容疑者は不良主
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苗字名前(22歳)
村田十三(26歳)
???(24歳)
「犯人は、貴女だ苗字名前さん!!!」
そんな言葉が聞こえた瞬間私の連れと兄が持っていたグラスがバリッ!となんとも言えない音をたてて粉微塵になった。
事は昨日に遡る。大阪に店を構えた兄が戸亜留市で店を移転することになり、弟と共に家に帰ってくることになったのがひと月前。久々に賑やかになった村田家だが、移転してから暫く忙しく、やっとの事で暇が出来たのでプチ旅行でもするかという話になった。十三、将五と3人で、という話だったが十三が「暫く山田にも会ってねえな、呼べ」と言ったので連絡したら「我は闇夜に紛れる1羽鴉、鴉は孤高なものであり髑髏のある住処でただ眠る」という怪文書が送られてきて、十三に見せたら即座に電話して「いい歳して中二こくんじゃねえ、今ブライアンに居るってことは暇なんだろ明日空けとけ」とだけ言ってブチった。なんでブライアンかと思ったらあぁ、髑髏の住処ねと呆れて笑ってしまった。
そんなこんなで米花町に来た。都会だねえ、という言葉と共に観光する前に腹ごしらえでもするかとポアロとかいう喫茶店に入った。店員の兄ちゃんと十三が目が合った瞬間店員さんが顔を強ばらせたが、すぐに解けた。大方十三の顔が怖かったのだろう。やめな~店員さん十三の顔怖いってよ~と言えば容赦のないチョップを頂いた。つらい。
席につくと周りを見渡す。ちょび髭のおっさん見たことあるな、確か“眠りの小五郎”だかって有名なやつ。一緒にいるツンツンヘアーは知らんけど、子供は見たことある、“キッドキラー”だのと騒がれてるガキだ。自分から厄介事に巻き込まれに行くとかなにそれ面倒臭い。
『店員さんオススメはー?』
「殆どオススメなんですけど、このハムサンドとか!僕考案なんですよ」
「じゃあそれを四つと、カツサンドも四つ。その後にチョコパフェ二つとベリーパフェ二つ。あとブレンドを」
「俺も」
「俺もー!」
『えっじゃあ私も』
「「どうぞどうぞ」」
『ぶっ殺すぞ』
「ブレンド三つとココア一つ」
「はい、かしこまりました。仲がよろしいんですね」
『兄弟ですからねえ』
「他人ですからねえ」
『山田、オマエ、ユルサナイ』
「名前、マイ、フレンド」
『「いえーい」』
「お前等茶番やめろ」
頼んでからお手洗いに立った。戻ったら席に飲み物だけ置いてあった。ゆっくり飲んで談笑していたら突然トイレから悲鳴が上がる。
『トイレで悲鳴ってすげーな、ハッテン場かよ』
「誰だ俺の妹にこんな言葉仕込んだの」
「修さんかな」
「古川お前を許さない」
「あのな、何があったのかな~くらいの興味持ってやれよ」
将五がマトモな事言った!と騒ぐと先の小五郎殿が落ち着いてください!今から警察を呼びます!と叫んだ。なんやなんやなんか出たのか。
『へい少年、なんかあったの』
「え?う、うん。トイレで男の人が死んでたんだ」
『ほぉ、だってよ』
「へえ~物騒だね」
「旅行を邪魔する気か???殺しか事故か殺しなら犯人を連れてこい俺が直々に殺す」
「ひえ……」
「ごめんな坊主、この顔怖いお兄さん徹夜で仕事終わらせて旅行来たのにこれだからキレてるんだ。刺激しないでやってくれ……」
『十三さんアンタ顔怖いの自覚して』
「なんだとこんなナイスガイになんて事を言うんだお前」
「女泣かせの村田十三ですもんね」
「そう女泣かせのって山田テメェ何を言わせんだフランスパンそのまま突っ込むぞ」
「きゃーーーーこわーーーい」
そんなこんなで警察が到着した。曰く、死因は毒殺でドアの取っ手に毒針が仕込んであったらしい。死んでる男が入る前に入った人の犯行とのこと。おっと?
