阿賀島くん外伝!
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「ってのが俺ちんと##NAME1##っちの馴れ初め(?)なんだけド」
「待ってごめんタケちゃんバスタオル貰える?」
「今無理」
阿賀島がめちゃくちゃ蹴り上げてるのは実の父親だった。母親が死んでから何年も経ってるってのに、突然家に来て保険金を渡せだのこの間男だのどうのこうの騒いだのだ。
父親は怖い顔だけどめちゃくちゃ優しい人なので、阿賀島に誰……?と無言で訴えた。遊びに来てた山田も聞いた。そうすると阿賀島はそこらにあった鈍器(英和辞典)をスコーーーン!!!と男の頭に投げ付け、男をずりずり引き摺って不良共の喧嘩スポット、かつて阿賀島が##NAME1##に負けた河川敷まで来てめちゃくちゃボコった。そうして、断片的に俺の実の父親、母ちゃんばでーぶいした奴、とかちまちま情報を小出しして、腹が立った山田が原っぱにだら~んとダラケながら一から話せや……と聞き出したのが、先の話。
「良かったなクソ野郎、今##NAME1##っちが居たら死んでたぞ。##NAME1##っち母ちゃん大好きだったからね~」
「え~どこのゴミ処理場に出す~?」
「コイツが燃やされて灰になったとして空気が可哀想だから辞めとく」
「なるほどね~」
そして山田には言わないけれど、コイツは阿賀島が中三の時に引っ越す原因となった男でもあった。脅迫文が家に届けられ、父親が一旦引っ越そうと避難したのだ。そして、その脅迫文に##NAME1##の事が書いてあった事も、尚更山田には言えない。
阿賀島にとって、##NAME1##は恩人でもあり、悪友でもあり……なにより初めて自分の“上”だと惚れ込んだ女だった。だから、母ちゃんだけでなく、##NAME1##にまで手を出そうものなら、と目を細める。
「二度とお前に俺の大事なのは触れさせねーよ」
そう、元気いっぱいに叫んで頭に凶悪な蹴りを入れたのだった。
『ねえ゛遅くない?何分待ったと思ってんの』
「は?俺の時計では時間通りやが?」
「知ってる?##NAME1##っちの時計1時間進んでんだよ」
『は?なんでもっと早く言わないわけ?キレそう』
「嘘だよ」
『殺すわ』
「んで、今日はどーすんの?」
『ん゛~とりあえずね~、水族館でも行こっか』
三人は笑って歩き出した。じゃ、あのデカい鮫でも見に行ってやるかよ。
「待ってごめんタケちゃんバスタオル貰える?」
「今無理」
阿賀島がめちゃくちゃ蹴り上げてるのは実の父親だった。母親が死んでから何年も経ってるってのに、突然家に来て保険金を渡せだのこの間男だのどうのこうの騒いだのだ。
父親は怖い顔だけどめちゃくちゃ優しい人なので、阿賀島に誰……?と無言で訴えた。遊びに来てた山田も聞いた。そうすると阿賀島はそこらにあった鈍器(英和辞典)をスコーーーン!!!と男の頭に投げ付け、男をずりずり引き摺って不良共の喧嘩スポット、かつて阿賀島が##NAME1##に負けた河川敷まで来てめちゃくちゃボコった。そうして、断片的に俺の実の父親、母ちゃんばでーぶいした奴、とかちまちま情報を小出しして、腹が立った山田が原っぱにだら~んとダラケながら一から話せや……と聞き出したのが、先の話。
「良かったなクソ野郎、今##NAME1##っちが居たら死んでたぞ。##NAME1##っち母ちゃん大好きだったからね~」
「え~どこのゴミ処理場に出す~?」
「コイツが燃やされて灰になったとして空気が可哀想だから辞めとく」
「なるほどね~」
そして山田には言わないけれど、コイツは阿賀島が中三の時に引っ越す原因となった男でもあった。脅迫文が家に届けられ、父親が一旦引っ越そうと避難したのだ。そして、その脅迫文に##NAME1##の事が書いてあった事も、尚更山田には言えない。
阿賀島にとって、##NAME1##は恩人でもあり、悪友でもあり……なにより初めて自分の“上”だと惚れ込んだ女だった。だから、母ちゃんだけでなく、##NAME1##にまで手を出そうものなら、と目を細める。
「二度とお前に俺の大事なのは触れさせねーよ」
そう、元気いっぱいに叫んで頭に凶悪な蹴りを入れたのだった。
『ねえ゛遅くない?何分待ったと思ってんの』
「は?俺の時計では時間通りやが?」
「知ってる?##NAME1##っちの時計1時間進んでんだよ」
『は?なんでもっと早く言わないわけ?キレそう』
「嘘だよ」
『殺すわ』
「んで、今日はどーすんの?」
『ん゛~とりあえずね~、水族館でも行こっか』
三人は笑って歩き出した。じゃ、あのデカい鮫でも見に行ってやるかよ。