そのよん
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「将五なんで頬っぺたに紅葉付けてんだ?なにも今日じゃなくて良かったろ」
「俺じゃなくて名前に言ってもらっていいか?」
「名前と喧嘩したんか?」
「絶対に笑ってはいけない村田家24時した」
「ウケる今度月本家でやってもらお」
「やめとけビンタ痛えから」
車に揺られて夜中にゃ将五、光政、花、世良、宗春、アボは戸亜留市を出ていた。なにせ東京までは遠い。車は武装のやつのである。
「てか名前と天地は?」
「天地が同じ空間に居れるわけねーだろ。名前の単車で一緒に来るよ」
「アイツ運転出来んの?」
「お前等は知らねーだろうが多分アイツは戸亜留市で一番運転が上手い」
「マ?」
「へえ~今度乗せてもらお」
「あと戸亜留市で一番運転が荒い」
「なんて?」
「鉄生さんとどっちのが荒い?」
「鉄生の兄貴でもブレーキはかける」
「怖い怖い怖い」
「直樹俺ソイツ会った事ねえんだけど」
「ヤベー奴だから会わねえ方がいい」
「は?うちの長女の事ヤベー奴とかホントの事言うの辞めてもらって良いか?」
「だから村田家だっつってんだろ」
「長女……?女……?え、常磐の頭って女なのか!?」
「そこかぁ」
「一周まわって新鮮だなこの反応」
ところ変わって戸亜留市、村田家。日の出と共に出る、と言ったのに名前が起きねえモンだから天地はめちゃくちゃ頑張って起こした。
『ふわ~~あ。行くかぁ』
「おい寝惚けたまんま運転すんな」
『ん~、まぁ向こう18時集合でしょ?余裕だな』
「お前本来ここから東京車で何時間かかるか知ってるか?」
『何お前私が単車のひとつもマトモに転がせねえ女だと思ってんの?傷抉るよ』
「…………解ったから早くしろ」
『はいヘルメット』
「安全運転」
『ハイハイ。で?康明達は?善明の車で来るんでしょ?』
「とっくの昔に出てると思うぞ」
『はいじゃあ乗って』
「安全運転」
さて、東京。火車家に集まった幹部連中は苛立っていたし、驚いていた。戸亜留市に乗り込んだ実力者達が全員やられたからである。
「今までの話の中できっちりケリつけなきゃーいけねー向こうの顔役を何人か挙げてみろ」
「は、はい。こんな事もあろうかと色々メモっといたんで……」
まずは武装戦線、村田将五。EMOD、前川宗春。河田二高、世良直樹。百合川南、桜田朝雄。竜胆高、天地寿。鳳仙学園、月本光政。そして鈴蘭男子高、月島花。
「ちょうど七人やんけ!」
「待てや」
声を上げたのは南會の羽島という男だった。本来七人会には入れないけれど、幹部候補の男。羽島は怒り狂っていた、戸亜留市に乗り込んだ部下である田川が酷でぇ目に合わされたからである。
「うちの田川は常磐連合ってとこの頭に半殺しにされたんだぜ。腕も、肋も鎖骨も折られてな!なんで常磐の名が出てねえ!」
「おい、常磐ってのは?」
「ええと。確かに常磐連合には2グループ潰されてます。川内會のグループと、羽島さんのとこの南會ですね。ただ……2グループ共酷く取り乱して、情報が全然ないんスよ」
「田川は常磐の頭にやられたっつってたぜ!そこは俺に潰させろ!」
まぁ、確かに部下が半殺しにされりゃ腹も立つわな……と思ったので、戸亜留市に乗り込む際羽島も行くという話で纏まった。これで八人だし。
「よー」
入ってきた男にその場全員が目を剥く。柴木が誰だテメーとがなると、男は武装戦線七代目頭、村田将五と名乗ったのだった。
『寿ちゃん大丈夫?酔った?』
「う゛ぉえ゛っ!がはっ!おま、おえ……」
