容疑者は不良主
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※スコッチは緑川唯にしといてくれださい
『ねえ』
「なに」
「なんだよ」
『ババ抜き私が十三の前って本当に辛いんだけど』
「おらババはこれだぞ」
『信じられない!貴方のそういう所、もう信じられないの!!』
「待ってくれ名前誤解だ」
「いいからさっさと引けよ」
『ウッス……あああああああああああババぁあああああああ!!!!』
「俺のポーカーフェイスに勝てると思うなよ」
「流石四代目副頭つよい」
「七代目副頭だって負けねえから!!!」
『はいはい拓海は今いないでしょー』
「つーか将五お前顔に出すぎでは???名前がババ持ってるって解ってんだろ???」
「うるせーよババって言っときながら実はお前が持ってるって良くある手だろ」
『勝負事では汚い手でも使うのがモットー』
「他人を蹴落としてでもお前を殺すってのがモットー」
「なんでコイツ等こんな物騒なんだよ」
『七代目が言えたことじゃねーよ』
ウトウトし始めた名前を山田に頼んでベッドに放り込み、十三と将五はバーに来ていた。山田はなんとなく察しがいいので村田兄弟には有難かった。
「来たな、今は安室透か」
「……まさか貴方達が米花町へ来ているとは思っていませんでしたよ」
「問題を地元に持ち帰る気はねーからな。まだ俺達を知ってる奴がいるだろう」
「大阪であんなに派手にやってた兄弟がなにを言ってるんですか」
安室透は内心少しだけ怯えの色がある。彼等村田兄弟は大阪で店を構えていた時に、黒の組織の幹部達が「絶対に盗聴器もなく情報も漏れない店」とよく足を運んでいた店であったからだ。因みにその店で乱闘騒ぎや殺しがありそうになったらスパナや工具が飛んできたり最終的にはデスソースを飲まされる。村田十三に逆らっても飲まされる。ある意味恐怖の店であった。
バーボンとしてその店にスコッチと共に情報を探りに店に通った時なんかは最悪の出会いであった。
「あぁ、公安の降谷零と緑川唯だな。そこらに座れよ」
さらりと言われたその名に警戒心をマックスにして二人して銃を向けてしまったのが最後。顔中傷だらけの男と大柄の男に奥に通された。ポケットから何かを突き出している、恐らく銃。何故公安の者だとバレているのか。やはり一般市民ではない、いざとなれば、とスコッチと共に懐の重いものに意識を向けた。
「あ?お前等が公安って、公安の奴等が解りやすく情報流してっからだよ」
「何を馬鹿なことを、」
「気付かねえか、存外阿呆だなお前等。あとそろそろ緑川、お前組織にNOCってバレんぞ、用心しとけ」
何故そこまで解っているのか、実は一般市民ではないのではないか。全ての疑問をぶつけたが返ってきたのは2つの言葉。
「俺達は地元に危険が及ばねえように黙ってただけの一般市民だ。ちょいとコネがあるだけのな」
「俺達は死にそうな奴を助ける程度の事はするが、どちらかに協力なんてもんはしねーぜ。俺等は自分と仲間しか信じねえ」
その後すんなりと返された。せめてもう少し情報を抜いてやろうと先程の男達を銃刀法で引いてやろうと思えばただのシャボン玉の液だった。なんでだ????大の大人なんでシャボン玉作るん???????ガッハッハと笑う奴等を恨めしく思いながら、とりあえず公安の裏切り者は潰した。そしてあの店の連中を洗いに洗いまくったが、
「はぁ????銭屋一家の元総長????関西でヤクザと同等に幅きかせてる奴等????は????」
「……村田は暴走族の副頭と頭だったらしいな、代は違うが」
暴走族の出せる雰囲気じゃねーだろ!!!と机を大破したのは申し訳なく思っている。
それから何度も足繁く通い、探っても情報は出ず。次の日にジンがあの店に行くと言ったその日に店は忽然と消えていた。ジンの舌打ちが響く。
「あの店の兄弟は知りすぎた。そろそろ消しておこうかと思ったんだがな」
勘が良いのかなんなのか。しかしその兄弟がまさかポアロに来るなんて露とも知らず。しかも妹だと呼ぶ子とその友人を連れて。妹と呼ばれた苗字名前を見る彼等の目は非常に優しいもので、あの店では見ることは無かった。見たところ何も知らないようではあるが。
「それで、貴方達は狙われていますよ。わざわざ情報を消しにこなくても引っ込んでいれば良かったのに」
「……許せねえ問題もある」
「問題?」
「黒ずくめと言えば、お前アイツ等を連想するな?」
