武装の騙り多くない?
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見事にクソ男共を蹴り飛ばし撃退したのだが、
「だーはっはっは!!!無敵!!!」
『えっうるさっ!!!!ひたすらうるさっ!!!!何こいつ!!!なにあの蹴り!!!キレそう!!!!』
「いや言うけどお前もどうかと思うぞ」
「突然襲ってきた男達に突っ込んでくなんて何考えてんのよ!怪我は?!」
『山奈ちゃん心配し過ぎでは……??』
こんなの日常茶飯事、と言って笑った所でけたたましくスマホに着信が。なんやなんやと通話ボタンをぽち。
『へいへいなんやなんや』
《テメーどこ行きやがったクソアマァァァァアアアア!!!!!!!!》
キーーーン!!!と音が割れる。どんな声量してんだアイツ。隣に立っていた日比野晴矢や一条くんにも被害が行った。
《聞こえてんのか?おーい馬鹿ー?駅から動くなっつったろ日本語も解らなくなったのかクソゴリラー?????》
『んっだよー友達出来たりクソナンパ男共撃退してたりなんだりしてたんだよぉ~』
《また友達増やしやがって……徹底的に歯向かう気も起きねえくらいやったんだな?》
『任せな~……いや解らん。地元じゃねーからな、すぐ逃げたし』
《馬鹿野郎やる時ゃ徹底的に玉ァ潰せ》
『まぁまぁ。んで、今』
どこ、と続けようとした時だった。道路の向こう、走ってきた黒いワンボックスカーのドアが動きながらも扉を開けたのを目視。経験上あれはよろしくない、と引こうとしたら山奈も隣にいたのを忘れていた。思わず突き飛ばそうとするも、間に合わない。一条と岡本の叫ぶ声が聞こえる。あっスマホの向こう側がミシッて言ってる。腕を引かれるがもう片方の腕にスマホを持ち変えてポケットへ。
「なんなのよアンタ達!!!」
「うるせえ黙ってろ!!!」
『山奈ちゃん、一旦黙ってな』
「お?なんだ大人しいじゃねえか」
馬鹿が、この会話は山田に聞こえてる。そうそう慌てられねーんだよこっちは。つーかこちとら何回拉致られてると思ってんだ人質のプロだぞ。……逃げたと思ったらすぐ来やがって。根性あるなオイ
『駄目だぞ~山奈ちゃん、暴れるのは手を出さる時にしな。女はまず男にゃ適わねーからよ、隙を見ようぜ』
耳元で呟く。先程まで少し震えていたようだが、落ち着いたようだ。さぁどうするか、だが。
スマホのライトが消える。電話切ったな、GPSでも使うつもりか。……最近ガチでストーカーじみてるな、アイツ。まぁトラブルに巻き込まれがちな私が悪いのだが。
一条達は突然攫われた山奈と苗字を追っていたが、到底車に足では追いつかない。どうしたものかと辺りを見渡すも、なにも、
「待てゴルァァアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
物凄い速度で走る男がいた。先に走っていた自分達を追い抜くレベルで。
「な、んだコイツ!?」
「邪魔だ退けェ!!!!そこのワンボックス!!!!止まれゴルァ!!!!その女に手ェ出してみろ蜘蛛風呂に沈めんぞオラァ!!!!!!!!」
「、お前もあれ追ってるのか!?」
「あぁ!?うるせぇ話しかけんな気が散る!!!!!、……あー……曲がっちまった。くっっそ」
男はピタッと止まったと思うとどこかに電話をかけ始める。どうにもこちらも頭が纏まらない。
「もっし~A????名前攫われたからGPSおなしゃーす」
今物凄いこと言わなかったかコイツ。と思ったら、岡本がソイツに詰め寄っていた。
「すみません!!今の車の場所が解るんですか?!」
「あ?今探してるよ。何お前」
「僕達も今の車を追ってるんです!!!友人2人が攫われたんです、お願いします!!僕達にも場所を教えてください!!!」
その言葉に男は鋭く尖らせた目を少しだけ穏やかにして、手元のスマホを指で何回か叩いた後に口を開いた。
「……山奈って女、お前等の仲間?」
「え?」
「俺の連れがあの車に乗ってる。山奈って名前の女に落ち着けって声をかけてた。俺の連れは苗字名前」
「間違いねえな」
「……さっき名前が言ってた増えた友達だねえ?おっけー」
