そのじゅうよん
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さて、天地軍団と他校の戦いが激化する中、私は十希夫くんとお出かけしています。十三の誕生日過ぎちゃったんだよね。今年は幼馴染皆忙しいから、各々あげている。ちなみにこれは秘密なんだけど十三、今年は仕方ないかな、と諦めていたけど、表には出さないけどめちゃくちゃガッカリしていた。毎年祝ってたし、今年は21歳だしね。盛大に祝わねば。
「何買うのよ」
『やー決めてない』
「去年は?」
『ケーキとね、好誠さんの変顔写真』
「馬鹿なのか?」
『うるさ。財布もあるしさ~悩んでる。アクセサリーとかは十三に彼女が出来たらちょっと……』
「微妙だわな。とりあえず飯でも食うか?腹減ってんだろ」
『食べる~~~~!』
キャッキャと喜ぶ名前とそれを見てフ、と笑う十希夫。そして、
「ふ~~~~~ん良い雰囲気じゃん」
「なんで俺がこんな事を?早く手繋げや」
「カズミちゃもうちょい詰めて!俺ちん見えね!」
黒澤兄弟とタケである。最近ほぼ遊んでる癖に飽きたらないのかタケが黒澤家に突撃し、友っちあ~そぼ!としたら珍しく黒澤兄弟が飯を食いに行くところで、一緒に行こ!と出て来たのである。そうしたら二人で歩く奴等が居たもんだからコソコソ隠れて見ちまった。
「名前っち今日お出かけするとは言ってたけどぉ~」
「十希夫さんとは聞いてませんねえ」
「あっファミレス入ったぞ」
「え?行く?」
「行こ」
「行くだろ」
二人が入った少し後に着いて入っていく。凄くコソコソしながらあっあそこの席で、はい、すみません、はい。喫煙席の十希夫達の二個後ろに座る。流石に真後ろならバレるから。
「何食う」
『んとね~~!待って迷うから』
「は、ゆっくり選べ」
『とっきーは?』
「待って俺も悩んでる。ミートかハンバーグで悩んでる」
『ねえ私ミート頼むからハンバーグ頼んで』
「はいはい」
「は?カップルじゃん」
「知ってるか?あれ付き合って無いんだぜ」
「は?童貞か?俺ちんなら秒でラブホ行ってるわ」
「ねえタケちゃん前から思ってたけど結構喰う方?」
「俺ちんは良さげな後腐れなさそうな女めちゃんこ喰ってた~!最近はあんまし。飽きた」
「こっわ」
「解る~飽きるよね~」
「嘘だろ友哉待ってくれ」
「俺海老グラタンにするわ、兄貴は」
「お前アレルギーだろ食うな。俺はカットステーキな」
「チッバレたか。じゃあカレードリアな、タケちゃんは」
「俺ちんはね~、あ、冷麺にする」
「おけ~呼ぶよ」
向こうが元気に注文する中、こちらはコソコソとあ……これ……はい……お願いします……ども……あ……コーヒーとコーラ二つ食前に……はい……と元気なく注文した。この子達元気ないな?と不良天国に慣れきった店員さんもはてな顔。
『とっきーパフェ頼んでい?』
「食え、食後な」
『ジャンボパフェ食後で!』
「……後から頼むんか?随分少ねぇな」
『ん~久しぶりだからね。胃びっくりしちゃうし』
「そうか、食えたら食えよ」
『うん!』
「ヒィン……」
「名前っち全然食べてなかったもんね……いっぱいお食べ……」
「お前等麻痺してると思うから言うけどな、飯の後にジャンボパフェは全然少なくねえからな」
さて、注文もし終えて名前と十希夫が楽しくお喋りしている。あれだけ生気を失っていた名前が笑ってるだけで涙腺が緩むってのに、ちょっと良い感じの男とご飯まで食べるとか嬉しくて堪らない。いや自分達が本当はその立場でありたかったけれど。それはそれ。クロサーも名前は一応可愛い後輩なので穏やか~な顔をしていた。
