そのいち
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
『じゃあ今日のとこラストね』
「もう驚かねえからな」
『こちら武装戦線の溜まり場スクラップ置き場になります』
「正気か?」
『驚きはしないけどツッコミはするのね』
かぁ、と間抜けな声が空から聞こえる頃にスクラップ置き場に着いた。普段内側からしか門は開かないけれど、名前は普通~に合鍵を持っていたりする。久我は引いた顔をした。
『雪だるまつく~ろ~!ドンドンドンドアを開けて~ドンドンドン』
「開けんなら勝手に開けろや」
『一緒に遊ぼ~~どおして~出てこないの~!!!!!!ドンドンドン』
「あっち行けよブス」
『は?名前ちゃんの事ブスっつったか将五テメー』
「冷蔵庫、二段目、俺のツマミ」
『村田家家訓第十一条、名前書いてないなら誰が食ってもいい』
「でかでかと俺の名前書いてあったろが」
『賞味期限一日過ぎてたけど』
「名前ッ賞味期限過ぎたの食ったらダメっつったろ!」
『拓海ママやめろ』
ぎゃあ!と騒いで名前が傷のある男と優しげな顔の男と話している。優しげな顔を見るとあの黒澤とかいう男を思い出してちょっと身構えそうになる。
「で、どうした?」
『テンプレ話すの面倒くさくなってきた。うちの後輩の久我。山田とタケちゃんに叩かれても立ち上がった可愛い子だよ、よろしくね。久我ァ!』
「う、うす」
『これ、武装の頭の村田将五。副頭の藤代拓海。幼馴染なんだわ』
「コイツ馬鹿で五月蝿いけどしっかりな」
『おいコラ』
「名前、そういやうちのを殴った件は聞いてねーな??」
『戸土原の躾くらいちゃんとしてくれますう?』
「ホントに仲悪いのな」
『突っかかってくるんだよ』
「あ゛ーーーーーッ!!!!テメークソ女なんでここに居やがる!!!!」
『ほらな』
「テメー戸土原!!!!!名前さんになんて口聞きやがる!!」
『春のキレ方尋常じゃなくない?』
「そりゃそうだろ」
「ガチ勢だもんなぁ」
アイツは?と戸土原と呼ばれたデカい男に殴られている奴を指差す。戸土原が睨み付けてくるのも無視して名前は『一応後輩』とだけ答えた。
『武装とも常磐は同盟中だからよ、あとそこの佐々木春ってのは辻本と馴染みでね。春ちゃん辻本と最近会った?』
「小煩いんでこの間殴りました」
『正直過ぎない?』
「聞いてない……」
「じゃれ合い程度なんで」
『まぁ毎度だから良いけどいい加減お前等も素直じゃないの辞めなさいね全くこれだから野郎共はよ』
「お前が言うな」
『ねえ将五生意気過ぎない?どう思う長男』
「まぁちょっと調子乗ってるかもね長女」
「拓海?????」
さ、そしたら帰るかなぁなんて名前が言ってホッと息を吐く。ドっと疲れた心地である。すると将五がそうだ、と名前に声をかけた。
「今日兄貴餃子パするっつってたぞ」
『年中無休餃子野郎め』
「ソイツ連れてきたらいーんじゃねえの」
「は?」
『お、いいね』
「は?」
「気に入った後輩なんだろ。拓海お前も来いよ」
「マリ姉に言っとくわ」
「は?」
結局久我は名前と武装ツートップに連れられて村田家へ連行された。おっかない顔の兄貴分にちょっとビビりながら、ロシアン餃子に当たって名前に「アンタホントに巫山戯んなよ!!!!?」と叫んでいたとさ。
『じゃあ今日のとこラストね』
「もう驚かねえからな」
『こちら武装戦線の溜まり場スクラップ置き場になります』
「正気か?」
『驚きはしないけどツッコミはするのね』
かぁ、と間抜けな声が空から聞こえる頃にスクラップ置き場に着いた。普段内側からしか門は開かないけれど、名前は普通~に合鍵を持っていたりする。久我は引いた顔をした。
『雪だるまつく~ろ~!ドンドンドンドアを開けて~ドンドンドン』
「開けんなら勝手に開けろや」
『一緒に遊ぼ~~どおして~出てこないの~!!!!!!ドンドンドン』
「あっち行けよブス」
『は?名前ちゃんの事ブスっつったか将五テメー』
「冷蔵庫、二段目、俺のツマミ」
『村田家家訓第十一条、名前書いてないなら誰が食ってもいい』
「でかでかと俺の名前書いてあったろが」
『賞味期限一日過ぎてたけど』
「名前ッ賞味期限過ぎたの食ったらダメっつったろ!」
『拓海ママやめろ』
ぎゃあ!と騒いで名前が傷のある男と優しげな顔の男と話している。優しげな顔を見るとあの黒澤とかいう男を思い出してちょっと身構えそうになる。
「で、どうした?」
『テンプレ話すの面倒くさくなってきた。うちの後輩の久我。山田とタケちゃんに叩かれても立ち上がった可愛い子だよ、よろしくね。久我ァ!』
「う、うす」
『これ、武装の頭の村田将五。副頭の藤代拓海。幼馴染なんだわ』
「コイツ馬鹿で五月蝿いけどしっかりな」
『おいコラ』
「名前、そういやうちのを殴った件は聞いてねーな??」
『戸土原の躾くらいちゃんとしてくれますう?』
「ホントに仲悪いのな」
『突っかかってくるんだよ』
「あ゛ーーーーーッ!!!!テメークソ女なんでここに居やがる!!!!」
『ほらな』
「テメー戸土原!!!!!名前さんになんて口聞きやがる!!」
『春のキレ方尋常じゃなくない?』
「そりゃそうだろ」
「ガチ勢だもんなぁ」
アイツは?と戸土原と呼ばれたデカい男に殴られている奴を指差す。戸土原が睨み付けてくるのも無視して名前は『一応後輩』とだけ答えた。
『武装とも常磐は同盟中だからよ、あとそこの佐々木春ってのは辻本と馴染みでね。春ちゃん辻本と最近会った?』
「小煩いんでこの間殴りました」
『正直過ぎない?』
「聞いてない……」
「じゃれ合い程度なんで」
『まぁ毎度だから良いけどいい加減お前等も素直じゃないの辞めなさいね全くこれだから野郎共はよ』
「お前が言うな」
『ねえ将五生意気過ぎない?どう思う長男』
「まぁちょっと調子乗ってるかもね長女」
「拓海?????」
さ、そしたら帰るかなぁなんて名前が言ってホッと息を吐く。ドっと疲れた心地である。すると将五がそうだ、と名前に声をかけた。
「今日兄貴餃子パするっつってたぞ」
『年中無休餃子野郎め』
「ソイツ連れてきたらいーんじゃねえの」
「は?」
『お、いいね』
「は?」
「気に入った後輩なんだろ。拓海お前も来いよ」
「マリ姉に言っとくわ」
「は?」
結局久我は名前と武装ツートップに連れられて村田家へ連行された。おっかない顔の兄貴分にちょっとビビりながら、ロシアン餃子に当たって名前に「アンタホントに巫山戯んなよ!!!!?」と叫んでいたとさ。