「……ええ、まぁ 」
「この街に髑髏を背負った黒ずくめのライダーが出現したと聞いてな」
『ねえ』
「なに」
「なんだよ」
『ババ抜き私が十三の前って本当に辛いんだけど』
「おらババはこれだぞ」
『信じられない!貴方のそういう所、もう信じられないの!!』
「待ってくれ名前誤解だ」
「いいからさっさと引けよ」
『ウッス……あああああああああああババぁあああああああ!!!!』
「俺のポーカーフェイスに勝てると思うなよ」
「流石四代目副頭つよい」
「七代目副頭だって負けねえから!!!」
『はいはい拓海は今いないでしょー』
「つーか将五お前顔に出すぎでは???名前がババ持ってるって解ってんだろ???」
「うるせーよババって言っときながら実はお前が持ってるって良くある手だろ」
『勝負事では汚い手でも使うのがモットー』
「他人を蹴落としてでもお前を殺すってのがモットー」
「なんでコイツ等こんな物騒なんだよ」
『七代目が言えたことじゃねーよ』
ウトウトし始めた名前を山田に頼んでベッドに放り込み、十三と将五はバーに来ていた。山田はなんとなく察しがいいので村田兄弟には有難かった。
「来たな、今は安室透か」
「……まさか貴方達が米花町へ来ているとは思っていませんでしたよ」
「問題を地元に持ち帰る気はねーからな。まだ俺達を知ってる奴がいるだろう」
「大阪であんなに派手にやってた兄弟がなにを言ってるんですか」
安室透は内心少しだけ怯えの色がある。彼等村田兄弟は大阪で店を構えていた時に、黒の組織の幹部達が「絶対に盗聴器もなく情報も漏れない店」とよく足を運んでいた店であったからだ。因みにその店で乱闘騒ぎや殺しがありそうになったらスパナや工具が飛んできたり最終的にはデスソースを飲まされる。村田十三に逆らっても飲まされる。ある意味恐怖の店であった。
バーボンとしてその店にスコッチと共に情報を探りに店に通った時なんかは最悪の出会いであった。
「あぁ、公安の降谷零と緑川唯だな。そこらに座れよ」
さらりと言われたその名に警戒心をマックスにして二人して銃を向けてしまったのが最後。顔中傷だらけの男と大柄の男に奥に通された。ポケットから何かを突き出している、恐らく銃。何故公安の者だとバレているのか。やはり一般市民ではない、いざとなれば、とスコッチと共に懐の重いものに意識を向けた。
「あ?お前等が公安って、公安の奴等が解りやすく情報流してっからだよ」
「何を馬鹿なことを、」
「気付かねえか、存外阿呆だなお前等。あとそろそろ緑川、お前組織にNOCってバレんぞ、用心しとけ」
何故そこまで解っているのか、実は一般市民ではないのではないか。全ての疑問をぶつけたが返ってきたのは2つの言葉。
「俺達は地元に危険が及ばねえように黙ってただけの一般市民だ。ちょいとコネがあるだけのな」
「俺達は死にそうな奴を助ける程度の事はするが、どちらかに協力なんてもんはしねーぜ。俺等は自分と仲間しか信じねえ」
その後すんなりと返された。せめてもう少し情報を抜いてやろうと先程の男達を銃刀法で引いてやろうと思えばただのシャボン玉の液だった。なんでだ????大の大人なんでシャボン玉作るん???????ガッハッハと笑う奴等を恨めしく思いながら、とりあえず公安の裏切り者は潰した。そしてあの店の連中を洗いに洗いまくったが、
「はぁ????銭屋一家の元総長????関西でヤクザと同等に幅きかせてる奴等????は????」
「……村田は暴走族の副頭と頭だったらしいな、代は違うが」
暴走族の出せる雰囲気じゃねーだろ!!!と机を大破したのは申し訳なく思っている。
それから何度も足繁く通い、探っても情報は出ず。次の日にジンがあの店に行くと言ったその日に店は忽然と消えていた。ジンの舌打ちが響く。
「あの店の兄弟は知りすぎた。そろそろ消しておこうかと思ったんだがな」
勘が良いのかなんなのか。しかしその兄弟がまさかポアロに来るなんて露とも知らず。しかも妹だと呼ぶ子とその友人を連れて。妹と呼ばれた苗字名前を見る彼等の目は非常に優しいもので、あの店では見ることは無かった。見たところ何も知らないようではあるが。
「それで、貴方達は狙われていますよ。わざわざ情報を消しにこなくても引っ込んでいれば良かったのに」
「……許せねえ問題もある」
「問題?」
「黒ずくめと言えば、お前アイツ等を連想するな?」
「……ええ、まぁ 」
「この街に髑髏を背負った黒ずくめのライダーが出現したと聞いてな」