入店のチャイムが鳴る。チラ、と見遣ると、お忙しい筈の鳳仙……怪我しまくってボロボロな光政と、お茶目な光義くんである。ウッワ!と黒澤兄弟が顔を見合わせる。タケがなに?と聞けば鳳仙の例の光政くん達、と言えばパ!と顔が明るくなる。
隠密スキルMAXな山田が秒でこの人達知り合いですう~!と突っ込んで手を引いた。なになになに、え?山田?なに?と困惑されたが鬼の形相でお黙り!とと小声で囁いたのでアッハイ……と大人しく着いていった。
「え、クロサー?と……」
「噂の光政ちゃ!」
「山田?」
「加地屋の気狂い」
「えっ阿賀島???」
「よろちっち!」
「あ、はい、よろちっち。え?なに?」
「なんでわし等連れてこられた??」
黒澤兄弟が神妙な顔でゲンドウポーズ。「十希夫と名前が裏でデートしてる」、と言うとズザッ!!と光政がゲンドウポーズを取る。光義がコソッ!と席の裏の方をチラ見。
「え?なに?デート?は?」
「お前等は?」
「こんな面白いもん……間違った目出度いもん見なきゃ損だろ」
「それはそう」
「光政ちゃ~、怪我痛い?だいじょび?」
「だいじょび。痛いけど」
「良かったちゃ~、お話聞いててね~、俺ちん武装は勿論鈴蘭も鳳仙も好きじゃね~けど名前っちも友っちも良い人って言ってたから会いたかったの~えへえへ」
「山田、コイツ、なんか、」
「似てるでしょ」
「名前が男だったらこうだったって事か……?」
「やだ……」
「黒澤何頼んだ」
「俺カットステーキ」
「じゃあシーフードスパゲティ食うわ、光政は」
「阿賀島何食うの」
「タケって呼んで!!!」
「タケなに食べるの???」
「えへへ俺ちん冷麺~」
「そっか~。義兄、俺も冷麺」
「おそろっち~!」
「はいはいおそろっち」
「光政お前タケちゃんの事幼児と勘違いしてない?」
「ちょっと思った」
「言うけどまだ気狂いは継続だぞ」
「マジ?お前福助に聞いたけど野郎共の骨折ったの本当?」
「は?めちゃんこ折ったわ。偉い?」
「ん~~~~~~……偉い」
「えへえへうれちっち」
三男坊とはいえ下に三人弟妹が居るのでそれはやり過ぎ……と言いたいところではあるが、偉い?と屈託なく言われれば強めに言えない。なにせタケ、好意的な人には基本めちゃくちゃ可愛く笑うので。見た目はやべぇけど。あぁ、またタケを可愛がる奴が増えた……と遠い目をしながら山田がクロサーと光義を見る。無言で首を振られた。畜生。再び注文します。
「お待たせしました~、ミートスパゲティのお客様」
『はーい!』
「はい、あとチーズハンバーグですね」
「はい」
「お熱いのでお気をつけ下さい、食べ終わりましたらチャイム押してくださいね」
『はーいありがとうございまーす』
「名前、どんくらいいる」
『一口でいいや。とっきー取ってスパゲティ』
「ん」
「は???アーンしろ」
「なに普通に交換してんだアーンしろや」
「ハンバーグでアーンはヤバくないか?」
「火傷するだろ」
「お馬鹿か兄貴と光義さん。名前の口はそんなに弱くありません」
「名前熱いの好きだもんな~」
「お待たせしました~、お先に冷麺ですね」
「は~い俺ちんとこの人です!」
「はい、あとカットステーキとシーフードスパゲティのお客様」
「あ、はい」
「あ、どうも」
「お熱いのでお気を付けください、カレードリアはもう少々お待ちください」
