嵐のような
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※不良主が最近山田くんに守られっぱなしとか怪我したりとかしてて暴れてなかったのでたまには暴れさせてあげようってお話
※特にクロスオーバーではありませんが、少しだけ名前の出る他作品のキャラ(黒バス、テニプリ等)がいるかもしれません
※今回はえげつなくなるかも知れません
※無理そうだったらブラウザバックゴーホーム
「あれ、苗字は?」
五限目の体育は苗字の大好きな男女混合バスケで、今日俺達運動が出来ない組に黒澤と苗字が入って部活とかで運動出来る組とのガチバトルを計画していた筈なのだが、立案者である肝心の彼女が見当たらない。体育館でクラスの誰もが黒澤に目をやるのは当然のことである。
「名前、十三さんに緊急で呼び出されたんだ」
「緊急?」
「あの人が名前ちゃん緊急で呼び出すって、とんでもないんじゃない?」
「多分な」
優しげな顔を顰めて低く唸る黒澤も詳しくはまだ連絡待ちらしい。とりあえず運動出来ない組には黒澤と野球部エースの一条が入り、ガチバトルは次回ということで軽く遊んでいたのだが、体育館に突然ゴジラのテーマが流れた。
「なんっでゴジラ?」
「名前っぽいじゃん」
「ゴジラってよりキングコングじゃん」
「ゴジラのテーマだと割と周りビビらない?足元に気を付けないで踏み潰す系ゴジラな名前とか最高にやば」
「何故ベストを尽くしたのか」
「んで、苗字なんだって?」
スマホを手に固まる黒澤の肩に腕を回して俺と毒島がそれを覗き込んだ。瞬間、かいていた、熱かった汗が急激に冷えていく。冷たいどころか、凍てつきそうにさえ。
「……おいおい、やべーんじゃねえの」
《いとこがころされた、そうしきにいく》
不意に誰ともなく雨の匂いがする、と呟いた。
※特にクロスオーバーではありませんが、少しだけ名前の出る他作品のキャラ(黒バス、テニプリ等)がいるかもしれません
※今回はえげつなくなるかも知れません
※無理そうだったらブラウザバックゴーホーム
「あれ、苗字は?」
五限目の体育は苗字の大好きな男女混合バスケで、今日俺達運動が出来ない組に黒澤と苗字が入って部活とかで運動出来る組とのガチバトルを計画していた筈なのだが、立案者である肝心の彼女が見当たらない。体育館でクラスの誰もが黒澤に目をやるのは当然のことである。
「名前、十三さんに緊急で呼び出されたんだ」
「緊急?」
「あの人が名前ちゃん緊急で呼び出すって、とんでもないんじゃない?」
「多分な」
優しげな顔を顰めて低く唸る黒澤も詳しくはまだ連絡待ちらしい。とりあえず運動出来ない組には黒澤と野球部エースの一条が入り、ガチバトルは次回ということで軽く遊んでいたのだが、体育館に突然ゴジラのテーマが流れた。
「なんっでゴジラ?」
「名前っぽいじゃん」
「ゴジラってよりキングコングじゃん」
「ゴジラのテーマだと割と周りビビらない?足元に気を付けないで踏み潰す系ゴジラな名前とか最高にやば」
「何故ベストを尽くしたのか」
「んで、苗字なんだって?」
スマホを手に固まる黒澤の肩に腕を回して俺と毒島がそれを覗き込んだ。瞬間、かいていた、熱かった汗が急激に冷えていく。冷たいどころか、凍てつきそうにさえ。
「……おいおい、やべーんじゃねえの」
《いとこがころされた、そうしきにいく》
不意に誰ともなく雨の匂いがする、と呟いた。