そのじゅうなな
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「言い分は?」
「俺も寝てました……」
「馬鹿じゃねーのかお前」
「それでも玉付いてんのかお前」
「原田十希夫17歳童貞野郎」
「ぐっ……」
「女と部屋に二人きりだぞお前、押し倒すくらいの気概見せろや」
「うちの母親と同じ事言ってんじゃねー阿賀島……」
「母ちゃんイケイケじゃん」
「あそこまでお膳立てしたのに?名前はアンタのベッドで寝てて?あ待って、一緒に寝た?」
「お?それなら良いわ一緒に寝たんだよな十希夫?」
「いやあの……」
「あに?」
「ベッドに寄っかかって……」
「馬鹿じゃねーのか?」
「一緒に寝ろや」
「付き合ってねー女と一緒に寝るわけねーだろうが!!!!!」
「黙れ童貞」
「開き直んな童貞」
「名前っち拐って今から一緒に朝まで寝ろや童貞」
「畜生……」
あの後夜に二人で起きて、十希夫が名前を家まで送り十三には?みたいな顔をされた後黒澤兄弟とタケに呼び出され渋々出向いて尋問されてます。黒澤和光も山田とタケから話を聞いてワクワクしてたので。
「つかなんだよあのチョコ」
「両片想いの君達へ~?」
「クリスマスとかバレンタインに売り出す奴の試食。わざわざクラスで連携してバレねーように名前に渡したのに」
「その両片想いってなんだよアイツ解ってねーんだろ、良くねーだろうがそういうの」
「ほっわ゛!!?」
「嘘だろ」
「そこから!!!?」
「は?」
ちょっと待って作戦会議、と十希夫を置いてけぼりにして三人が集まる。アイツまだ気付いてねーわけ?いや名前も自覚無しだし。嘘だろ勘弁してくれよ。
「……十希夫お前名前にどう思われてると思ってんだ?」
「あー……鈴蘭の仲良さめの先輩」
「ヒッ」
「心は許されてるだろうがその程度だろ」
「助けて」
「もしもし九里虎恋愛相談所か?手に負えねえ助けてくれ」
「は????」
唐突に九里虎に電話し始める黒澤和光。そうだねアイツ恋愛のプロだから。諸々緩いけど。
《この間名前チャンと話したんやけど》
「は?いつ」
「聞いてねー」
「は?名前に近付いてんじゃねーぞ性病ヤロー」
「十希夫ちゃ笑わせないで」
《十希夫と付き合わんの?って聞いて》
「は?」
「やるな九里虎」
「ひゅーーー!!!!」
《十希夫くんに失礼だからやめてって》
「は?」
「スーーーーーーッ」
「ゴールインでは?」
「は?なに待て九里虎」
《ま、十希夫ん事ば好いとるん?とは聞いたけども》
「ギャーーーーーー!!!!」
「九里虎後生だ辞めてくれ頼む答えによっては俺が死ぬ」
「堂々としろ馬鹿!!!」
《カカ、顔ば林檎みとう赤うしとった!!》
「ギャーーーーーー!!!!」
「は?」
「待って心がキュンキュンする、これが……心筋梗塞?」
「恋だよ!!!!!!」
《んま、解んないとは言っとったがな》
「ぐ……」
「恋愛初心者が……」
《そもそも十希夫くん私の事ただの後輩としか見てないだろうしって》
「は?」
「ギャーーーーーー!!!!!!!!」
「甘酢っぺえ……」
「十希夫、十希夫ーッ顔が鬼!」
《ということで》
「ん?」
《とりあえず十希夫、襲わんかったのは良くやった、男やの~》
「うるせえお前に言われても褒められてる気がしねえわ」
「押し倒せよ……」
《バカモン、あん初心な子襲ったら即座に切られるわ》
「説得力」
「流石じゃん」
《だから沢山デートせんね》
「は?」
「お」
《誘え。次どこどこ行こうってニシャから言え。今。早く。女子はなんか終わった後に連絡が来るのを待っとるもんやぞ》
「は????」
「それだ!!!!!」
「はよ」
「いや待てって、」
《……名前チャンは競走高そうやの~》
「あ゛?」
「あ~そうね~ほらアイツ人たらしだしさ」
「そもそも鳳仙とか武装とも仲良いしな、鈴蘭だけど銀次はずっと名前の事好きだろ」
「名前っちはあれでも、狙う奴は多いと思うよ~十希夫ちゃ?」
十希夫はスン……って顔で携帯に手を伸ばし……いや……でも……待って……とまごつくので三人はニヤニヤ。可愛いねこういうの見るのね。解る。
「おっとそう言えば今週の土曜日動物園が無料だったような~????」
「あそこ遊園地もあるから名前っち行ってみたいって言ってたような~????」
「露骨な誘導やめろ、煙草噎せそう」
