次の日、放課後に公園を通ったら見覚えのある顔が。



『みーーーーーつ法ぃぃいいいい』
「！？」
「あ、名前さん」
『よー、鳳仙の制服似合うね法くん』
「あざっす！」
「誰だアンタ」
「名前さんに向かってアンタとはなんだ豚足コラァ！！」
『豚足とかウケる』
「うるせー痺れフグ！！」
『んだっとコラァァアアア！！うちの可愛い可愛い光法に痺れフグってなんだクラァァアアア！！お前なんかめっちゃうぇーいみたいな顔だろがぁ！！！！』
「うぇーいってなんだよ」
「あ、この人突然意味不明な言語使うから」
『なんか言ったかい光法くんスマブラやる？』
「すんません」
『つーか誰この子。鈴蘭？』
「鈴蘭の豚足って覚えてください」
「大善努だコラァ！！」
『そ。ツトムくんね。名前覚えとくよ（弱み握ろ）』
「（名前さんが悪い顔してる…）」


そこで公園の傍でバイクのエンジン音が。あ、お迎えですな。


『春ちゃぁぁあああああん！！お迎え？！お迎えなの！！？愛してる！！』
「名前さん声デカいッス。入学祝いに飯って名前さんが言ったんじゃないスか」
『ごーめんごめん。』
「……コイツ等は？」
「「あ？」」
『友達の弟と鈴蘭の下っ端。行こー春ちゃん。じゃーね法くん』
「あ、うっす」



「……あの人サラッと下っ端て」
「そりゃあの人にしたら誰でも下っ端だろーよ。顔が恐ろしく広いからな。まぁテメェなんかいつまでたっても下っ端だろうがな！」
「んだとコラァ！！！」