加地屋中の不良主さん
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柳ママンがすまん、将五借りてると連絡してくれたので十三と二人で寂しく……全く寂しくない晩御飯。通りすがりの拓海と寿を引きずり込んだので。見事に二人デスソースを引いてめちゃくちゃ転がってたけどムービーを撮るだけに留めておいた。
「……遅いな、アイツ」
『ホントねえ~まぁ十三さんもこれくらいザラだったしね。将五もお年頃なんでしょ』
「チクチク言葉やめろ」
『これでチクチクしてたらお前生きて行けなくない????』
ぷるる、と##NAME1##の携帯が震える。バイク好きで、同級生の癖に無免で運転してるような奴だけどまぁ気の良い奴。私有地だからセーフ。「俺ちんあんま暑苦しいの嫌いだし~そもそも武装とかめちゃくちゃ嫌いだしきょ~みないけど##NAME1##っちケーベツする?」とかめちゃくちゃ真正面から言ってくる奴。最近親の店で手伝って頑張って親の名前でバイクを買ったと言っていた。
『もっし!あれタケちゃん今日仕事じゃなかっ…………』
《##NAME1##っ゛ち゛~~~~~~~~~!!!!買ったばっかのさ~~~~~!!!バイク壊されちった~!!!!!!》
『えっ!?なん、え?!壊されたってなに?!』
《もうちょいして免許取ったら~~ケツに乗っけようと思ってたのにさ~~~~~~ごめん~~~~~》
『え待って詳しく話して????』
なんでも、同級生……阿賀島尊が仕事中に父親がちょっとバイクで出掛けるわ!と乗ってたんだと。そんでちょっと用事を済ませていたら壊されたバイクが。壁には武装戦線の文字、警察の話によると、坊主頭で顔面に傷のある男が犯人だと言っていたとのこと。
《昔はともかくさ~~~~今の武装そんなんせんじゃん??親父めちゃんこ落ち込んじゃってさ~いや俺ちんも落ち込んでんですけどーーッ!》
『いや普通のテンションで話せねーのかお前』
《俺ァ今全力で犯人探してるけどよ。なんか町がザワついてっから、お前ちょっと気を付けろよな》
『ごめん私が悪かったから通常通り話して????』
《愚痴っちゃってごめんちゃ~~~~!!!あっ俺ちんは一応自分でバイク直すし、犯人から金毟るし、親父も手伝ってくれるからだいじょび!もしなんかあったら村田のクソッタレじゃなくて俺ちんば頼ってちょ!》
『これ全部そのクソッタレの兄貴に丸聞こえだけど』
《ウケる。十三ちゃ~!!そろそろ将五のクソッタレ叩きのめして~!!!》
「誰なんだお前は………………」
ぴ、と通話を切る。立ち上がって後片付けをする##NAME1##に、十三が「無茶はするなよ」と声をかける。
『する気はないけどさ、タケちゃん、本当に頑張ってたんだよ。“あの日から”リハビリだって頑張って、やっとバイクも乗れるようになってさ。?───────許せるわけなくない?』
この時、もう少し早く将五が帰って来ていれば話は拗れなかったのだけれど、川沿いで寝そべっていたし、将五が帰ってきた時には##NAME1##は家に戻っていて話す事はなく、代わりに十三が将五テメェとキャメルクラッチしていた。
さて、本編、高校に上がってからの##NAME2####NAME1##はもう少し物事を考え、冷静に動くことが出来るようになっている。もしも高校の##NAME1##であれば『あ、坊主頭で傷のある奴ってこの間会ったな』だとか、“真実を見極める為の情報集め”を欠かさない。
だが、中三に上がるくらいのクソガキである##NAME1##は非常に頭に血が登りやすい女だった。落ち着いたとは言え、仲のいい友人の努力の結晶を壊されて怒らない筈がないし、そもそもこの頃は興味がない人間の顔を全く覚えていないので坊主頭の存在を忘れている。
『おー、おー。スクラップの方?……ふうん。おけまるー!あんがとね!』
狙われやすく、妬まれやすい立ち位置の##NAME1##ではあるが、その分彼女を慕う者も多く居る。この頃から上に立つ者の片鱗を見せており、男女問わず彼女の前に跪くのだ。不良だろうが、一般生徒だろうが。自分の害にならなければどんな人間にも分け隔てなく話す彼女に与する者は多い。
あらゆる人脈で彼女は標的が武装が集まる場所に向かったことを知り、走り出す。その目にはとんでもねえ殺意が混じっているが、止める者はまだ居ない。
##NAME1##が着いた時、好誠は坊主頭と話している最中であった。直情で目の前が真っ赤になった##NAME1##がする事なんてただ一つで、好誠が「本質見誤って自分勝手な正義振りかざせば今度はテメェが加害者~」という言葉なんぞミリしか耳に入らない。つーか知らない。興味無い。
『ど~いう状況?そのドクズお前の客なわけ?』
「……##NAME1##、引っ込んでろ」
「あ?……お前、この間の」
『引っ込んでろだァ?テメェが引っ込んでろクソボケが。そのハゲに用があるんだよ』
反抗期の時レベルでキレ散らかしている##NAME1##の目を見て嘘だろ、と言わんばかりの顔をする好誠。