《腹決めんか十希夫~??》
「……………………………………………………………………………………………………送った…………………………」
「ッシャーー!!!!!!」
「ふう~~~~~~!!!!!」
「九里虎、祭りだ、酒飲むか」
《まだ決まっとらんから待て》
「いや……でも……今日……うち来たばっかだし……アイツ忙しいんじゃ……」
「うじうじすんなお前!!!」
すると十希夫の携帯から音が。お!!!と三人が振り向いて、十希夫が確認する。[行こ]の一言だった。
数秒後山田の携帯が鳴り響く。静かに!と声を上げて電話に出た。
「もしもし山田ァ、火事ですか?救急ですか?」
《救急……》
「どした」
《タケちゃんもいる?》
「いるよー!」
《クロサーさん居ない?》
「居ないよ~」
目の前に居るのに悪い男である。クロサーはニヤニヤして十希夫を遠ざけて電話に近付いた。
《と、とっきーに、今週、あの、動物園、誘われた……》
「あ、そうなん?良いじゃん」
「言ってたとこ?」
《うん、あのね》
「はい」
《ふ、服……服と化粧……お願い……していい……?》
聞こえた三人は思わずガッツポーズ。電話の向こうの九里虎もニッコリ。聞こえてない十希夫はなにて?って顔をしている。
「良いけど、珍しいじゃん。なにデート?」
《ばっ!……いや、ホントだ、なんでだろ。やっぱりいいや》
「馬鹿馬鹿馬鹿、お前が何言おうと服選ぶからな」
「俺ちん化粧頑張るね」
《えでもなんか気合い入ってるとか思われたら嫌じゃない……?》
「思う訳ねーだろ十希夫くんが」
「だいじょび!十希夫ちゃそんな事言わんし!言ったとしたら鈴蘭に焼き討ち行くし!」
《焼き討ちは辞めろ。……じゃ、服、明日で》
「りょーかい」
「りょりょ~!!」
ピ。三人と九里虎はコロンビアポーズである。黒澤が未だに何?という顔の十希夫の肩に手を置く。
「祭りだ」
「は?」
「いやワンチャンおそろコーデする?」
「良いじゃん十希夫くんの服も選ぶべ」
「は?」
「兄貴お前十希夫くんの服選んで、動物園だかんな弁えろよ」
「任せろ」
「は?」
「終わったら送って明日それに合わせて服買うから」
「は~~やったな九里虎」
《ゴムいるか?》
「いらねーよ!!!!!」
「俺も寝てました……」
「馬鹿じゃねーのかお前」
「それでも玉付いてんのかお前」
「原田十希夫17歳童貞野郎」
「ぐっ……」
「女と部屋に二人きりだぞお前、押し倒すくらいの気概見せろや」
「うちの母親と同じ事言ってんじゃねー阿賀島……」
「母ちゃんイケイケじゃん」
「あそこまでお膳立てしたのに?名前はアンタのベッドで寝てて?あ待って、一緒に寝た?」
「お?それなら良いわ一緒に寝たんだよな十希夫?」
「いやあの……」
「あに?」
「ベッドに寄っかかって……」
「馬鹿じゃねーのか?」
「一緒に寝ろや」
「付き合ってねー女と一緒に寝るわけねーだろうが!!!!!」
「黙れ童貞」
「開き直んな童貞」
「名前っち拐って今から一緒に朝まで寝ろや童貞」
「畜生……」
あの後夜に二人で起きて、十希夫が名前を家まで送り十三には?みたいな顔をされた後黒澤兄弟とタケに呼び出され渋々出向いて尋問されてます。黒澤和光も山田とタケから話を聞いてワクワクしてたので。
「つかなんだよあのチョコ」
「両片想いの君達へ~?」
「クリスマスとかバレンタインに売り出す奴の試食。わざわざクラスで連携してバレねーように名前に渡したのに」
「その両片想いってなんだよアイツ解ってねーんだろ、良くねーだろうがそういうの」
「ほっわ゛!!?」
「嘘だろ」
「そこから!!!?」
「は?」
ちょっと待って作戦会議、と十希夫を置いてけぼりにして三人が集まる。アイツまだ気付いてねーわけ?いや名前も自覚無しだし。嘘だろ勘弁してくれよ。
「……十希夫お前名前にどう思われてると思ってんだ?」
「あー……鈴蘭の仲良さめの先輩」
「ヒッ」
「心は許されてるだろうがその程度だろ」
「助けて」
「もしもし九里虎恋愛相談所か?手に負えねえ助けてくれ」
「は????」
唐突に九里虎に電話し始める黒澤和光。そうだねアイツ恋愛のプロだから。諸々緩いけど。
《この間名前チャンと話したんやけど》
「は?いつ」
「聞いてねー」
「は?名前に近付いてんじゃねーぞ性病ヤロー」
「十希夫ちゃ笑わせないで」