「はーい」
「えへえへ見て光政ちゃ~サクランボ~!」
「いっぱいお食べ……」
「くれるの~??やった~!!うれちっち!」
「光政、タケちゃん甘やかすのやめて貰えます?」
「いや……無理……同い年だよな?無理……」
「おうタケ、スパゲティ一口食うか」
「やた~!光義ちゃありがと~!!」
「ねえ月光兄弟タケちゃんの事甘やかしすぎでは?」
「つい……」
「お待たせしましたーカレードリアです」
「あ、ありがとうございます」
野郎五人でむさ苦しく飯を食う。光政は口の中が切れてて時折いてっと言っていたが一回言う度タケが痛いの?だいじょび?という顔をするのですっっっごくだいじょび!!!という顔で食べている。笑うしかない。
「んで、結局どうすんだよ」
『とりあえずね~十三今日夜に帰ってくるからね~、ん~。晩御飯は作るの』
「絶対喜ぶだろあの人」
『去年作った時めちゃくちゃ喜んでたからね。ね、包丁使わないやつがいい』
「あー……あぁ、じゃああれ、十三さん餃子好きじゃなかったか」
『めっちゃ好き。事ある毎に餃子』
「切る物俺が切るから、お前他のやれよ。切るのもニラとか位だろ、タネ作れ」
『いいの?』
「おう」
『やった。じゃあご飯は決まり。あ、そういや最近可愛いパンツめっちゃあるじゃん』
「何買う気だお前」
『リラック〇のパンツ』
「地獄じゃねーか。この後買いに行くぞ」
『はーい』
「カップルか?」
「カップルじゃねーか付き合え」
「山田、名前、包丁……?」
「……包丁もナイフもハサミも駄目。刃物全般見れもしねーんだわ今」
「う゛っ」
「十希夫ちゃやるね~!ハンバーグ頼む時箸でって頼んでたもんね~」
「は?スパダリか?結婚しろ」
「十三ちゃと歴代武装に挨拶せにゃいかんけど?」
「やばば……」
十希夫達が食い終わって立ち上がる。さりげなく十希夫が名前の分もお金を払ってあ゛ーっ!と言われ、うるせえうるせえと手をヒラヒラしている。これにはデート観察軍団もにっこり。
「何買うのよ」
『やー決めてない』
「去年は?」
『ケーキとね、好誠さんの変顔写真』
「馬鹿なのか?」
『うるさ。財布もあるしさ~悩んでる。アクセサリーとかは十三に彼女が出来たらちょっと……』
「微妙だわな。とりあえず飯でも食うか?腹減ってんだろ」
『食べる~~~~!』
キャッキャと喜ぶ名前とそれを見てフ、と笑う十希夫。そして、
「ふ~~~~~ん良い雰囲気じゃん」
「なんで俺がこんな事を?早く手繋げや」
「カズミちゃもうちょい詰めて!俺ちん見えね!」
黒澤兄弟とタケである。最近ほぼ遊んでる癖に飽きたらないのかタケが黒澤家に突撃し、友っちあ~そぼ!としたら珍しく黒澤兄弟が飯を食いに行くところで、一緒に行こ!と出て来たのである。そうしたら二人で歩く奴等が居たもんだからコソコソ隠れて見ちまった。
「名前っち今日お出かけするとは言ってたけどぉ~」
「十希夫さんとは聞いてませんねえ」
「あっファミレス入ったぞ」
「え?行く?」
「行こ」
「行くだろ」
二人が入った少し後に着いて入っていく。凄くコソコソしながらあっあそこの席で、はい、すみません、はい。喫煙席の十希夫達の二個後ろに座る。流石に真後ろならバレるから。
「何食う」
『んとね~~!待って迷うから』
「は、ゆっくり選べ」
『とっきーは?』
「待って俺も悩んでる。ミートかハンバーグで悩んでる」
『ねえ私ミート頼むからハンバーグ頼んで』
「はいはい」
「は?カップルじゃん」