「えー、では貴女もこちらへお願いします」
どうも、私容疑者らしいです。
村田十三(26歳)
???(24歳)
「犯人は、貴女だ苗字名前さん!!!」
そんな言葉が聞こえた瞬間私の連れと兄が持っていたグラスがバリッ!となんとも言えない音をたてて粉微塵になった。
事は昨日に遡る。大阪に店を構えた兄が戸亜留市で店を移転することになり、弟と共に家に帰ってくることになったのがひと月前。久々に賑やかになった村田家だが、移転してから暫く忙しく、やっとの事で暇が出来たのでプチ旅行でもするかという話になった。十三、将五と3人で、という話だったが十三が「暫く山田にも会ってねえな、呼べ」と言ったので連絡したら「我は闇夜に紛れる1羽鴉、鴉は孤高なものであり髑髏のある住処でただ眠る」という怪文書が送られてきて、十三に見せたら即座に電話して「いい歳して中二こくんじゃねえ、今ブライアンに居るってことは暇なんだろ明日空けとけ」とだけ言ってブチった。なんでブライアンかと思ったらあぁ、髑髏の住処ねと呆れて笑ってしまった。
そんなこんなで米花町に来た。都会だねえ、という言葉と共に観光する前に腹ごしらえでもするかとポアロとかいう喫茶店に入った。店員の兄ちゃんと十三が目が合った瞬間店員さんが顔を強ばらせたが、すぐに解けた。大方十三の顔が怖かったのだろう。やめな~店員さん十三の顔怖いってよ~と言えば容赦のないチョップを頂いた。つらい。
席につくと周りを見渡す。ちょび髭のおっさん見たことあるな、確か“眠りの小五郎”だかって有名なやつ。一緒にいるツンツンヘアーは知らんけど、子供は見たことある、“キッドキラー”だのと騒がれてるガキだ。自分から厄介事に巻き込まれに行くとかなにそれ面倒臭い。
『店員さんオススメはー?』
「殆どオススメなんですけど、このハムサンドとか!僕考案なんですよ」
「じゃあそれを四つと、カツサンドも四つ。その後にチョコパフェ二つとベリーパフェ二つ。あとブレンドを」
「俺も」
「俺もー!」
『えっじゃあ私も』
「「どうぞどうぞ」」
『ぶっ殺すぞ』
「ブレンド三つとココア一つ」
「はい、かしこまりました。仲がよろしいんですね」
『兄弟ですからねえ』
「他人ですからねえ」
『山田、オマエ、ユルサナイ』
「名前、マイ、フレンド」
『「いえーい」』
「お前等茶番やめろ」
頼んでからお手洗いに立った。戻ったら席に飲み物だけ置いてあった。ゆっくり飲んで談笑していたら突然トイレから悲鳴が上がる。
『トイレで悲鳴ってすげーな、ハッテン場かよ』
「誰だ俺の妹にこんな言葉仕込んだの」
「修さんかな」
「古川お前を許さない」
「あのな、何があったのかな~くらいの興味持ってやれよ」
将五がマトモな事言った!と騒ぐと先の小五郎殿が落ち着いてください!今から警察を呼びます!と叫んだ。なんやなんやなんか出たのか。
『へい少年、なんかあったの』
「え?う、うん。トイレで男の人が死んでたんだ」
『ほぉ、だってよ』
「へえ~物騒だね」
「旅行を邪魔する気か???殺しか事故か殺しなら犯人を連れてこい俺が直々に殺す」
「ひえ……」
「ごめんな坊主、この顔怖いお兄さん徹夜で仕事終わらせて旅行来たのにこれだからキレてるんだ。刺激しないでやってくれ……」
『十三さんアンタ顔怖いの自覚して』
「なんだとこんなナイスガイになんて事を言うんだお前」
「女泣かせの村田十三ですもんね」
「そう女泣かせのって山田テメェ何を言わせんだフランスパンそのまま突っ込むぞ」
「きゃーーーーこわーーーい」
そんなこんなで警察が到着した。曰く、死因は毒殺でドアの取っ手に毒針が仕込んであったらしい。死んでる男が入る前に入った人の犯行とのこと。おっと?
「えー、では貴女もこちらへお願いします」
どうも、私容疑者らしいです。