そのじゅうきゅう
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『大変申し訳御座いませんでした』
「ヒ……ヒ……」
「せやな……」
「もういいから、頭上げろ名前……」
『とっきー、忘れてください』
「忘れる気はねーけど」
『なんで』
「忘れなくていいだろしばらくは残るんだから」
「コイツ殺す?」
「ステイステイ」
『ちょっと私今から鈴蘭と鳳仙と武装に行きます』
「静養しろ馬鹿」
お鍋の材料買った後にタケが十希夫を村田家に呼んだ。どうせ今日も来るんだろ。鍋食うから腹は空けとけよ。そうして材料を山田が切ってる間に十希夫は村田家に着いて、名前に『その肩誰に噛まれたの?』とドストレートに聞かれて顔を覆って崩れ落ちた。キッチンの山田も崩れ落ちた。
十希夫はめちゃくちゃ真面目な、思い詰めた顔で言う名前にもしやこれあらぬ疑いかけられてねーか?と、付き合ってもねーのにヒヤヒヤしてタケをチラッと見ながら実は……と真実を話した。名前は死んだ。
苦笑いのタケに引っ付いてごめんね……ってすると良いけど怖かったよと言われた。最近将五がチベスナみたいな目で見てくるのはそういう事だったのね。それは放置しな。
「つかお前いつの間に九里虎に色々教わってんだよ」
「それは俺も気になってた」
『んあ……一年から色々教わってたけど……そうね、休戦協定結ぶ前くらいから九里虎に教えて!ってしたら生温い目で色々教えてくれて』
「ド畜生」
九里虎は鉄生とは色々あったけれど……なんやかんや名前の事を鉄生の忘れ形見と思っている節がある。鈴蘭だから少し怯えられるけど、鉄生から九里虎め……九里虎め……なんて楽しそうな顔で愚痴を聞いてた名前は九里虎に対して余り恐怖を感じていなかった。それに、どことなく……春道に似ている気がするので。ある意味。
教えるなんて大層な事は出来ないからと九里虎は様々なプロレス技だとかを口伝で教えた。あと胸ぐらを掴まれた時の対処法、羽交い締めにされた時の対処法。今まで自分より小さい相手に挑まれた時の話だとか。するとまぁ名前は言葉で言ってるってのに吸い込む吸い込む、九里虎も面白くなっちまって沢山教えちまったというわけ。
ちなみに名前は拓海経由で合気道を、龍信と竜也経由でボクシングの形などを吸い込んでるのである程度は出来る。筋力等は足りないから合気道が一番合ってるけれど。
「二度と九里虎に教わるなよ」
『え!為になるよ』
「それ以上物騒になってどうすんのお前」
「物騒は俺ちん担当じゃん……」
『いつどうなるか解らないもん。やれる事はやっとくよ』
「そうして暴走して顔役達をバッタバッタと」
『ヒン……花ちゃん許してくれるかな……』
「花は良いけど問題は光政とかじゃね?」
「あと春ちゃ」
『春をどうこうしちまったのマジで無理……もしもし春ちゃん……?あのね……切腹していい……?』
《全世界の誰もが良いって言っても俺は止めますよ》
『えっ……男前過ぎん……?結婚しよ』
《手に余るんで良いです》
「……」
「ヒッ」
「友っち笑い方ホントキショいよ」
とんでもねえ目をしている十希夫に山田が笑っているとただいま、と十三が帰ってきた。靴を見てまた来やがったななんて言いながら茶の間のドアを開けた。
『お、おかえり』
「おかえり十三ちゃ」
「おかえりんご」
「お邪魔してます」
「百歩譲ってお前等は良い、原田」
「はい」
「死ぬ覚悟は出来てるな?」
「十三ちゃそれはダメ!!!!」
『十三スペシャル飲まそうとすな!!』
『大変申し訳御座いませんでした』
「ヒ……ヒ……」
「せやな……」
「もういいから、頭上げろ名前……」
『とっきー、忘れてください』
「忘れる気はねーけど」
『なんで』
「忘れなくていいだろしばらくは残るんだから」
「コイツ殺す?」
「ステイステイ」
『ちょっと私今から鈴蘭と鳳仙と武装に行きます』
「静養しろ馬鹿」
お鍋の材料買った後にタケが十希夫を村田家に呼んだ。どうせ今日も来るんだろ。鍋食うから腹は空けとけよ。そうして材料を山田が切ってる間に十希夫は村田家に着いて、名前に『その肩誰に噛まれたの?』とドストレートに聞かれて顔を覆って崩れ落ちた。キッチンの山田も崩れ落ちた。
十希夫はめちゃくちゃ真面目な、思い詰めた顔で言う名前にもしやこれあらぬ疑いかけられてねーか?と、付き合ってもねーのにヒヤヒヤしてタケをチラッと見ながら実は……と真実を話した。名前は死んだ。
苦笑いのタケに引っ付いてごめんね……ってすると良いけど怖かったよと言われた。最近将五がチベスナみたいな目で見てくるのはそういう事だったのね。それは放置しな。
「つかお前いつの間に九里虎に色々教わってんだよ」
「それは俺も気になってた」
『んあ……一年から色々教わってたけど……そうね、休戦協定結ぶ前くらいから九里虎に教えて!ってしたら生温い目で色々教えてくれて』
「ド畜生」
九里虎は鉄生とは色々あったけれど……なんやかんや名前の事を鉄生の忘れ形見と思っている節がある。鈴蘭だから少し怯えられるけど、鉄生から九里虎め……九里虎め……なんて楽しそうな顔で愚痴を聞いてた名前は九里虎に対して余り恐怖を感じていなかった。それに、どことなく……春道に似ている気がするので。ある意味。
教えるなんて大層な事は出来ないからと九里虎は様々なプロレス技だとかを口伝で教えた。あと胸ぐらを掴まれた時の対処法、羽交い締めにされた時の対処法。今まで自分より小さい相手に挑まれた時の話だとか。するとまぁ名前は言葉で言ってるってのに吸い込む吸い込む、九里虎も面白くなっちまって沢山教えちまったというわけ。
ちなみに名前は拓海経由で合気道を、龍信と竜也経由でボクシングの形などを吸い込んでるのである程度は出来る。筋力等は足りないから合気道が一番合ってるけれど。
「二度と九里虎に教わるなよ」
『え!為になるよ』
「それ以上物騒になってどうすんのお前」
「物騒は俺ちん担当じゃん……」
『いつどうなるか解らないもん。やれる事はやっとくよ』
「そうして暴走して顔役達をバッタバッタと」
『ヒン……花ちゃん許してくれるかな……』
「花は良いけど問題は光政とかじゃね?」
「あと春ちゃ」
『春をどうこうしちまったのマジで無理……もしもし春ちゃん……?あのね……切腹していい……?』
《全世界の誰もが良いって言っても俺は止めますよ》
『えっ……男前過ぎん……?結婚しよ』
《手に余るんで良いです》
「……」
「ヒッ」
「友っち笑い方ホントキショいよ」
とんでもねえ目をしている十希夫に山田が笑っているとただいま、と十三が帰ってきた。靴を見てまた来やがったななんて言いながら茶の間のドアを開けた。
『お、おかえり』
「おかえり十三ちゃ」
「おかえりんご」
「お邪魔してます」
「百歩譲ってお前等は良い、原田」
「はい」
「死ぬ覚悟は出来てるな?」
「十三ちゃそれはダメ!!!!」
『十三スペシャル飲まそうとすな!!』