一瞬だけ男の目が細まったが、すぐに和らぎ「こっち。行くよ」と、走り出した。
「だーはっはっは!!!無敵!!!」
『えっうるさっ!!!!ひたすらうるさっ!!!!何こいつ!!!なにあの蹴り!!!キレそう!!!!』
「いや言うけどお前もどうかと思うぞ」
「突然襲ってきた男達に突っ込んでくなんて何考えてんのよ!怪我は?!」
『山奈ちゃん心配し過ぎでは……??』
こんなの日常茶飯事、と言って笑った所でけたたましくスマホに着信が。なんやなんやと通話ボタンをぽち。
『へいへいなんやなんや』
《テメーどこ行きやがったクソアマァァァァアアアア!!!!!!!!》
キーーーン!!!と音が割れる。どんな声量してんだアイツ。隣に立っていた日比野晴矢や一条くんにも被害が行った。
《聞こえてんのか?おーい馬鹿ー?駅から動くなっつったろ日本語も解らなくなったのかクソゴリラー?????》
『んっだよー友達出来たりクソナンパ男共撃退してたりなんだりしてたんだよぉ~』
《また友達増やしやがって……徹底的に歯向かう気も起きねえくらいやったんだな?》
『任せな~……いや解らん。地元じゃねーからな、すぐ逃げたし』
《馬鹿野郎やる時ゃ徹底的に玉ァ潰せ》
『まぁまぁ。んで、今』
どこ、と続けようとした時だった。道路の向こう、走ってきた黒いワンボックスカーのドアが動きながらも扉を開けたのを目視。経験上あれはよろしくない、と引こうとしたら山奈も隣にいたのを忘れていた。思わず突き飛ばそうとするも、間に合わない。一条と岡本の叫ぶ声が聞こえる。あっスマホの向こう側がミシッて言ってる。腕を引かれるがもう片方の腕にスマホを持ち変えてポケットへ。
「なんなのよアンタ達!!!」
「うるせえ黙ってろ!!!」
『山奈ちゃん、一旦黙ってな』
「お?なんだ大人しいじゃねえか」
馬鹿が、この会話は山田に聞こえてる。そうそう慌てられねーんだよこっちは。つーかこちとら何回拉致られてると思ってんだ人質のプロだぞ。……逃げたと思ったらすぐ来やがって。根性あるなオイ
『駄目だぞ~山奈ちゃん、暴れるのは手を出さる時にしな。女はまず男にゃ適わねーからよ、隙を見ようぜ』
耳元で呟く。先程まで少し震えていたようだが、落ち着いたようだ。さぁどうするか、だが。
スマホのライトが消える。電話切ったな、GPSでも使うつもりか。……最近ガチでストーカーじみてるな、アイツ。まぁトラブルに巻き込まれがちな私が悪いのだが。
一条達は突然攫われた山奈と苗字を追っていたが、到底車に足では追いつかない。どうしたものかと辺りを見渡すも、なにも、
「待てゴルァァアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」
物凄い速度で走る男がいた。先に走っていた自分達を追い抜くレベルで。
「な、んだコイツ!?」
「邪魔だ退けェ!!!!そこのワンボックス!!!!止まれゴルァ!!!!その女に手ェ出してみろ蜘蛛風呂に沈めんぞオラァ!!!!!!!!」
「、お前もあれ追ってるのか!?」
「あぁ!?うるせぇ話しかけんな気が散る!!!!!、……あー……曲がっちまった。くっっそ」
男はピタッと止まったと思うとどこかに電話をかけ始める。どうにもこちらも頭が纏まらない。
「もっし~A????名前攫われたからGPSおなしゃーす」
今物凄いこと言わなかったかコイツ。と思ったら、岡本がソイツに詰め寄っていた。
「すみません!!今の車の場所が解るんですか?!」
「あ?今探してるよ。何お前」
「僕達も今の車を追ってるんです!!!友人2人が攫われたんです、お願いします!!僕達にも場所を教えてください!!!」
その言葉に男は鋭く尖らせた目を少しだけ穏やかにして、手元のスマホを指で何回か叩いた後に口を開いた。
「……山奈って女、お前等の仲間?」
「え?」
「俺の連れがあの車に乗ってる。山奈って名前の女に落ち着けって声をかけてた。俺の連れは苗字名前」
「間違いねえな」
「……さっき名前が言ってた増えた友達だねえ?おっけー」
一瞬だけ男の目が細まったが、すぐに和らぎ「こっち。行くよ」と、走り出した。