そのさん
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萬侍帝国、戸亜留市襲来。戸亜留市はこれより戦場と化す。各地で色んな勢力とぶつかっていく。それは、常磐も例外ではない。
「は~~~ア゛!!!!!おいコラァへばってんじゃねーぞオイ!!」
「常磐に手ェ出して無事で済むと思うな~??ヨシ!君ハッテン場行きね!!!!けって~~~い!!!!!」
番犬二人は復活。完全とは言わないが、それでも袋叩きにされた二人の怒りは凄まじい。何せプライドの塊なので。名前に無様を晒した己を許せねえと笑顔で暴れ回っている。共に倒れた東陽台の深山や白堂の桃屋も同じく。
総大将、名前は常磐でじっと時期を待っている。大将は待ってなさいねと引っ込まされたのだ。だが名前はそんな簡単に大人しくしているほど優等生じゃあない。予想では、そろそろなんだよね。ニッ!と笑って立ち上がる。
「おうコラ待て名前」
「お前の出番はまだだっつってんだろ」
ここは三年の教室、二階。窓側に追いやって戦闘犯の高橋や橋本達、次代である辻本や目をかけてる久我が出入口を張っている。
『お前等解ってないね』
「ん?」
『祭りだよ!!!?そりゃー行くよ!』
「行かせません」
「止めます」
「アンタ大人しく出来ねーの?」
『ダハハ!!!!大人しくしてたら私じゃねー!!!』
ガラッと窓を開ける。やべ、と高橋と橋本が走り出すがもう遅い。名前は窓の外へと身を投げた。久我が嘘だろ!!!?と窓から外を見るととんでもねえ音を響かせ名前は単車に乗り込んでいた。
「ンのゴリラーーーーーーッ!!!!」
『いえーーーい祭りだ祭りーーーーーー!!!!お前等も遅れんなよー!!』
萬侍帝国、南會の田川という男が居た。意気揚々と部下を大勢引き連れて戸亜留市に乗り込んだこの男が狙うはそこらの連中にこの街最大勢力と聞いた常磐連合を潰す事。矢沢をこの間倒した百合川南のチビも倒したかったけれど、それは他に譲る。
南會は七人會に入りたかった。実力でいやービスコにゃ勝てねえが他には負けねえンだ、今回で名を上げてやると。
『お!居た居た!萬侍帝国の皆様方で御座いますわね~!?』
突如、巫山戯た声が響いた。ダボダボのジャージを着て髪を一つに縛り、グラサンをかけた女みてーな奴。全員の目がそちらに向く。この場にゃ五十人は居るってのに声をかけるとは、度胸のある奴である。
「なんだァ、テメー」
『も゛~探したよ~??他はもうやり合ってるし?ど~せなら暇そうな奴見付けよ!と思って!お前等余りだわ、ハハ』
「おい聞いてんのか?テメー、どこのモン、」
ソイツの肩を掴んだ一人が吹っ飛ぶ。何をされたか解らなかった、何が起こったのか全く解らなかった!田川は目を剥いて立ち上がる。
『へいへい皆~!!!私様は先におっぱじめるぜ!遅いと暴れらんねーぞ』
「コラ馬鹿野郎ーーッ!!!」
「追い付くの苦労したわーーーーッ!!!」
続々と集まっていく。だが人数が増えても自分達は強く、大した脅威ではない。なのに、その筈なのに。自分の背中に走る寒気は一体なんなんだ。
『野郎共ォォォオオオオオ!!!!!』
ソイツが声を張り上げる。全ての音を掻き消すような声がビリビリと肌を叩いていく。
『名乗りを上げろ』
「「「常に磐石」」」
『私は誰だ』
「「「我等が大石!」」」
「「「我等が要!!」」」
『これより、私達の自由を奪おうとする馬鹿共を踏み潰す!!!立ち上がれ!!止まることなく突き進め!!私の道を開け!!!!!!』
「「「オオオオオオ!!!!!!!!」」」
