そのさん
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『お前等どんぐらいやった?』
「とりあえず一部隊、法と三国達にやらせた」
『ほへえ』
「お前は今引っ込んでんだよな?」
『山田とタケが一部隊やったよぉ』
「ほー」
『んで私が一部隊かなぁ』
「大人しくしとけって言ったよなァ~???」
『寧ろ私がすると思った?』
「思いたかった」
『骨のある奴居た?』
「こっちはまぁまぁ。お前がやったのは?」
『え、知らん。有無言わせず蹴ったし』
「やり過ぎてねーだろうな」
『やり過ぎってどのライン?』
「骨は?」
『肋二本と鎖骨と左腕』
「アウト」
『利き腕じゃねーから優しいべや』
「多少気は晴れたかよ」
『無理。怒り収まんね』
「だろうなァ」
お前は情が深すぎるよ、と光政が零す。それは別に名前を咎めてるような色は含まれていないので黙って光政の隣に体育座りでフェンスに背中を預けた。
「もうちょいでこっちに送り込まれたの、叩き終わるな」
『そうね』
「お前、本当に行くのか」
『そりゃ行くよぉ~!私の相手が居なくても別にそれで良いし?』
「出来りゃ居ねえ事を祈るよ」
『なに、心配してくれんの』
「相手をな」
『ウケる。そういうとこ大好きだよみっちー』
「……いや待ってくれ懐かしいなそれ!」
『だよね!!?自分で言ってて懐かしいと思ったわ!』
「一年の頃の渾名だろそれ」
『ねえ~。懐かしい~……ね、光政』
「ん?」
『私、あの頃から変わった?』
その言葉に光政はぴくりと動いて、ぐしゃぐしゃと名前の頭を撫でた。髪崩れたでしょ!と怒るけど気にしない。
「お前は馬鹿で、素直じゃない、ただの女だよ。前からずっとな」
『……一言二言多いんだよ』
決戦は、明日に迫っている。
『十三』
「ん?」
『今日ね~お肉食べたい。ンね将五』
「あ゛~~肉……ハチャメチャ肉……」
「今日の晩飯は角煮ゴロゴロのチャーハンと決めてたんだがな」
『は?神じゃん』
「角煮どんだけある?俺もうめちゃくちゃ食う」
「混ぜるのと別に乗っけてやっから手洗って待ってろ」
『はーい』
「おー」
束の間の日常。何かを察した十三の気遣いに感謝して、飯を貪ってから将五と名前はソファに一緒に座る。
「なァ、名前」
『ん』
「俺は……その。情けねえ事言ってもいいか」
『今更。どうぞ』
「負けるだろうなぁ」
『……フ』
「おい笑うなよ」
『勝つ為にやる喧嘩じゃねーだろうに。マ、勝った方が良いけどさぁ。あ゛~、私の分ちゃんとあるかなぁ』
「ねえ事祈るわ」
『……よし!』
「ん?」
『笑ってはいけない村田家24時するね』
「俺と兄貴しか居ねえのに?」
『十三座って。笑ったらビンタする』
「仕方ねえな」
「ビンタは軽く頼むぞ」
『一発芸します』
「はい」
『絶対に言いそうにないことを言う鮫さん』
「は?」
『“俺、カラオケ辞めるわ”』
「病気かよ!!」
「熱でもあるんか」
『十三アウト』
「嘘だろちょっとま、いってえ!!!!」
「良い音したなぁ」
「名前!手加減しろ!!!」
『してなかったら歯折れてるよ』
「誰が育てた!!!?」
「兄貴だよ」
『ストレス溜まった時の拓海』
「ちょっと待て」
『“ヤダーーーーーーーッ!!!!!”』
「あ゛ッ」
「確かにアイツ駄々こねるよな……」
『将五アウト』
「待て名前頼む跡だけは、い゛ッッッ!!!!!!」
『お前等どんぐらいやった?』
「とりあえず一部隊、法と三国達にやらせた」
『ほへえ』
「お前は今引っ込んでんだよな?」
『山田とタケが一部隊やったよぉ』
「ほー」
『んで私が一部隊かなぁ』
「大人しくしとけって言ったよなァ~???」
『寧ろ私がすると思った?』
「思いたかった」
『骨のある奴居た?』
「こっちはまぁまぁ。お前がやったのは?」
『え、知らん。有無言わせず蹴ったし』
「やり過ぎてねーだろうな」
『やり過ぎってどのライン?』
「骨は?」
『肋二本と鎖骨と左腕』
「アウト」
『利き腕じゃねーから優しいべや』
「多少気は晴れたかよ」
『無理。怒り収まんね』
「だろうなァ」
お前は情が深すぎるよ、と光政が零す。それは別に名前を咎めてるような色は含まれていないので黙って光政の隣に体育座りでフェンスに背中を預けた。
「もうちょいでこっちに送り込まれたの、叩き終わるな」
『そうね』
「お前、本当に行くのか」
『そりゃ行くよぉ~!私の相手が居なくても別にそれで良いし?』
「出来りゃ居ねえ事を祈るよ」
『なに、心配してくれんの』
「相手をな」
『ウケる。そういうとこ大好きだよみっちー』
「……いや待ってくれ懐かしいなそれ!」
『だよね!!?自分で言ってて懐かしいと思ったわ!』
「一年の頃の渾名だろそれ」
『ねえ~。懐かしい~……ね、光政』
「ん?」
『私、あの頃から変わった?』
その言葉に光政はぴくりと動いて、ぐしゃぐしゃと名前の頭を撫でた。髪崩れたでしょ!と怒るけど気にしない。
「お前は馬鹿で、素直じゃない、ただの女だよ。前からずっとな」
『……一言二言多いんだよ』
決戦は、明日に迫っている。
『十三』
「ん?」
『今日ね~お肉食べたい。ンね将五』
「あ゛~~肉……ハチャメチャ肉……」
「今日の晩飯は角煮ゴロゴロのチャーハンと決めてたんだがな」
『は?神じゃん』
「角煮どんだけある?俺もうめちゃくちゃ食う」
「混ぜるのと別に乗っけてやっから手洗って待ってろ」
『はーい』
「おー」
束の間の日常。何かを察した十三の気遣いに感謝して、飯を貪ってから将五と名前はソファに一緒に座る。
「なァ、名前」
『ん』
「俺は……その。情けねえ事言ってもいいか」
『今更。どうぞ』
「負けるだろうなぁ」
『……フ』
「おい笑うなよ」
『勝つ為にやる喧嘩じゃねーだろうに。マ、勝った方が良いけどさぁ。あ゛~、私の分ちゃんとあるかなぁ』
「ねえ事祈るわ」
『……よし!』
「ん?」
『笑ってはいけない村田家24時するね』
「俺と兄貴しか居ねえのに?」
『十三座って。笑ったらビンタする』
「仕方ねえな」
「ビンタは軽く頼むぞ」
『一発芸します』
「はい」
『絶対に言いそうにないことを言う鮫さん』
「は?」
『“俺、カラオケ辞めるわ”』
「病気かよ!!」
「熱でもあるんか」
『十三アウト』
「嘘だろちょっとま、いってえ!!!!」
「良い音したなぁ」
「名前!手加減しろ!!!」
『してなかったら歯折れてるよ』
「誰が育てた!!!?」
「兄貴だよ」
『ストレス溜まった時の拓海』
「ちょっと待て」
『“ヤダーーーーーーーッ!!!!!”』
「あ゛ッ」
「確かにアイツ駄々こねるよな……」
『将五アウト』
「待て名前頼む跡だけは、い゛ッッッ!!!!!!」