嵐のような
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なんでも死んだ従兄弟には彼女が居たらしい。入院中で葬式に来れない、というか、死んだことをまだ伝えていないらしい。そりゃまぁそうだな、なんで入院してるかは知らんがそんな状態で伝えたら、……あぁ、もう。やりきれない。
東京に降り立った俺達は現在地理に詳しくない為、伝手を使いまくっている。
「チーーーっす跡部ぇ~久しぶり」
「おう久しぶりだな。そっちがお前等のとち狂ったクラスメートか?」
「お噂はかねがね~でも俺はまとも。高橋っす」
「跡部景吾だ」
跡部に頼んで車を出してもらったのだ。とある件で仲良くなった彼に事情を話しつつ名前の為に力を貸してと言ったら頼むから暴れないでくれよと車を出してくれた。やーさしー!
「実質脅しじゃん」
「どこがよ」
「テメェが苗字の為とか言ったら断ったら何してくるか解らねえからな。樺地を人質にするとか有り得る」
「しねーよ。樺地は俺の気に入りでもあるからな。精々氷帝テニス部にくっそあからさまなモブ女マネージャーに仕立てあげて入部させるくらいだ」
「やめてくれ。んで、苗字は?」
「GPS情報では数時間前にゃもう○○区にいる。今電源切ってやがるのか解らねえ……幼馴染と過保護連中め電話かけまくったな」
「自分の友人をGPSで追跡する辺り怖いんだよなお前」
「跡部く~ん相手を誰だと思ってんのさ苗字の名前だよ?トラブルと友達なね。そりゃ黒澤も心配になるさ」
「にしても今回はヤバい。今回名前は完全に暴走してる。だから戸亜留市の方でも東京にも助けは要請してる」
「……戸亜留市は?」
「イカれたメンバーを紹介するぜ!!エントリーナンバー1、戸亜留市住まいの原田十希夫くん!!!名前が情緒不安定の上敵討ちに走ったと言ったら文句言いながら全速力で向かってくれています!」
「クールな原田十希夫返して」
「エントリーナンバー2、こちらも戸亜留市住まいの佐々木春くん!!!言わずもがな、ガチ勢です!!!」
「死ぬやんけ」
「……東京は?苗字の従兄弟連中は葬式準備なんだろう?」
「エントリーナンバー3、東京都在住亜久津仁くん!!!!事情を話したらうるせぇと電話をブチられましたがあれは“そんな事があったのかい??名前ちゃんが心配だからそっち向かってみるよ”の略です」
「どんな略し方だよ」
「悪童まで巻き込んだのかよ……まぁ打って付けかもな。俺一人じゃお前は止められねえし怪我したくねえし」
「スポーツマンに怪我なんてさせねーし。エントリーナンバー4」
「まだいんの?」
「こちら満を持して登場でございます。時に跡部よ、格闘技って好き?」
「あ?あぁ、まぁのめり込みはしねーが見るな。部員達と」
「高橋も空手以外見るよな」
「見るけど、待って嫌な予感する」
黒澤がその名を出した瞬間、跡部は呆気に取られ高橋は顔を蒼くした。若干黒澤の顔も蒼い。
「やりすぎ、じゃ、ねえかな」
「……思ったよ、俺も。でも、なんか、今回嫌な予感すんだよ……」
『え、姉ちゃん加藤優真解るって?いや~笹が丘高校まで来た甲斐があったよ!』
『ねえ、知ってるんでしょ?』
『黙ってねーでなんとか言えよ』
『いいよ、呼び出しなよ彼氏。待っててあげる』
『その間お前はどうなっても良いんだろ?』
東京に降り立った俺達は現在地理に詳しくない為、伝手を使いまくっている。
「チーーーっす跡部ぇ~久しぶり」
「おう久しぶりだな。そっちがお前等のとち狂ったクラスメートか?」
「お噂はかねがね~でも俺はまとも。高橋っす」
「跡部景吾だ」
跡部に頼んで車を出してもらったのだ。とある件で仲良くなった彼に事情を話しつつ名前の為に力を貸してと言ったら頼むから暴れないでくれよと車を出してくれた。やーさしー!
「実質脅しじゃん」
「どこがよ」
「テメェが苗字の為とか言ったら断ったら何してくるか解らねえからな。樺地を人質にするとか有り得る」
「しねーよ。樺地は俺の気に入りでもあるからな。精々氷帝テニス部にくっそあからさまなモブ女マネージャーに仕立てあげて入部させるくらいだ」
「やめてくれ。んで、苗字は?」
「GPS情報では数時間前にゃもう○○区にいる。今電源切ってやがるのか解らねえ……幼馴染と過保護連中め電話かけまくったな」
「自分の友人をGPSで追跡する辺り怖いんだよなお前」
「跡部く~ん相手を誰だと思ってんのさ苗字の名前だよ?トラブルと友達なね。そりゃ黒澤も心配になるさ」
「にしても今回はヤバい。今回名前は完全に暴走してる。だから戸亜留市の方でも東京にも助けは要請してる」
「……戸亜留市は?」
「イカれたメンバーを紹介するぜ!!エントリーナンバー1、戸亜留市住まいの原田十希夫くん!!!名前が情緒不安定の上敵討ちに走ったと言ったら文句言いながら全速力で向かってくれています!」
「クールな原田十希夫返して」
「エントリーナンバー2、こちらも戸亜留市住まいの佐々木春くん!!!言わずもがな、ガチ勢です!!!」
「死ぬやんけ」
「……東京は?苗字の従兄弟連中は葬式準備なんだろう?」
「エントリーナンバー3、東京都在住亜久津仁くん!!!!事情を話したらうるせぇと電話をブチられましたがあれは“そんな事があったのかい??名前ちゃんが心配だからそっち向かってみるよ”の略です」
「どんな略し方だよ」
「悪童まで巻き込んだのかよ……まぁ打って付けかもな。俺一人じゃお前は止められねえし怪我したくねえし」
「スポーツマンに怪我なんてさせねーし。エントリーナンバー4」
「まだいんの?」
「こちら満を持して登場でございます。時に跡部よ、格闘技って好き?」
「あ?あぁ、まぁのめり込みはしねーが見るな。部員達と」
「高橋も空手以外見るよな」
「見るけど、待って嫌な予感する」
黒澤がその名を出した瞬間、跡部は呆気に取られ高橋は顔を蒼くした。若干黒澤の顔も蒼い。
「やりすぎ、じゃ、ねえかな」
「……思ったよ、俺も。でも、なんか、今回嫌な予感すんだよ……」
『え、姉ちゃん加藤優真解るって?いや~笹が丘高校まで来た甲斐があったよ!』
『ねえ、知ってるんでしょ?』
『黙ってねーでなんとか言えよ』
『いいよ、呼び出しなよ彼氏。待っててあげる』
『その間お前はどうなっても良いんだろ?』