「知ってるか?あれ付き合って無いんだぜ」
「は?童貞か?俺ちんなら秒でラブホ行ってるわ」
「ねえタケちゃん前から思ってたけど結構喰う方?」
「俺ちんは良さげな後腐れなさそうな女めちゃんこ喰ってた~!最近はあんまし。飽きた」
「こっわ」
「解る~飽きるよね~」
「嘘だろ友哉待ってくれ」
「俺海老グラタンにするわ、兄貴は」
「お前アレルギーだろ食うな。俺はカットステーキな」
「チッバレたか。じゃあカレードリアな、タケちゃんは」
「俺ちんはね~、あ、冷麺にする」
「おけ~呼ぶよ」
向こうが元気に注文する中、こちらはコソコソとあ……これ……はい……お願いします……ども……あ……コーヒーとコーラ二つ食前に……はい……と元気なく注文した。この子達元気ないな?と不良天国に慣れきった店員さんもはてな顔。
『とっきーパフェ頼んでい?』
「食え、食後な」
『ジャンボパフェ食後で!』
「……後から頼むんか?随分少ねぇな」
『ん~久しぶりだからね。胃びっくりしちゃうし』
「そうか、食えたら食えよ」
『うん!』
「ヒィン……」
「名前っち全然食べてなかったもんね……いっぱいお食べ……」
「お前等麻痺してると思うから言うけどな、飯の後にジャンボパフェは全然少なくねえからな」
さて、注文もし終えて名前と十希夫が楽しくお喋りしている。あれだけ生気を失っていた名前が笑ってるだけで涙腺が緩むってのに、ちょっと良い感じの男とご飯まで食べるとか嬉しくて堪らない。いや自分達が本当はその立場でありたかったけれど。それはそれ。クロサーも名前は一応可愛い後輩なので穏やか~な顔をしていた。
入店のチャイムが鳴る。チラ、と見遣ると、お忙しい筈の鳳仙……怪我しまくってボロボロな光政と、お茶目な光義くんである。ウッワ!と黒澤兄弟が顔を見合わせる。タケがなに?と聞けば鳳仙の例の光政くん達、と言えばパ!と顔が明るくなる。
隠密スキルMAXな山田が秒でこの人達知り合いですう~!と突っ込んで手を引いた。なになになに、え?山田?なに?と困惑されたが鬼の形相でお黙り!とと小声で囁いたのでアッハイ……と大人しく着いていった。
「え、クロサー?と……」
「噂の光政ちゃ!」
「山田?」
「加地屋の気狂い」
「えっ阿賀島???」
「よろちっち!」
「あ、はい、よろちっち。え?なに?」
「なんでわし等連れてこられた??」
黒澤兄弟が神妙な顔でゲンドウポーズ。「十希夫と名前が裏でデートしてる」、と言うとズザッ!!と光政がゲンドウポーズを取る。光義がコソッ!と席の裏の方をチラ見。
「え?なに?デート?は?」
「お前等は?」
「こんな面白いもん……間違った目出度いもん見なきゃ損だろ」
「それはそう」
「光政ちゃ~、怪我痛い?だいじょび?」
「だいじょび。痛いけど」
「良かったちゃ~、お話聞いててね~、俺ちん武装は勿論鈴蘭も鳳仙も好きじゃね~けど名前っちも友っちも良い人って言ってたから会いたかったの~えへえへ」
「山田、コイツ、なんか、」
「似てるでしょ」
「名前が男だったらこうだったって事か……?」
「やだ……」
「黒澤何頼んだ」
「俺カットステーキ」
「じゃあシーフードスパゲティ食うわ、光政は」
「阿賀島何食うの」
「タケって呼んで!!!」
「タケなに食べるの???」
「えへへ俺ちん冷麺~」
「そっか~。義兄、俺も冷麺」
「おそろっち~!」
「はいはいおそろっち」
「光政お前タケちゃんの事幼児と勘違いしてない?」
「ちょっと思った」
