容疑者は不良主
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ガコン、と足元にあった鉄材が転がっていく。人目を避ける為に廃工場に来ていたのが幸いした、部屋でこんな事をしたら間違いなく壊れていた。
尋常ではない私と山田にABCと安室が何か知っているのかと聞いているがイラついている私は何も聞こえない。いち早く立ち直った山田がハ、とこちらを見る。
「、名前!」
『……どーやら?これは?私と縁があるみてーだな?』
「知ってるのか、それを」
『知ってる?知らねーよ?女に手を出す髑髏なんざ知らねえ……』
どこの誰だ、その名を騙るのは
とてつもなく低い声が自分から出て驚く。……これは怒らざるを得ないだろう。髑髏の無断使用は勿論のこと、騙りなんて、許されるわけがねえ。
『事情が変わった。妹助けたら適当にソイツ等警察に引き渡そうと思ったがよ。……連れて帰るぞ。山田。市中引き回しだ、単車の後に縄で括りつけても足りねえ』
「山田くん試したい拷問あるんだけどぉ~」
『任せな~私も殺るぅ~』
「、待ってくれ、知ってるんだな?!このドクロ、」
『知ってるよ。あぁ、知ってる。……期限は今日の8時。……あと5時間か』
「猶予はありませんね」
『は?舐めんなよ安室透、私を誰だと思ってやがる?』
ニヤリと笑うと安室とABCが訝しむ。構わずスマホを取り出して、
『……もしもーーーし!元気ィー?これから真面目な話するからちゃんと聞いて!……私苗字名前と、黒澤友哉に今日1日、』
その背中、背負わせてくれないか、“頭代理”
今、私の目の前には忙しい中集まってくれた春ちゃん率いる元七代目、八代目が単車に乗って私の指示を待っていた。
清ピーの話は早かった、事情を話すと1日限定でその髑髏を私と山田に背負わせてくれた。危ねぇ事はするな、アイツが悲しむ。そう零して。
事情を話した春ちゃんはすぐさま人を集め、1時間でこちらへ駆け付けた。相当飛ばしたな。
春ちゃんから渡されたジャケットにはまだ袖を通さず、全員まだただの革ジャンだ。まだ、通さない。
『今日は忙しい所すまないな春』
「いえ、名前さんだけの問題じゃありませんので」
「とか言って春さん名前さんが危ねぇ事に首突っ込んだ!って慌てて出てきたんすよ!」
「おう黙れ」
『やっだ春ちゃんたら私厨~……ふざけてる時間はあんまねー。春、いつかの時みてーなタイムアタックだ。あと3時間半以内にこの髑髏の場所を探ってもらう』
「……3時間半、すか」
「一応大まかな場所は解ったよ、指紋ついててね。うちのクラスメートに探ってもらった」
山田が素早く春にデータを送る。「なんでLINE知ってんだよ」とか聞こえなかった。
『今日1日、お前等の身は私が預からせてもらう』
「“六代目”から聞いてます……行くぞテメェ等!!!」
おお!!!!!
廃工場の前からバイクが消え去った。改めて、4人に君は何者かと問われたが鼻で笑って流した。
尋常ではない私と山田にABCと安室が何か知っているのかと聞いているがイラついている私は何も聞こえない。いち早く立ち直った山田がハ、とこちらを見る。
「、名前!」
『……どーやら?これは?私と縁があるみてーだな?』
「知ってるのか、それを」
『知ってる?知らねーよ?女に手を出す髑髏なんざ知らねえ……』
どこの誰だ、その名を騙るのは
とてつもなく低い声が自分から出て驚く。……これは怒らざるを得ないだろう。髑髏の無断使用は勿論のこと、騙りなんて、許されるわけがねえ。
『事情が変わった。妹助けたら適当にソイツ等警察に引き渡そうと思ったがよ。……連れて帰るぞ。山田。市中引き回しだ、単車の後に縄で括りつけても足りねえ』
「山田くん試したい拷問あるんだけどぉ~」
『任せな~私も殺るぅ~』
「、待ってくれ、知ってるんだな?!このドクロ、」
『知ってるよ。あぁ、知ってる。……期限は今日の8時。……あと5時間か』
「猶予はありませんね」
『は?舐めんなよ安室透、私を誰だと思ってやがる?』
ニヤリと笑うと安室とABCが訝しむ。構わずスマホを取り出して、
『……もしもーーーし!元気ィー?これから真面目な話するからちゃんと聞いて!……私苗字名前と、黒澤友哉に今日1日、』
その背中、背負わせてくれないか、“頭代理”
今、私の目の前には忙しい中集まってくれた春ちゃん率いる元七代目、八代目が単車に乗って私の指示を待っていた。
清ピーの話は早かった、事情を話すと1日限定でその髑髏を私と山田に背負わせてくれた。危ねぇ事はするな、アイツが悲しむ。そう零して。
事情を話した春ちゃんはすぐさま人を集め、1時間でこちらへ駆け付けた。相当飛ばしたな。
春ちゃんから渡されたジャケットにはまだ袖を通さず、全員まだただの革ジャンだ。まだ、通さない。
『今日は忙しい所すまないな春』
「いえ、名前さんだけの問題じゃありませんので」
「とか言って春さん名前さんが危ねぇ事に首突っ込んだ!って慌てて出てきたんすよ!」
「おう黙れ」
『やっだ春ちゃんたら私厨~……ふざけてる時間はあんまねー。春、いつかの時みてーなタイムアタックだ。あと3時間半以内にこの髑髏の場所を探ってもらう』
「……3時間半、すか」
「一応大まかな場所は解ったよ、指紋ついててね。うちのクラスメートに探ってもらった」
山田が素早く春にデータを送る。「なんでLINE知ってんだよ」とか聞こえなかった。
『今日1日、お前等の身は私が預からせてもらう』
「“六代目”から聞いてます……行くぞテメェ等!!!」
おお!!!!!
廃工場の前からバイクが消え去った。改めて、4人に君は何者かと問われたが鼻で笑って流した。