《十希夫と付き合わんの?って聞いて》
「は?」
「やるな九里虎」
「ひゅーーー!!!!」
《十希夫くんに失礼だからやめてって》
「は?」
「スーーーーーーッ」
「ゴールインでは?」
「は?なに待て九里虎」
《ま、十希夫ん事ば好いとるん?とは聞いたけども》
「ギャーーーーーー!!!!」
「九里虎後生だ辞めてくれ頼む答えによっては俺が死ぬ」
「堂々としろ馬鹿!!!」
《カカ、顔ば林檎みとう赤うしとった!!》
「ギャーーーーーー!!!!」
「は?」
「待って心がキュンキュンする、これが……心筋梗塞?」
「恋だよ!!!!!!」
《んま、解んないとは言っとったがな》
「ぐ……」
「恋愛初心者が……」
《そもそも十希夫くん私の事ただの後輩としか見てないだろうしって》
「は?」
「ギャーーーーーー!!!!!!!!」
「甘酢っぺえ……」
「十希夫、十希夫ーッ顔が鬼!」
《ということで》
「ん?」
《とりあえず十希夫、襲わんかったのは良くやった、男やの~》
「うるせえお前に言われても褒められてる気がしねえわ」
「押し倒せよ……」
《バカモン、あん初心な子襲ったら即座に切られるわ》
「説得力」
「流石じゃん」
《だから沢山デートせんね》
「は?」
「お」
《誘え。次どこどこ行こうってニシャから言え。今。早く。女子はなんか終わった後に連絡が来るのを待っとるもんやぞ》
「は????」
「それだ!!!!!」
「はよ」
「いや待てって、」
《……名前チャンは競走高そうやの~》
「あ゛?」
「あ~そうね~ほらアイツ人たらしだしさ」
「そもそも鳳仙とか武装とも仲良いしな、鈴蘭だけど銀次はずっと名前の事好きだろ」
「名前っちはあれでも、狙う奴は多いと思うよ~十希夫ちゃ?」
十希夫はスン……って顔で携帯に手を伸ばし……いや……でも……待って……とまごつくので三人はニヤニヤ。可愛いねこういうの見るのね。解る。
「おっとそう言えば今週の土曜日動物園が無料だったような~????」
「あそこ遊園地もあるから名前っち行ってみたいって言ってたような~????」
「露骨な誘導やめろ、煙草噎せそう」
《腹決めんか十希夫~??》
「……………………………………………………………………………………………………送った…………………………」
「ッシャーー!!!!!!」
「ふう~~~~~~!!!!!」
「九里虎、祭りだ、酒飲むか」
《まだ決まっとらんから待て》
「いや……でも……今日……うち来たばっかだし……アイツ忙しいんじゃ……」
「うじうじすんなお前!!!」
すると十希夫の携帯から音が。お!!!と三人が振り向いて、十希夫が確認する。[行こ]の一言だった。
数秒後山田の携帯が鳴り響く。静かに!と声を上げて電話に出た。
「もしもし山田ァ、火事ですか?救急ですか?」
《救急……》
「どした」
《タケちゃんもいる?》
「いるよー!」
《クロサーさん居ない?》
「居ないよ~」
目の前に居るのに悪い男である。クロサーはニヤニヤして十希夫を遠ざけて電話に近付いた。
《と、とっきーに、今週、あの、動物園、誘われた……》
「あ、そうなん?良いじゃん」
「言ってたとこ?」
《うん、あのね》
「はい」
《ふ、服……服と化粧……お願い……していい……?》
聞こえた三人は思わずガッツポーズ。電話の向こうの九里虎もニッコリ。聞こえてない十希夫はなにて?って顔をしている。
「良いけど、珍しいじゃん。なにデート?」
《ばっ!……いや、ホントだ、なんでだろ。やっぱりいいや》
「馬鹿馬鹿馬鹿、お前が何言おうと服選ぶからな」
「俺ちん化粧頑張るね」
《えでもなんか気合い入ってるとか思われたら嫌じゃない……?》
「思う訳ねーだろ十希夫くんが」
「だいじょび!十希夫ちゃそんな事言わんし!言ったとしたら鈴蘭に焼き討ち行くし!」
《焼き討ちは辞めろ。……じゃ、服、明日で》
「りょーかい」
「りょりょ~!!」
ピ。三人と九里虎はコロンビアポーズである。黒澤が未だに何?という顔の十希夫の肩に手を置く。
「祭りだ」
「は?」
「いやワンチャンおそろコーデする?」
「良いじゃん十希夫くんの服も選ぶべ」
「は?」
「兄貴お前十希夫くんの服選んで、動物園だかんな弁えろよ」
「任せろ」
「は?」
「終わったら送って明日それに合わせて服買うから」
「は~~やったな九里虎」
《ゴムいるか?》
「いらねーよ!!!!!」