「言うけどまだ気狂いは継続だぞ」
「マジ?お前福助に聞いたけど野郎共の骨折ったの本当?」
「は?めちゃんこ折ったわ。偉い?」
「ん~~~~~~……偉い」
「えへえへうれちっち」
三男坊とはいえ下に三人弟妹が居るのでそれはやり過ぎ……と言いたいところではあるが、偉い?と屈託なく言われれば強めに言えない。なにせタケ、好意的な人には基本めちゃくちゃ可愛く笑うので。見た目はやべぇけど。あぁ、またタケを可愛がる奴が増えた……と遠い目をしながら山田がクロサーと光義を見る。無言で首を振られた。畜生。再び注文します。
「お待たせしました~、ミートスパゲティのお客様」
『はーい!』
「はい、あとチーズハンバーグですね」
「はい」
「お熱いのでお気をつけ下さい、食べ終わりましたらチャイム押してくださいね」
『はーいありがとうございまーす』
「名前、どんくらいいる」
『一口でいいや。とっきー取ってスパゲティ』
「ん」
「は???アーンしろ」
「なに普通に交換してんだアーンしろや」
「ハンバーグでアーンはヤバくないか?」
「火傷するだろ」
「お馬鹿か兄貴と光義さん。名前の口はそんなに弱くありません」
「名前熱いの好きだもんな~」
「お待たせしました~、お先に冷麺ですね」
「は~い俺ちんとこの人です!」
「はい、あとカットステーキとシーフードスパゲティのお客様」
「あ、はい」
「あ、どうも」
「お熱いのでお気を付けください、カレードリアはもう少々お待ちください」
「はーい」
「えへえへ見て光政ちゃ~サクランボ~!」
「いっぱいお食べ……」
「くれるの~??やった~!!うれちっち!」
「光政、タケちゃん甘やかすのやめて貰えます?」
「いや……無理……同い年だよな?無理……」
「おうタケ、スパゲティ一口食うか」
「やた~!光義ちゃありがと~!!」
「ねえ月光兄弟タケちゃんの事甘やかしすぎでは?」
「つい……」
「お待たせしましたーカレードリアです」
「あ、ありがとうございます」
野郎五人でむさ苦しく飯を食う。光政は口の中が切れてて時折いてっと言っていたが一回言う度タケが痛いの?だいじょび?という顔をするのですっっっごくだいじょび!!!という顔で食べている。笑うしかない。
「んで、結局どうすんだよ」
『とりあえずね~十三今日夜に帰ってくるからね~、ん~。晩御飯は作るの』
「絶対喜ぶだろあの人」
『去年作った時めちゃくちゃ喜んでたからね。ね、包丁使わないやつがいい』
「あー……あぁ、じゃああれ、十三さん餃子好きじゃなかったか」
『めっちゃ好き。事ある毎に餃子』
「切る物俺が切るから、お前他のやれよ。切るのもニラとか位だろ、タネ作れ」
『いいの?』
「おう」
『やった。じゃあご飯は決まり。あ、そういや最近可愛いパンツめっちゃあるじゃん』
「何買う気だお前」
『リラック〇のパンツ』
「地獄じゃねーか。この後買いに行くぞ」
『はーい』
「カップルか?」
「カップルじゃねーか付き合え」
「山田、名前、包丁……?」
「……包丁もナイフもハサミも駄目。刃物全般見れもしねーんだわ今」
「う゛っ」
「十希夫ちゃやるね~!ハンバーグ頼む時箸でって頼んでたもんね~」
「は?スパダリか?結婚しろ」
「十三ちゃと歴代武装に挨拶せにゃいかんけど?」
「やばば……」
十希夫達が食い終わって立ち上がる。さりげなく十希夫が名前の分もお金を払ってあ゛ーっ!と言われ、うるせえうるせえと手をヒラヒラしている。これにはデート観察軍団もにっこり。