワンチャンいけるちや~」
「##NAME1##、タケちゃんがブチギレたらどんな感じ?」
『タケちゃんがブチギレたの一回だけあるけど、ゾンビよゾンビ!倒れても起き上がって、腕が折れたらずっと人に噛み付くんだわ』
「こっっわ……」
「えへへ~記憶はないけどね~!!」
『ちなみに龍信パパ居るじゃん、ゾンビタケに噛み付かれてまだ肩に傷残ってるしタケがトラウマになってるんだよ』
「相当じゃん……タケちゃん絶対キレないで俺の精神安寧の為に」
「##NAME1##っちの対応による」
『すまんて』
「言うて俺もお前の対応によっては暴れるぞ」
『すまんて……』
調べていた、蛇路高校まで歩く。始発組が来るまで待つなんて悠長な事が出来るような精神状態じゃない。いつも通りの笑顔で、いつもとは違う格好で三人は話しているけれど、目はギラついていて今にも人を殺しそうな塩梅だった。
「すっげ~!鈴蘭と同じくらい汚ねー!」
「まぁそうな。落書きだらけだし……あの~タケ~???」
「はぁい?」
「我等が##NAME1##は何してるか見える?」
「ん~???唸れ俺ちんの1.8……」
完全に火をつけようとしてる##NAME1##の姿があった。辞めなさい辞めなさい辞めなさいと二人で頑張って止める。
『常磐は燃やされかけてんのに無傷なの頭悪くない?』
「いやいやお前燃やされかけたの学校なのに校庭でキャンプファイヤーしようとしてる方が頭おかしいだろ」
「##NAME1##っち何燃やすん?」
『これねえ~今まで狩った蛇の抜け殻~!』
「じゃ俺ちんそこら装飾するわ」
「他の街で気狂いを発動させるんじゃないよそれどう見ても串刺し公のさいげ、タケちゃんってばぁ……」
悲しいけど二人のテンションが振り切ったら山田は止められない。仕方ないな……と山田も装飾を手伝う。##NAME1##は蛇路高校のそこらのベンチとか落書きだらけの物を組み上げて燃やし、山田とタケは飛ばされないように工夫しながら背中に蛇が描かれた学ランやジャケットを高々と校門の前に掲げた。
「ンね友っちいい事思い付いた」
「絶対悪い事じゃん」
「俺ちんスプレー持ってきちった」
「はい」
タケはえへえへ笑いながら馬鹿みたく落書きの多い校舎にスプレーで常磐とデカく書いていく。山田はそれに笑ってそこらからチョークを見付けて校庭にめちゃくちゃデカく常磐、と書いた。
『山田、おにぎり』
「はいよ、どれがいい?」
「何あるっけ?あー、俺ちんおかかチーズ」
『私ミートボールマヨ~。山田おにぎりは変わり種より真っ当派でしょ』
「うっ……二人の配慮が優しくて山田泣いちゃう……!」
もぐもぐ三人で背中合わせになって座って食べる。十三ちゃのおにぎり美味いね。せやろ。おにぎりだけで負けた気がする。
「##NAME1##怪我は大丈夫なん?」
『もち』
「少しでも動き鈍かったら、蛇全部俺ちんと友っちが貰うかんね」
『はは、舐めた事抜かすな。多少痛い方が動けるの知ってんでしょ』
「##NAME1##、ライター使っちまったろ。ほれ」
『ん』
山田がジッポをほらよ、と火を点けて目の前に出すと、##NAME1##とタケが煙草を咥えながら火に近付いて……あれ?お前は?という顔。山田も苦笑い。待って、と言ってポッケをゴソゴソして、三人して山田のジッポで一緒に火を点ける。
『えっっほげほ!!タケちゃん煙草変えた?なにそのチョコの匂い』
「買ってみたら好きじゃないけど勿体ないから吸ってるやつ。##NAME1##っちか友っち吸う?」
『やだ……』
「甘ったるい……」
「いや普段甘ったるいモン食ってる奴の台詞じゃねっし」
時刻は4時。頭は痛いわ顎は痛いわでブチギレながら起きてエナドリを一気飲みし、一緒に起きた将五に後でな、と言って山田とタケと合流した。お前包帯は?血止まってるから邪魔だから外したわ。おバカね……。何この荷物。察した十三特性の三人分の爆弾おにぎり。山田持っといて。ほい。
「タケちゃん本当にこの単車借りていいの」
「いーの!俺ちん今のと交互に乗ってるしね~!##NAME1##っちどっちのケツ乗る?」
『私も乗りたいのに……タケちゃんに乗るよ』
「りょ~」
常磐の連中や鈴蘭と鳳仙は始発で来るので、うちら三人は先に乗り込む。多分武装ももうすぐ向かうだろう。
『かち殺してやろーや』
「任せろ皆殺しだわ」
「とりあえず春ちゃ轢いた奴貰ってい?俺ちんキレそうマジで」
『良いよ、好きにしなよ。その代わり……向こうの頭見付けたら、解ってるね』
「ひとーつ、なるべく無傷で縛り上げる」
「ふたーつ、最悪沈める」
『よろしい、じゃ、行こうか』
「「おーーー!!」」
あ、ねえ駄菓子持ってくけど食べる?遠足か?そんな気の抜けた会話をしてエンジンをかける。
『タケちゃん、私着くまで寝てるから頼むね』
「は?ぶち殺すぞこのアマ」
「タケちゃん素を出すな俺も泣いちゃうから」