『そのハゲにダチのバイク壊されてんだわ。え?殺すか殺すかの二択だろそんなん。邪魔する事なんてなくない?』
「えっ」
「えっ?」
『は?』
「……遅いな、アイツ」
『ホントねえ~まぁ十三さんもこれくらいザラだったしね。将五もお年頃なんでしょ』
「チクチク言葉やめろ」
『これでチクチクしてたらお前生きて行けなくない????』
ぷるる、と##NAME1##の携帯が震える。バイク好きで、同級生の癖に無免で運転してるような奴だけどまぁ気の良い奴。私有地だからセーフ。「俺ちんあんま暑苦しいの嫌いだし~そもそも武装とかめちゃくちゃ嫌いだしきょ~みないけど##NAME1##っちケーベツする?」とかめちゃくちゃ真正面から言ってくる奴。最近親の店で手伝って頑張って親の名前でバイクを買ったと言っていた。
『もっし!あれタケちゃん今日仕事じゃなかっ…………』
《##NAME1##っ゛ち゛~~~~~~~~~!!!!買ったばっかのさ~~~~~!!!バイク壊されちった~!!!!!!》
『えっ!?なん、え?!壊されたってなに?!』
《もうちょいして免許取ったら~~ケツに乗っけようと思ってたのにさ~~~~~~ごめん~~~~~》
『え待って詳しく話して????』
なんでも、同級生……阿賀島尊が仕事中に父親がちょっとバイクで出掛けるわ!と乗ってたんだと。そんでちょっと用事を済ませていたら壊されたバイクが。壁には武装戦線の文字、警察の話によると、坊主頭で顔面に傷のある男が犯人だと言っていたとのこと。
《昔はともかくさ~~~~今の武装そんなんせんじゃん??親父めちゃんこ落ち込んじゃってさ~いや俺ちんも落ち込んでんですけどーーッ!》
『いや普通のテンションで話せねーのかお前』
《俺ァ今全力で犯人探してるけどよ。なんか町がザワついてっから、お前ちょっと気を付けろよな》
『ごめん私が悪かったから通常通り話して????』
《愚痴っちゃってごめんちゃ~~~~!!!あっ俺ちんは一応自分でバイク直すし、犯人から金毟るし、親父も手伝ってくれるからだいじょび!もしなんかあったら村田のクソッタレじゃなくて俺ちんば頼ってちょ!》
『これ全部そのクソッタレの兄貴に丸聞こえだけど』
《ウケる。十三ちゃ~!!そろそろ将五のクソッタレ叩きのめして~!!!》
「誰なんだお前は………………」
ぴ、と通話を切る。立ち上がって後片付けをする##NAME1##に、十三が「無茶はするなよ」と声をかける。
『する気はないけどさ、タケちゃん、本当に頑張ってたんだよ。“あの日から”リハビリだって頑張って、やっとバイクも乗れるようになってさ。?───────許せるわけなくない?』
この時、もう少し早く将五が帰って来ていれば話は拗れなかったのだけれど、川沿いで寝そべっていたし、将五が帰ってきた時には##NAME1##は家に戻っていて話す事はなく、代わりに十三が将五テメェとキャメルクラッチしていた。
さて、本編、高校に上がってからの##NAME2####NAME1##はもう少し物事を考え、冷静に動くことが出来るようになっている。もしも高校の##NAME1##であれば『あ、坊主頭で傷のある奴ってこの間会ったな』だとか、“真実を見極める為の情報集め”を欠かさない。
だが、中三に上がるくらいのクソガキである##NAME1##は非常に頭に血が登りやすい女だった。落ち着いたとは言え、仲のいい友人の努力の結晶を壊されて怒らない筈がないし、そもそもこの頃は興味がない人間の顔を全く覚えていないので坊主頭の存在を忘れている。
『おー、おー。スクラップの方?……ふうん。おけまるー!あんがとね!』
狙われやすく、妬まれやすい立ち位置の##NAME1##ではあるが、その分彼女を慕う者も多く居る。この頃から上に立つ者の片鱗を見せており、男女問わず彼女の前に跪くのだ。不良だろうが、一般生徒だろうが。自分の害にならなければどんな人間にも分け隔てなく話す彼女に与する者は多い。
あらゆる人脈で彼女は標的が武装が集まる場所に向かったことを知り、走り出す。その目にはとんでもねえ殺意が混じっているが、止める者はまだ居ない。
##NAME1##が着いた時、好誠は坊主頭と話している最中であった。直情で目の前が真っ赤になった##NAME1##がする事なんてただ一つで、好誠が「本質見誤って自分勝手な正義振りかざせば今度はテメェが加害者~」という言葉なんぞミリしか耳に入らない。つーか知らない。興味無い。
『ど~いう状況?そのドクズお前の客なわけ?』
「……##NAME1##、引っ込んでろ」
「あ?……お前、この間の」
『引っ込んでろだァ?テメェが引っ込んでろクソボケが。そのハゲに用があるんだよ』
反抗期の時レベルでキレ散らかしている##NAME1##の目を見て嘘だろ、と言わんばかりの顔をする好誠。
『そのハゲにダチのバイク壊されてんだわ。え?殺すか殺すかの二択だろそんなん。邪魔する事なんてなくない?』
「えっ」
「えっ?」
『は?』