集まった連中が突っ込んでくる。まるで叫んだ奴の道を拓くように、自分への道を作るように部下達に襲いかかる。綺麗に拓けた道をソイツは悠々と歩き、自分の前に立った。
『こんちは!萬侍帝国の人。自己紹介からしよっか!戸亜留市最弱の勢力、常磐連合初代頭、苗字名前。アンタは?』
常磐連合!田川は目を見開いた。最大勢力と聞いていた。この男(?)は最弱だのと抜かしたが、街に来てから聞いた話じゃ一番タチが悪いとのこと。ここでコイツをやれば、南會は。
「萬侍、南會の田川だ」
『南會』
ピクリと苗字と名乗った男の片眉が跳ね上がる。
『南會ったら矢沢と羽島ってのが居たよね』
「あぁ」
『なるほどねえ』
「なんだよ」
『いやぁ~』
OK、お前に手加減は要らねえな。田川にそんな言葉が聞こえたのは視界がぐるりと横を向いた時だった。突然の事すぎてキョトンとして、次第に頭に鋭い痛みが走る。立ち上がろうにも立ち上がれねえ、一体なにをされたのか。静寂の音が酷く不気味で、誰しもが二人から目を離せない。
『南會の羽島って~野郎はよォ、私の右腕を襲った奴よ。あのなァ、これがタイマンなら文句言わねーんだ。寧ろアイツをタイマンで倒せんならおもしれーやつ!って褒めてた所だ。だけどお前等は寄って集って私の右腕と、一緒に居たダチ袋にしやがったよな。許せた事じゃねー』
「、がッ、あ゛!」
名前の右足が田川の腹に振り下ろされる。およそ人体から聞こえてはならない音がして酷い痛みにのたうち回る。萬侍の奴等がそれを止めようとする前に常磐の連中が名前に辞めろ、と静かに吐いた。
『最弱の勢力っつったっしょ?アレはガチ。でもね、常磐はこの街で最も陰湿で、最も冷酷なんだぜ。身内の報復はトコトンやらなきゃアな』
「名前ー!トコトンが過ぎるからもうそろ辞めな~?」
『おっけー!仕方ねえなうちのが止めるからよ。あと一本で勘弁してやるわ』
ぼきり。
萬侍帝国、戸亜留市襲来。戸亜留市はこれより戦場と化す。各地で色んな勢力とぶつかっていく。それは、常磐も例外ではない。
「は~~~ア゛!!!!!おいコラァへばってんじゃねーぞオイ!!」
「常磐に手ェ出して無事で済むと思うな~??ヨシ!君ハッテン場行きね!!!!けって~~~い!!!!!」
番犬二人は復活。完全とは言わないが、それでも袋叩きにされた二人の怒りは凄まじい。何せプライドの塊なので。名前に無様を晒した己を許せねえと笑顔で暴れ回っている。共に倒れた東陽台の深山や白堂の桃屋も同じく。
総大将、名前は常磐でじっと時期を待っている。大将は待ってなさいねと引っ込まされたのだ。だが名前はそんな簡単に大人しくしているほど優等生じゃあない。予想では、そろそろなんだよね。ニッ!と笑って立ち上がる。
「おうコラ待て名前」
「お前の出番はまだだっつってんだろ」
ここは三年の教室、二階。窓側に追いやって戦闘犯の高橋や橋本達、次代である辻本や目をかけてる久我が出入口を張っている。
『お前等解ってないね』
「ん?」
『祭りだよ!!!?そりゃー行くよ!』
「行かせません」
「止めます」
「アンタ大人しく出来ねーの?」
『ダハハ!!!!大人しくしてたら私じゃねー!!!』
ガラッと窓を開ける。やべ、と高橋と橋本が走り出すがもう遅い。名前は窓の外へと身を投げた。久我が嘘だろ!!!?と窓から外を見るととんでもねえ音を響かせ名前は単車に乗り込んでいた。
「ンのゴリラーーーーーーッ!!!!」
『いえーーーい祭りだ祭りーーーーーー!!!!お前等も遅れんなよー!!』