『弱くない?』
「スピード落とせ!!!!!!」
「将五なんで頬っぺたに紅葉付けてんだ?なにも今日じゃなくて良かったろ」
「俺じゃなくて名前に言ってもらっていいか?」
「名前と喧嘩したんか?」
「絶対に笑ってはいけない村田家24時した」
「ウケる今度月本家でやってもらお」
「やめとけビンタ痛えから」
車に揺られて夜中にゃ将五、光政、花、世良、宗春、アボは戸亜留市を出ていた。なにせ東京までは遠い。車は武装のやつのである。
「てか名前と天地は?」
「天地が同じ空間に居れるわけねーだろ。名前の単車で一緒に来るよ」
「アイツ運転出来んの?」
「お前等は知らねーだろうが多分アイツは戸亜留市で一番運転が上手い」
「マ?」
「へえ~今度乗せてもらお」
「あと戸亜留市で一番運転が荒い」
「なんて?」
「鉄生さんとどっちのが荒い?」
「鉄生の兄貴でもブレーキはかける」
「怖い怖い怖い」
「直樹俺ソイツ会った事ねえんだけど」
「ヤベー奴だから会わねえ方がいい」
「は?うちの長女の事ヤベー奴とかホントの事言うの辞めてもらって良いか?」
「だから村田家だっつってんだろ」
「長女……?女……?え、常磐の頭って女なのか!?」
「そこかぁ」
「一周まわって新鮮だなこの反応」
ところ変わって戸亜留市、村田家。日の出と共に出る、と言ったのに名前が起きねえモンだから天地はめちゃくちゃ頑張って起こした。
『ふわ~~あ。行くかぁ』
「おい寝惚けたまんま運転すんな」
『ん~、まぁ向こう18時集合でしょ?余裕だな』
「お前本来ここから東京車で何時間かかるか知ってるか?」
『何お前私が単車のひとつもマトモに転がせねえ女だと思ってんの?傷抉るよ』
「…………解ったから早くしろ」
『はいヘルメット』
「安全運転」
『ハイハイ。で?康明達は?善明の車で来るんでしょ?』
「とっくの昔に出てると思うぞ」
『はいじゃあ乗って』
「安全運転」
さて、東京。火車家に集まった幹部連中は苛立っていたし、驚いていた。戸亜留市に乗り込んだ実力者達が全員やられたからである。
「今までの話の中できっちりケリつけなきゃーいけねー向こうの顔役を何人か挙げてみろ」
「は、はい。こんな事もあろうかと色々メモっといたんで……」
まずは武装戦線、村田将五。EMOD、前川宗春。河田二高、世良直樹。百合川南、桜田朝雄。竜胆高、天地寿。鳳仙学園、月本光政。そして鈴蘭男子高、月島花。
「ちょうど七人やんけ!」
「待てや」
声を上げたのは南會の羽島という男だった。本来七人会には入れないけれど、幹部候補の男。羽島は怒り狂っていた、戸亜留市に乗り込んだ部下である田川が酷でぇ目に合わされたからである。
「うちの田川は常磐連合ってとこの頭に半殺しにされたんだぜ。腕も、肋も鎖骨も折られてな!なんで常磐の名が出てねえ!」
「おい、常磐ってのは?」
「ええと。確かに常磐連合には2グループ潰されてます。川内會のグループと、羽島さんのとこの南會ですね。ただ……2グループ共酷く取り乱して、情報が全然ないんスよ」
「田川は常磐の頭にやられたっつってたぜ!そこは俺に潰させろ!」
まぁ、確かに部下が半殺しにされりゃ腹も立つわな……と思ったので、戸亜留市に乗り込む際羽島も行くという話で纏まった。これで八人だし。
「よー」
入ってきた男にその場全員が目を剥く。柴木が誰だテメーとがなると、男は武装戦線七代目頭、村田将五と名乗ったのだった。
『寿ちゃん大丈夫?酔った?』
「う゛ぉえ゛っ!がはっ!おま、おえ……」
『弱くない?』
「スピード落とせ!!!!!!」