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「なんか言ってやってくれんかの～」
『私が何日アイツの家に通い詰めてると思ってるわけ？あとはアイツ次第なんだって』
「そうかぁ……」
『てかお前暇なの？ちゃんと働いてる？プー太郎ってこと？』
「アホゥちゃんと働いとるわ」


ガガと二人してどデカい溜息を吐く。私だってどうにかしてやれるならしてやりたいよ。
未だに天地は竜胆に行って、クソみてえな奴等にやられっぱなしだ。


『でもねえポポちゃん』
「随分可愛くなったの～」
『最近、寿ちゃん言葉に反応するようになってね。そろそろだと思うよ』
「！ほ、ホントか！！」
『いや、別に確かな事じゃないからね』
「お前の予感は当たるからな」
『ま、寿ちゃんが早く復活してくんなきゃ私もつまんないってのがあるからね！あとはふとした切っ掛けだろうさ』


結局私はアイツになーんもしてやれねんだわ、と乾いた笑いを零して名前は煙草に火をつけた。ガガは、賀川は馬鹿だのお前、と失礼極まりねえことを言って同じく煙草に火をつけ、悪い名前ライター貸してくれ。クソがよ。


「お前が居なかったらあの男はもっと道を踏み外してたろうよ、ま、そんな思い詰めんな。な？」
『は？なにお前いい事言った感出してんだよはっ倒すぞ』
「横暴！」
『……ま、なんかあったらすぐ言いなよ。隆経由でも今日みたく常磐に訪ねてきてもどっちでもいいよ。常磐は天地軍団を敵とは認識してねえからさ』
「……おー、解った」


ほれ飴ちゃん。なんでパイン飴？大東がお前が好きだ言うとったからの。クソが昔のことをいつまでも。



「名前～Aからお知らせ」
『はいよ』
「安生のEMODってチームがございまして」
『ん？はい』
「武装とちょっと絡みそうらし～ね。俺ちん達はど～でも良いけど」
『……。確か結構有名どこだったっけ。屍の連中みてーな馬鹿なチーム叩き潰したとこだった気もするけど……』


まぁ、拓海も居るし大丈夫かぁと名前は大きく息を吐く。

その日の夜、ガガから「お～い、天っ地復活だでの～」という電話が来て鼻で笑った。