マルコが来て4日目。ネガティブは無くなってきてどーでもいい精神がついてきました。いい事だ。


「名前ー、早く起きないと遅刻するよぃ」
『んー…』
「十三、早く。飯造ったからよぃ」
「…まだ６時半だろがぁ…」
「将五、飯の時間だよぃ」
「…」
『オカンかよ…』
「よいよい」


今日のご飯はトーストにスクランブルエッグ、ベーコンにうんちゃらサラダ。うんちゃらうんちゃら。


『マルコさ、コックじゃないとか言っときながら普通に作れるよね』
「必要最低限なら作れるよぃ。」
「…」
「…」
「？」
『あぁ、寝起きだから機嫌悪いだけ。いつも十三７時ギリギリに起きてご飯作るからさ』
「でも仕事は７時20分からだろぃ？」
『バイクでひとっ飛び。普通なら30分かかる所を十三兄なら5分でつくよ！』
「どんな運転だよぃ…」


5日目。マルコ最早住人になってます。母ちゃん。十三と一緒にご飯作って待ってくれてます。半端ねえ。


「覚えてきたなマルコ」
「教え方がうまいからねぃ」
『美味い』
「美味いな」
「あ、透けてきた」
「今かよ」
『おー帰れるね』
「もしこっちに来る事あれば」
『世話してねー』
「おうしてやるよぃ」
「じゃあなー」
「じゃあなー」


マルコが5日目で帰られました。早い。


『また来そうだね』
「確かに」