萬侍帝国、南會の田川という男が居た。意気揚々と部下を大勢引き連れて戸亜留市に乗り込んだこの男が狙うはそこらの連中にこの街最大勢力と聞いた常磐連合を潰す事。矢沢をこの間倒した百合川南のチビも倒したかったけれど、それは他に譲る。
南會は七人會に入りたかった。実力でいやービスコにゃ勝てねえが他には負けねえンだ、今回で名を上げてやると。
『お!居た居た!萬侍帝国の皆様方で御座いますわね~!?』
突如、巫山戯た声が響いた。ダボダボのジャージを着て髪を一つに縛り、グラサンをかけた女みてーな奴。全員の目がそちらに向く。この場にゃ五十人は居るってのに声をかけるとは、度胸のある奴である。
「なんだァ、テメー」
『も゛~探したよ~??他はもうやり合ってるし?ど~せなら暇そうな奴見付けよ!と思って!お前等余りだわ、ハハ』
「おい聞いてんのか?テメー、どこのモン、」
ソイツの肩を掴んだ一人が吹っ飛ぶ。何をされたか解らなかった、何が起こったのか全く解らなかった!田川は目を剥いて立ち上がる。
『へいへい皆~!!!私様は先におっぱじめるぜ!遅いと暴れらんねーぞ』
「コラ馬鹿野郎ーーッ!!!」
「追い付くの苦労したわーーーーッ!!!」
続々と集まっていく。だが人数が増えても自分達は強く、大した脅威ではない。なのに、その筈なのに。自分の背中に走る寒気は一体なんなんだ。
『野郎共ォォォオオオオオ!!!!!』
ソイツが声を張り上げる。全ての音を掻き消すような声がビリビリと肌を叩いていく。
『名乗りを上げろ』
「「「常に磐石」」」
『私は誰だ』
「「「我等が大石!」」」
「「「我等が要!!」」」
『これより、私達の自由を奪おうとする馬鹿共を踏み潰す!!!立ち上がれ!!止まることなく突き進め!!私の道を開け!!!!!!』
「「「オオオオオオ!!!!!!!!」」」
集まった連中が突っ込んでくる。まるで叫んだ奴の道を拓くように、自分への道を作るように部下達に襲いかかる。綺麗に拓けた道をソイツは悠々と歩き、自分の前に立った。
『こんちは!萬侍帝国の人。自己紹介からしよっか!戸亜留市最弱の勢力、常磐連合初代頭、苗字名前。アンタは?』
常磐連合!田川は目を見開いた。最大勢力と聞いていた。この男(?)は最弱だのと抜かしたが、街に来てから聞いた話じゃ一番タチが悪いとのこと。ここでコイツをやれば、南會は。
「萬侍、南會の田川だ」
『南會』
ピクリと苗字と名乗った男の片眉が跳ね上がる。
『南會ったら矢沢と羽島ってのが居たよね』
「あぁ」
『なるほどねえ』
「なんだよ」
『いやぁ~』
OK、お前に手加減は要らねえな。田川にそんな言葉が聞こえたのは視界がぐるりと横を向いた時だった。突然の事すぎてキョトンとして、次第に頭に鋭い痛みが走る。立ち上がろうにも立ち上がれねえ、一体なにをされたのか。静寂の音が酷く不気味で、誰しもが二人から目を離せない。
『南會の羽島って~野郎はよォ、私の右腕を襲った奴よ。あのなァ、これがタイマンなら文句言わねーんだ。寧ろアイツをタイマンで倒せんならおもしれーやつ!って褒めてた所だ。だけどお前等は寄って集って私の右腕と、一緒に居たダチ袋にしやがったよな。許せた事じゃねー』
「、がッ、あ゛!」
名前の右足が田川の腹に振り下ろされる。およそ人体から聞こえてはならない音がして酷い痛みにのたうち回る。萬侍の奴等がそれを止めようとする前に常磐の連中が名前に辞めろ、と静かに吐いた。
『最弱の勢力っつったっしょ?アレはガチ。でもね、常磐はこの街で最も陰湿で、最も冷酷なんだぜ。身内の報復はトコトンやらなきゃアな』
「名前ー!トコトンが過ぎるからもうそろ辞めな~?」
『おっけー!仕方ねえなうちのが止めるからよ。あと一本で勘弁してやるわ』
ぼきり。