ンでも二人は結局##NAME1##に激甘いので、ちゃんと抱きつきなさいね……ってした。ちなみに昨日は二人して##NAME1##を怒ったけど、「なんで喧嘩するなら呼んでくれないの?!殺し足りないやが!!?」って方。もう怪我の事はキリがないので。
さて、三人が蛇目連合の縄張りに侵入に成功。単車を適当にパーキングに置いて、堂々と歩く。相も変わらず二人は制服で##NAME1##はジャージ。三人がかけてるサングラスはこの間お安いお店でタケが「お揃っちしよ~!」と皆で買った物。
ちょっといつもとは違う三人。山田はいつも髪を下ろして優等生ですけどぉ!?という顔をしてるけど、今日は見事にワックスで後ろに流している。剃りが見えてるのは内緒。タケはいつもよりネックレスが少なくてピアスが多い。気合いを入れてるらしい。##NAME1##はいつも後ろの髪を結ってボッハボハにしてるのだけど、今日は緩いお団子にして前髪を後ろに流し、ピンで留めている。おでこにある傷は幼い頃幼馴染達のトラウマとなった傷で、滅多に額を出す事はないけれど……今日は特別。
いつもは緩く生きていたい三人は、今日は完全に報復モードなのである。
『てかうちら三人でいけるべ』
「##NAME1##さんや信頼は嬉しいけどね、三人は無理」
「俺ちんがブチギレればワンチャンいけるちや~」
「##NAME1##、タケちゃんがブチギレたらどんな感じ?」
『タケちゃんがブチギレたの一回だけあるけど、ゾンビよゾンビ!倒れても起き上がって、腕が折れたらずっと人に噛み付くんだわ』
「こっっわ……」
「えへへ~記憶はないけどね~!!」
『ちなみに龍信パパ居るじゃん、ゾンビタケに噛み付かれてまだ肩に傷残ってるしタケがトラウマになってるんだよ』
「相当じゃん……タケちゃん絶対キレないで俺の精神安寧の為に」
「##NAME1##っちの対応による」
『すまんて』
「言うて俺もお前の対応によっては暴れるぞ」
『すまんて……』
調べていた、蛇路高校まで歩く。始発組が来るまで待つなんて悠長な事が出来るような精神状態じゃない。いつも通りの笑顔で、いつもとは違う格好で三人は話しているけれど、目はギラついていて今にも人を殺しそうな塩梅だった。
「すっげ~!鈴蘭と同じくらい汚ねー!」
「まぁそうな。落書きだらけだし……あの~タケ~???」
「はぁい?」
「我等が##NAME1##は何してるか見える?」
「ん~???唸れ俺ちんの1.8……」
完全に火をつけようとしてる##NAME1##の姿があった。辞めなさい辞めなさい辞めなさいと二人で頑張って止める。
『常磐は燃やされかけてんのに無傷なの頭悪くない?』
「いやいやお前燃やされかけたの学校なのに校庭でキャンプファイヤーしようとしてる方が頭おかしいだろ」
「##NAME1##っち何燃やすん?」
『これねえ~今まで狩った蛇の抜け殻~!』
「じゃ俺ちんそこら装飾するわ」
「他の街で気狂いを発動させるんじゃないよそれどう見ても串刺し公のさいげ、タケちゃんってばぁ……」
悲しいけど二人のテンションが振り切ったら山田は止められない。仕方ないな……と山田も装飾を手伝う。##NAME1##は蛇路高校のそこらのベンチとか落書きだらけの物を組み上げて燃やし、山田とタケは飛ばされないように工夫しながら背中に蛇が描かれた学ランやジャケットを高々と校門の前に掲げた。
「ンね友っちいい事思い付いた」
「絶対悪い事じゃん」
「俺ちんスプレー持ってきちった」
「はい」
タケはえへえへ笑いながら馬鹿みたく落書きの多い校舎にスプレーで常磐とデカく書いていく。山田はそれに笑ってそこらからチョークを見付けて校庭にめちゃくちゃデカく常磐、と書いた。
『山田、おにぎり』
「はいよ、どれがいい?」
「何あるっけ?あー、俺ちんおかかチーズ」
『私ミートボールマヨ~。山田おにぎりは変わり種より真っ当派でしょ』
「うっ……二人の配慮が優しくて山田泣いちゃう……!」
もぐもぐ三人で背中合わせになって座って食べる。十三ちゃのおにぎり美味いね。せやろ。おにぎりだけで負けた気がする。
「##NAME1##怪我は大丈夫なん?」
『もち』
「少しでも動き鈍かったら、蛇全部俺ちんと友っちが貰うかんね」
『はは、舐めた事抜かすな。多少痛い方が動けるの知ってんでしょ』
「##NAME1##、ライター使っちまったろ。ほれ」
『ん』
山田がジッポをほらよ、と火を点けて目の前に出すと、##NAME1##とタケが煙草を咥えながら火に近付いて……あれ?お前は?という顔。山田も苦笑い。待って、と言ってポッケをゴソゴソして、三人して山田のジッポで一緒に火を点ける。
『えっっほげほ!!タケちゃん煙草変えた?なにそのチョコの匂い』
「買ってみたら好きじゃないけど勿体ないから吸ってるやつ。##NAME1##っちか友っち吸う?」
『やだ……』
「甘ったるい……」
「いや普段甘ったるいモン食ってる奴の台詞じゃねっし」